パレスチナ・ガザ緊急支援 「天井のない監獄」にいる人々のために

パレスチナ・ガザ緊急支援 「天井のない監獄」にいる人々のために

寄付総額

6,233,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
542人
募集終了日
2024年1月9日

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プロジェクト本文

|第一目標達成の御礼とネクストゴールについて

 

本日、408人以上の方々からご支援いただき、第一目標金額を達成することができました。皆さまからのご寄付に深く感謝申し上げます。

 

人道危機がさらに悪化しているガザ地区での少しでも多くの支援活動を行うため、ネクストゴールを1000万円に設定し、引き続きご支援を募らせていただきます。

 

10月7日以降、ガザ地区に住む2人のパレスチナ人スタッフとの連絡を毎日とり、安否確認をするとともに緊急支援を実施していますが、ガザ地区での空爆が激化してから1ヶ月以上が経過し、日によって連絡が取れないことも多くなってきました。攻撃は続いています。一刻も早い停戦が必要です。

 

いただいたご寄付を活用しながら、被害者の方々の支援をおこないます。皆さま、引き続きあたたかいご支援をどうかよろしくお願いいたします。

ピースウィンズ・ジャパン

2023年11月15日追記

 

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▼ 新着の情報

-11月14日更新:緊急支援の第3弾となる食料・衛生用品の配布を行いました

 

-11月7日更新:ガザ地区での空爆が激化してから1ヵ月が経ちました

11月2日、ガザ市内でスタッフが撮影
11月2日、デール・アル・バラハ県にて

-11月5日更新:ガザ市の避難民に食料を届けました

-10月28日更新:ガザ地区の人道危機がさらに悪化しています

 

-10月28日更新:「それでも、私は絶対生き残ると無理にでも信じようとしている」現地スタッフからのメッセージ

-10月18日更新:「餌も水もあげることができない…」養鶏場から鶏を買い取り困窮家庭に配布

-10月14日更新:現地駐在員が解説 ガザ地区の今

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パレスチナ・ガザ地区

被害者への緊急支援を行います

 

10月7日現地時間の朝7時前(日本時間13時前)、パレスチナのガザ地区からイスラエルに向けて大量のロケット弾が発射されました。イスラエル軍は、これに応戦してガザ地区を空爆し、双方に死傷者が出ています。パレスチナ側の武装勢力がイスラエル側に侵入し、各地で戦闘が続いている状況です。

 

 

 

ピースウィンズは、

いかなる理由があっても武力による暴力には賛同しません

 

ガザ地区からのロケット弾発射とイスラエルによるガザ地区の空爆は、これまでも繰り返されてきましたが、今回はこれまでと規模が違います。

 

ハマス戦闘員がイスラエル側に侵入し、イスラエル兵士を人質にとっていることに対し、イスラエルは「戦争状態にある」と宣言し、状況のさらなる悪化が懸念されます。

 

ピースウィンズは、いかなる理由があっても武力による暴力には賛同しません。 

人々の安全が一日も早く確保されるよう、武力攻撃の停止を求めます。

 

 

寄付金の使いみち 

 

皆さまからいただいたご寄付は、パレスチナ緊急支援に活用します。

 

ピースウィンズはこれまで、ガザ地区にて子どもや若者への支援、また空爆後には被害を受けた市民への緊急食糧配付などを行ってきました。

 

今回も、安全に活動できることが確認でき次第、被害者への支援活動を直ちに実施できるよう、準備を進めています。

 

・被害を受けた方への緊急支援

・食料支援・緊急物資支援

・その他被災地のニーズに応じた支援

・支援に伴う事務局運営費

 

※現地提携団体と活動します。現地の状況によって支援内容・活動内容が変更・追加となる場合があります。

 


第一目標金額:500万円

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。支援活動内容については、現地の状況を調査・把握し、集まった資金に応じた具体的な使用項目については、責任を持ってこのページまたは活動報告を通じて報告いたします。

 

 

パレスチナ・ガザ地区の状況 

 

ガザ地区では16年間、イスラエル政府による封鎖で人や物の出入りが厳しく制限され、「天井のない監獄」と言われています。

 

その結果、経済状況は悪化の一途を辿っており、人口の約半数にあたる若年層の約7割が失業状態にある*1などガザ地区の人道状況は極めて劣悪な状況です。

 

また、毎年のようにイスラエルによる大規模な空爆が行われ、市民が居住するビルや商業ビルなどにも被害がおよび、空爆の度に子どもを含む民間人が犠牲になってきました。ガザ地区沿岸やイスラエルとの境界付近では、ガザの漁師や農夫がイスラエル兵に銃撃される等の事案も日常的に起こっています。

