テロリストでない未来を!ソマリア人若者ギャングの社会復帰支援

テロリストでない未来を!ソマリア人若者ギャングの社会復帰支援

支援総額

964,000

目標金額 900,000円

支援者
86人
募集終了日
2015年2月22日

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2015年09月20日 23:36

プロジェクト実施期間終了!

ご無沙汰しております。
プロジェクト開始から半年が過ぎた先日、2回目となる「意識改革プログラム」を実施しました。
また、これをもちまして皆様からご支援いただいた『テロリストではない未来を!ソマリア人若者ギャングの社会復帰支援』プロジェクトが全て終了しましたことをご報告します。
2015年3月から8月までの約半年間、2回の「意識改革プログラム」と「スキルトレーニング」を無事実施することが出来ましたのも、ひとえに皆様のご支援のおかげであると深く感謝しております。

 

 

今回はその「意識改革プログラム」の様子と本プロジェクトに参加した若者ギャング達の“声”をご紹介します。

 

今回の「意識改革プログラム」も、新規参加の若者ギャングだけでなく、前回参加した若者ギャングもスタッフとして参加し、1日目、2日目は現地の識者を招いた講義と議論、3日目は社会貢献活動、そして、最終日には表彰式を行いました。

 

 

1日目は、若者ギャングに関する問題について議論を行いました。若者ギャングを生み出す根本的な要因や近年のケニア警察からの不当な逮捕の現状など、若者ギャングを取り巻く問題について、同年代である日本人と共に、運営スタッフとして参加した若者ギャングが議論をリードする形で議論を進めていきました。

 

(オープンディスカッションにて議論をリードする複数回参加ギャングのヌーメ君)

 

2日目は、1日目に出た若者ギャングを取り巻く問題の中で最も声の大きかった「職がないこと・社会からの差別・教育の欠如・薬物依存」の4つの問題を選び出し、グループディスカッション形式で問題を分析し、その問題に対し若者ギャング自身が取り得る解決策について議論しました。
ディスカッション中、1人の参加者は「1つの大きな問題はソマリア人への差別だ。でも自分たちがギャング行為をし、迷惑をかけているから社会が俺達に悪いイメージを持っていることも確かだ。自分自身が変わっていかなければならない。」と、自身の現状を変えるための解決策を語っていました。
 

(教育を受けるためには、偏見を軽減することが大切だと語っていたアユーブ君)

 

(他の若者ギャングが発表している事項を熱心にメモしているフェイサル君)

 

3日目は、実際に社会に働きかける場として社会貢献活動を行いました。現地NGO職員たちを招き、「社会からの差別」に関する彼ら自身の意見提示を行うとともに、専門的知見から実際にそれらを解消するためにとるべき行動に関する助言を頂きました。

 

(元ギャングで、現在国際NGOで若者ギャングの社会復帰支援に取り組むアブディファタ氏による講演。積極的に社会に働きかけることの重要性を語って頂いた。)

 

(警察からのハラスメントなどの「社会からの差別」に関する意見提示を行うマンディーゾ君。)

 

最終日には、彼らの主体的な行動を表彰する「表彰式」を行い、4日間に及ぶ「意識改革プログラム」は無事終了しました。

 

(彼らの主体的な行動を表彰する修了証の授与)

 

 

今回の「意識改革プログラム」で3回目の参加となる若者ギャングのフェイサル君は、
「JSYO(日本ソマリア青年機構の略称)に出会ってこのプロジェクトに参加して、今まで漠然としか考えられていなかった『自身の状況を変える』ということがどういうことか具体的に見えてくるようになった。そして考え方も変わった。前はドラッグを毎日やっていたけれど、JSYOに出会ってから回数を減らして今ではほとんどやっていない。本当に自分の状況を変えたいと思うようになったんだ。」

と、このプロジェクトに参加した感想を語ってくれました。

 

このように、1回の「意識改革プログラム」と「スキルトレーニング」の実施だけではなかなか成果が出にくい本プロジェクトではありますが、若者ギャングがプロジェクトへ参加回数を重ね、当機構を中心とした社会との良好な関係を築いていくことで、若者ギャングである彼らの社会復帰が可能になると私たちは確信しております。

 

 

(意識改革プログラム最終日の集合写真)

 

皆様にご支援頂いた『テロリストではない未来を!ソマリア人若者ギャングの社会復帰支援』プロジェクトは今回をもちまして終了となりますが、当機構は今後もソマリア人若者ギャングへの社会復帰支援を継続的に実施していきます。

現在、本プロジェクトは「意識改革プログラム」に参加した若者ギャングへのスキルトレーニングの準備をしており、今後並行して彼らの観察を含めたモニタリングも行ってまいります。今後の進捗や成果は、日本ソマリア青年機構のHPやSNS(Twitter、Facebook)でご報告させて頂きます。

 

◆HP (https://jsyo.jimdo.com)
◆各種SNS
・Twitter (@jsyo_)
・Facebook (https://www.facebook.com/japansomaliayouthorganization)

 

また、今回実施した「意識改革プログラム」の内容や成果につきましては、

11月8日(日)18時よりJICA地球ひろばで実施致します「第7回現地渡航活動報告会」でもご報告致します。お時間がある方は、お越し頂ければ幸いです。

 

一人でも多くのソマリア人若者ギャングがテロリストにならないよう、

そして、彼らの積極的社会復帰が達成できるよう、私たちだからこそできるプロジェクトを全力で取り組んで参ります。

 

今後も私たちのプロジェクトを温かく見守っていただけますようよろしくお願い致します。

 

日本ソマリア青年機構

全体代表 永井陽右

 

=====================================
なお、引換券の発送につきましては、5月28日をもちまして発送を完了しております。万が一お手元に届いていらっしゃらない方がおりましたら、大変お手数ですが以下の連絡先までご連絡をお願い致します。

日本ソマリア青年機構
メールアドレス:japan_somalia_jsyo@yahoo.co.jp

=====================================

リターン

3,000


alt

■サンクスレター

支援者
42人
在庫数
制限なし

10,000


alt

■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産2点

支援者
41人
在庫数
制限なし

50,000


alt

■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産3点
■報告会招待
■活動紹介アルバム、感謝状(A4)

支援者
5人
在庫数
制限なし

100,000


alt

■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産3点
■報告会招待
■感謝訪問
■感謝状(A4)

支援者
1人
在庫数
制限なし

300,000


alt

■サンクスレター
■報告書
■ギャングからのサンクスレター
■ソマリア関係のお土産3点
■報告会招待
■感謝訪問
■特大感謝状(賞状サイズ)
■ホームページでの名前掲載

支援者
0人
在庫数
3

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