大変なことに気づきました。

うえのみえこです。

何をぼんやりしていたのか、手がおかしいことに気づきました。

先のお月見の絵。

左側の女性の手がおかしな方向を向いていて、実際にはありえない形になっているのです。

出版社に原画を送った後だったので、慌てて連絡して描き直すことに。
6月の出版には間に合うらしく、ほっとしました。

でも、のんびりもしておられず、早速取りかかります。

私の描く絵は、水彩色えんぴつが主流です。
ふつうの色えんぴつみたいに色付けした後、筆に水をつけてなぞると、えんぴつの粒子が溶けて絵の具のようになります。

時間はかかりますが、色や筆のなぞり方によって粒子が溶けきらなかったり、完全に溶けてしまったり。
その豊かな表情が好きで、16歳の時に姉からもらった物をまだ使い続けています。

断捨離とは程遠い性格で、

「もったいない、つくも神がついている、バチがあたる、かわいそう…」

などなど周囲が呆れる理由でゴミ箱を免れ、我が家にあるものは活き続けています。

※ちなみに、筆洗は25年ほど前に横浜シウマイ弁当に入っていたタレ容器。