 

このような状況下で、人々は疲弊し、希望を失いつつあります。

 

9月中旬から連日行われていた数百人の若者も参加するイスラエルとの境界地域での抗議運動にイスラエル軍が発砲して犠牲者が出る*2等、イスラエルとガザ地区の間の緊張は今までになく高まっていました。

 

*1https://www.aljazeera.com/news/2023/9/27/gaza-graduates-demand-unrwa-solutions-for-high-unemployment-rate?fbclid=IwAR2nBe1ReqAyf92_mnYC0QkeryB7uUxINEwD0NEQcIzNietbApQqA2YcHQE

*2https://www.haaretz.com/israel-news/2023-09-17/ty-article/.premium/dozens-of-palestinians-protest-burn-tires-on-gaza-border/0000018a-a3d7-de36-ad8f-fbdf76b40000?fbclid=IwAR1vaRc2US6hzvCSfDmkfZuiWeHcaJVwGguxb0APvC0RM0JRiLWasO52mGk

 

 

攻撃の背景、

パレスチナのその他の地域の状況 

 

今回の攻撃の背景には、こうしたガザ地区内の緊張の高まりに加え、聖地エルサレムやヨルダン川西岸地区の状況も含まれます。

 

今年に入ってからはヨルダン川西岸地区の各都市で、イスラエル軍の攻撃が激化していました。本年8月末時点でのパレスチナ人の犠牲者は167人に上り*3、「テロ行為を行った、もしくは計画した」と見なされた多くの人が拘束されています。

 

国際法で不法とされる「行政拘禁」が予防的懲罰的目的で常態化し、その措置に抗議するパレスチナ囚人によるハンガーストライキにより、5月には西岸地区での政治的指導者が亡くなりました。現在も何度目かの長期ハンストを続ける囚人がおり、絶命の危機にあります。

 

また、10月上旬、ユダヤ教の祝祭であるスコット(仮庵の祭り)の期間中に、数千人のユダヤ教徒がイスラム教の聖地であるエルサレムのアル・アクサー・モスクの敷地内に入るという事案がありました*4

 

アル・アクサ―・モスクの敷地は(モスク建造時から)継続してイスラム教の第3の聖地です。その歴史的な事実を尊重して、日本も含め国際的にも「現状維持」が合意されています。合意では、このイスラム教の聖地に他の宗教の信者が自由に入域すること、また敷地内で礼拝行為を行うことは禁じられています。

 

特に、紛争が続くイスラエルとパレスチナにとっては、この聖地の問題は極めて重要で、イスラエル建国によって郷土を奪われ、難民やイスラエル占領下での不当な境遇を強いられているパレスチナ人にとって、死守すべき最後の砦とも言えます。

 

しかし、この敷地内にかつてのイスラエル王国の神殿があったと主張し、神殿の再建を目指すユダヤ教過激派が、近年はより組織的にイスラエル軍の護衛のもとに入域し、さらにはユダヤ教の礼拝行為を実行し、イスラエル国旗をかざすなど、この聖域を奪取する目的が顕著な行為が繰り返されています。

 

それに抗議するイスラム教徒(パレスチナ人)をイスラエル軍が武力鎮圧し、モスク内を破壊するなど聖地への冒涜も繰り返されてきました。

 

国際社会が有効な介入をしないまま、現在の極めて右派のイスラエル政権のもとで着々と目的の実行が目指されており、パレスチナ人ひいては世界のムスリムにとっても聖地が奪われる危機的な状況に直面しています。西岸でもエルサレムでも、イスラエルとパレスチナの緊張は非常に高まっていました。

 

*3https://www.middleeasteye.net/news/palestine-west-bank-deadliest-year-second-intifada*4https://www.aljazeera.com/news/2023/10/4/israeli-settlers-storm-al-aqsa-mosque-complex-on-fifth-day-of-sukkot?fbclid=IwAR31V-2QZbB5sX4ni7dje3LNiIjt-PTxzk9Dsw_0QiFi-ZwPiyWjF0o9DVM

 

 

ピースウィンズが行った

これまでのガザ地区での支援の様子

 

過酷な環境下に生きる子どもたちが少しでも将来に希望を持てるように、2022年9月から2023年4月には、ガザの幼稚園児に対する心理社会的支援事業を行いました。

 

精神的苦痛を抱えている子ども達やその保護者に、セラピー活動やカウンセリングを提供することで、心理社会的支援にアクセスできることを目指したものです。

 

このほかにも現在、若者の就労支援事業、教育施設の太陽パネル設置等による電力事情改善事業を行っています。

 

ピースウィンズは人々の命や尊厳を守り、将来への希望を繋げるための支援を続けてまいります。

 

