みなさまへご報告
【絵本が「みらいパブリッシング」より商業出版されました】
みなさまのご支援のおかげで、さる6月20日に無事に絵本が出版されました。
全国の書店、またAmazonなどネットでもお買い求め頂けます。
プロジェクト終了から出版までの半年という長い道のりの間、みなさまにはあたたかい励ましや労いのお言葉をたくさん頂戴いたしました。
その支えがあったからこそ、何度も訪れた迷いや挫折を何とか乗り越えることができました。
本当にありがとうございました。
深く深く、熱く、御礼申し上げます。
【結果】
令和4年6月20日(月)に絵本「いっしょにあるく」が出版となりました。
【出版に至るまでの経緯】
(著者・うえのみえこより)
昨年の12月19日に、目標金額を大幅に上回る2,133,000円ものご支援を149名の皆様から頂いたことで、クラウドファンディングは大成功を収めました。
年が明けて1月10日に出版社・みらいパブリッシングと正式に契約を交わし、いよいよ絵本制作に入ります。担当編集者、副編集長、またObu57のメンバーと様々な意見を交えながらも順調に進んでいくように見えたのも束の間、新型コロナウイルスの猛威が社会全体を覆い、著者の介護施設も例外なく打撃を受けました。
対応や人手不足に翻弄され、気がつけば締め切り間近という状況に。
その間もObu57のメンバーや自施設の職員、認知症介護指導者仲間や友人に励まされ、最後はほとんど徹夜状態で、自宅では寝てしまうという理由から、職場で描きあげ、何とか締め切りを守ることができました。
※作るからには、絶対に妥協しない。
※より良い絵本を今自分が出せる力を全て出し切って制作する。
それこそが、私たちを信じて支援して下さったみなさまに出来る、最大にして最高のご恩返しだと思ったからです。
色彩の調整を何度もやり直し、気に入らないページは新たに描き直し、真夜中まで付き合って下さった担当編集者との二人三脚で、ようやく届いた見本品を見た時は感慨深いものがありました。
発売日は6月20日でしたが、それより早く届いた初版本を少しでも早くみなさまにもお届けしたいと、精一杯の誠意を込めて梱包し、できる限り迅速に発送・配布させて頂きました。みなさまにご満足頂けておりましたら幸いです。
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額絵本出版のために使用させて頂きました。
上に添付しております決算報告書にて報告させていただきます。
【リターンについて】
リターン品については、全て発送・配布済みです。
また、座談会についても第一回目を4月26日に、第二回目を6月20日にそれぞれ開催致しました。
【今後について】
私たちObu57は、絵本を商業出版することがゴールではなく、むしろ新たなスタートに立ったと思っています。
絵本「いっしょにあるく」を世の中に広め、認知症への偏見がなくなり、人が人として尊重され、当たり前に生きていくことが叶う社会を目指して、これからも啓発活動に力を入れていく所存です。
そのあゆみはゆっくりかもしれませんが、確実に前を向き、一歩ずつ進めていくことをお約束します。
だから、どうかみなさまも「いっしょにあるいて」ください。
この度は、本当にありがとうございました。
Obu57 メンバー
上埜、川﨑、後藤、長澤、中谷、増井