大阪の高校生とみかん農家の思いを込めたジェラートを販売したい

こんにちは。今回も開発秘話をお届けします。

テンダーボックスさんにご協力をいただき、ついに始まったジェラートの試作。その試作で最初の課題となったのが、原材料となる「みかんペースト」の苦みをどう扱うか、ということでした。「みかんペースト」はみかんの皮までまるごと使用しているため、減農薬・エコという良さがある反面、皮の苦みも味に出てしまっていたのです。また多少の苦みも商品の良さとして捉えることはできますが、何か他の商品にはないオリジナリティも、このジェラートには必要だと考えました。そこで…

大阪の高校生が、大阪のみかんを使用して開発した商品。ここに、もう１つ大阪の「何か」を加えることで、これまでにないジェラートを作ろうと考えたのです！早速、大阪のメーカーが製造する商品を集めました。そして試作品と混ぜ合わせて味を確かめました。そのなかから、ついにピッタリな商品が見つかったのです。それは、オリオン株式会社の駄菓子「ちびっこみかん」でした。

みかんペーストのベースに加えて、アクセントとなって口のなかに訪れるのは、みかんミンツの甘い味。「ちびっこみかん」しかない！という結論に至りました。そうしてオリオン株式会社へ問い合わせを行い、お話を聞いていただくこととなったのです。

しかしながら、ここで思わぬ事態が日本中を襲います。それは新型コロナウイルス感染拡大による休校でした。私たちは学校での活動を行うことができなくなってしまったのです。