設備修繕前後の幼稚園の様子

 

自分の感情の表現やコントロールについて学ぶセッションの様子

パペットを使って、友達や周囲の人との接し方を学ぶセッションの様子
ガザに常駐できない私たちに代わって事業を支えてくれるパレスチナ人スタッフ:写真左2人目

 

 

税制上の優遇措置について 

 

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは広島県により認定された「認定NPO法人」です。ピースウィンズ・ジャパンへの寄付は、寄付金控除の対象となります。寄付をされた方には、後日「寄付金受領証明書(領収書)」を送付致します。

  • 寄付金受領証明書(領収書)名義:ご寄付時に記載いただく「ギフトお届け先」を宛名として作成します。
  • 寄付金受領証明書(領収書)発送先:ご寄付時に記載いただく「ギフトお届け先」にお送りします。
  • 寄付の受領日(領収日):READYFORからピースウィンズ・ジャパンに入金された日となります。(2024年3月8日予定)
  • 寄付金受領証明書(領収書)の発送:2024年4月以降を予定しております。

※控除額等の兼ね合いから「1,000円コース」への寄付金受領証明証をギフトとして設定しておりませんが、ご希望される場合には、別途メッセージ機能等でピースウィンズ・ジャパン事務局へお知らせください。

※ピースウィンズ・ジャパンへの寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。

 

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程(PDF)

 

■控除額の計算方法(個人)

※税額控除または所得控除どちらか有利な方を選択できます。

 

◎税額控除(寄付金特別控除)の場合

(寄付金合計額 – 2,000円)× 40%

「(寄付金合計額-2千円)×40%」が税額から控除できます。ただし、所得税額の25%が限度となります。

 

◎所得控除(寄付金控除)の場合

(寄付金合計額 – 2,000円)× 所得税率

「寄付金合計額-2千円」が所得から控除できます。ただし、年間の総所得金額の40%に相当する額が限度となります。また、所得税率は年間の所得金額に応じて異なります。

 

【例】年間30,000円を寄付(広島県の方が、税額控除を選択した場合。広島市以外の場合)

所得税(30,000円 – 2,000円)× 40% = 11,200円

県民税(30,000円 – 2,000円)× 4%(※) = 1,120円

 合計 12,320円の控除

 

※広島市内にお住いの方の場合は4%ではなく2%になります(→広島県の県民税のページ参照)。また、控除には限度額がありますので、実際の税額はケースにより異なります

 

詳しくは内閣府のNPOホームページ広島県のNPO法人情報サイトなどをご覧ください。

 

 

ピースウィンズ・ジャパンについて 

 

日本に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際協力(Non-Governmental Organization = 非政府組織)です。

 

日本に本部を置き、これまでに世界37の国と地域で約160万人の人々を支援してきました。日本国内での社会問題の解決を目的とした活動にも力を入れています。医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」を運営し、国内外の災害被災地で支援活動を行っています。

 

ピースウィンズ・ジャパンのビジョン

人びとが紛争や貧困などの脅威にさらされることなく、希望に満ち、尊厳を持って生きる世界をめざします。

 

ピースウィンズ・ジャパンのミッション

紛争や自然災害などにより、生命が脅かされている人びとに対し、迅速に緊急人道支援を行います。

社会的基盤の崩壊などにより、困窮している人びとに対し、自立のための復興・開発支援を行います。

支援地での活動を通じ、紛争の予防および解決に取り組みます。

支援の必要性に対する情報を発信し、市民の関心を喚起します。

援助システムをより効果的にするための提言を行い、その改善に取り組みます。   

 

これまでの活動実績については、Webサイトからご覧ください。

 

 

 

プロジェクトに関する留意事項

 

●ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

●ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

●寄付金受領証明書(領収書)の名義・発送先は、原則としてご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所となります。 

●なお、ご寄付後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金受領証明書(領収書)をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。 

プロジェクト実行責任者:
大西健丞(ピースウィンズ・ジャパン)
プロジェクト実施完了日:
2024年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

空爆後、安全に活動できることが確認でき次第、現地提携団体を通じてパレスチナ・ガザ地区の被害者への食料支援、物資支援等を直ちに実施します。

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プロフィール

「必要な人々に、必要な支援を」 ピース ウィンズ・ジャパンはこの合言葉のもと、国内外を問わず、あらゆる社会問題に取り組んでいます。 ピースウィンズは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発のNGO(非政府組織)で、大西健丞により1996年に設立され、これまでに世界39カ国で活動してきました。 緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬や猫の殺処分ゼロを目指す動物保護活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くすソーシャルプラットフォームとして挑戦を続けています。

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