大阪の高校生とみかん農家の思いを込めたジェラートを販売したい

こんにちは。第3回目となりました。「和泉みかんまじぇらーと」の開発秘話をお届けします。

アイス系商品で開発することを決めた私たちは、卸売りされている素のアイス商品にみかんペーストを混ぜ合わせるなどして、試作を行いました。「これはいける！」と味を確認し、いよいよ企業交渉です。

企業探しは難航しました。最後の頼みの綱で電話をかけた4社目…。そこでついに、実際にお会いして話を聞いていただくチャンスを得ることができたのです。

協力していただいたのは、奈良県で手作りジェラートの製造・企画・販売、レストラン等の経営をされている「株式会社テンダーボックス」さん。なんと国際ジェラートコンテストで世界6位に入賞された実績もある企業です。

交渉の場では、「アイス」と「ジェラート」の違いについてもお話を伺いました。ターゲットとしている若い世代に届けやすいことや、低カロリー・低脂肪で、果実の特徴も出しやすいといった魅力を知った私たちは、その「ジェラート」で商品化を目指したいと考えました。そして、みかんペーストをお渡しして、試作をしていただくことも決定したのです。

ついに走り始めた商品開発。そうして試作のやり取りを何度か行うなかで、私たちは商品に対して、もう１つ工夫をしたいと考えるようになったのです。