プロジェクト概要

 

ヒップホップが好きで、夜な夜な広い畑で爆音で音楽を流すのが趣味です。

 

口癖は「やっちゃいましょう!」。農業に救われた、34歳脱サラfarmer。次世代にバトンを渡すことを使命に、日々戦っています。

 

初めまして、中村淳です。茨城県つくば市で日々東京ドーム約2個分の畑を耕し、無化学肥料の有機野菜(年間約50種類)を育てながら、「子供たちの未来農園」という活動を行っています。

→気合の入った公式サイトはこちら

 

ただ、僕は来年でつくばを離れます。今の畑を、農業を志す若い世代に引き継ぐためです。代わりに僕は長野県諏訪市に移り、また新しい土地を開拓します。そんなふうにこれからは、今までの経験をいかして、農業後継者に悩んでいる地域を開墾し、農園を軌道に乗せたら就農希望の若者へバトンタッチする……という、農園開拓・継承に専念したいと思っているのです。

 

今回つくばを離れるのはその第一弾で、引き継ぎ先の若者ももう決まっています。ただ、ひとつだけ課題になっているのがトラクターです。これまでは近隣からレンタルでやってきましたが、限界を感じています。

 

ただ、トラクターは中古のものでも100万円はくだりません。借り入れという選択肢もありますが、せっかく農園を託す若者たちに借金まで託したくないという気持ちがあり、クラウドファンディングに挑戦することに決めました。

 

ご支援いただいた方とも、日本の農業を良くする活動を共有したいと思っています。どうかご応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

つくばの農園を引き継ぐ予定の、米森くん(右)

 

20年後の子供たちに、気持ちよくバトンを渡せるような社会を作りたい。


僕は、1983年生まれの34歳です。脱サラして、6年前に就農しました。

 

「農業の継承」について考えるようになったのは、東日本大震災がきっかけでした。日本の農業の負の側面(高齢化、後継者問題、食料自給率、原発事故……)に目が向くようになり、「次世代に農業を渡す」という志が芽生えたのです。僕自身、6歳になる子供を持つ身ですが、20年後、良い形でこの子にバトンタッチできる農業や社会を作りたいという思いから、「子供たちの未来農園」を設立しました。

 

娘と一緒に楽しくイベント販売

 

■子供たちの未来農園の活動

・子供たちが気軽に農業体験ができるイベント「土にタッチ ~つくばで農にふれ、土に触れ、畑ごはんを味わう~」定期開催

・野菜を通じて正しい食を伝える食育活動

・農業の場を活用して、20代のひきこもりをもう一度社会で戦える姿に変える人材更生事業

・農業がやりたい若者と農業をやって欲しい高齢者をマッチングさせる次世代継承事業

・海外の大学生インターシップの受け入れ

・農業大学生の実習農場

……などなど。

 

中には、ここでの更生事業をきっかけに就職した人もいます。その人の結婚式の招待状には、「本当にありがとう!」と書いてあって、心からこの事業をやっていて良かったと思いました。

 

新規参入が難しいならば、一番大変な部分を僕が担えばいいじゃないか!?

 

このように、若い世代への農業継承に手応えを感じていることもあり、今後はこの活動に専念していきたい、と考えるようになりました。

 

ただ、懸念なのは、新規参入における障壁の高さです。参入してから農業経営を軌道に乗せるまでが、とにかく難しいのです。「会社勤めの方が安定する気がする」と言って辞める人も多いです。僕自身、365日休みなく働き、大切なものを失い、ようやく経営を軌道に乗せることができました。

 

娘が描いてくれた、僕が畑で作業している絵

 

農業大学の学生が、当農園に実習に来て「将来は新規参入で農業がやりたい!」とキラキラした目で語ってくれることもあります。現実的には農大を卒業してそのまま農園を始めることは難しい。だけど、純粋に農業をやりたいと言ってくれる気持ちを消したくない……。

 

そこで思いついたのが、「ならば、一番大変な部分を僕が担えばいいじゃないか」ということでした。農園を開拓して軌道に乗せるまでの部分は僕が担って、そのあと若い世代に引き継いでいく。僕は開拓初期の経験もあるので、初めて農業に触れる子よりは要領よく進めることができます。

 

■手順

①私がこれまでの経験(技術、経営、販路開拓、インフラ整備など)を活かして農業後継者に悩んでいる地域を開拓
②農業が軌道にのり、生活ができるラインになった時点で、農業大学を卒業して新規参入を希望する若者とマッチング

③技術、経営等々の指導期間を経て、農園を継承

④私はまた新たな農業後継者に悩んでいる地域を開拓→軌道に乗れば若者に継承

……ということを繰り返します。

 

若者への継承時には売却や売り上げに伴うマージンは一切発生させません。ただ、地に足をつけて農業を継続することを条件とします。

 

 

次の世代に繋がる仕組みを。そして農業の未来に希望の光を灯したい。

 

その第一弾は、僕がこれまで育ててきた、このつくばの農園の継承です。来年末には、経営権ごと米森くん(26歳)に継ぐ計画です。僕は、2019年1月に、長野県諏訪市の人口30人ほどの限界集落に移住します。

 

ただ、農園を引き継ぐにあたり、どうしてもトラクターを残してやりたいと思っています。農機具は、近所の農家さんとシェアすることもありますが、まだ周囲との信頼関係も築けていないうちは、気軽に貸し借りすることは難しいですし、農業の基本となるトラクターは、自前のものがあると断然効率が良いです。

 

長野の新規開拓する畑の様子(荒れています)

 

ただ、農業の基本となるトラクターは、中古でも100万円。僕の自己資金では難しく、今回こうしてご支援をお願いすることとなりました。

 

農業がやりたくても現実的な問題で踏み切れない20代の若者と、後継者がおらず耕作放棄地が年々増えて困っている地域。僕は、双方を繋ぐパイプを作りたいと思っています。今は僕一人でも、この仕組みと考えに賛同してくれる人が増えれば、若者の受け入れ人数も増えるはずです。


多くの若者が楽しく農業できる時代を作りたい。今回は、まさにその第一歩です。みなさま、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。


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