奈良 常照寺|1300年の歴史をもつ小さな山寺|客殿建設にご支援を

支援総額

5,583,000

目標金額 5,000,000円

支援者
131人
募集終了日
2025年1月23日

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プロジェクト本文

人々が楽しく集える

開かれたお寺を目指して

新客殿の建設にご支援を

 

奈良盆地の南端にあたる高取町にある「日蓮宗常照寺」。小さな山寺ではありますが、近年ではSNSやブログなどでの情報発信にも取り組み、その甲斐あってか檀家さん以外の来訪者も増え始めています。

 

しかし当山にはお越しくださる皆様をお迎えする客間は無く、もともと別の用途(庫裡)として使用していた建物を客間として使用している状態で、それも老朽化が著しく崩れ落ちるのも時間の問題です。

 

そこでこの度、旧庫裡の新客殿への改修事業をおこなうこととなり、その総工費約1,500万円の一部を募るため、クラウドファンディングにて広くご支援を呼びかけることを決意致しました。25年前の本堂再建事業、15年前の山門再建事業に続いての度重なる事業となり、皆様には重ねてのお願いとなりますが、ご支援をお願いする次第でございます。

 

客殿の改修が実現できましたら、客間としての本来の用途はもちろんの事、地元地域の方々にも開放し、習い事教室などでお使いいただき、人々が楽しく集うことが出来るお寺、広く社会に開かれたお寺を目指して参ります。皆様のご支援をよろしくお願い致します。
 

常照寺住職 大原孝宣

 

 

奈良 日蓮宗 常照寺 

 

改めましてページをご覧いただきありがとうございます。常照寺住職の大原孝宣です。

 

 

常照寺は、奈良盆地の南の淵にあたる高取町にある小さな山寺です。宗祖日蓮聖人が南都・高野山遊学の際に逗留された言い伝えがあり、真言宗であった時代の本尊薬師如来座像の体内には、上記の如くの文字が見受けられます。

 

奈良県高取町史には次のようにあります。

和銅年中(708~715)に寺ヶ谷にあり、行基の開山と伝わります。宝治2年(1248)日蓮大士、他同宗の上人の参詣せられた縁故により、元禄2年(1689)に日蓮宗に改めています。江戸中期に高取城主植村公により大改修されています。

 

 

このように歴史のある古刹で、地域の皆様と共に大切にお守りしてきた常照寺ですが、そんな歴史は人知れず埋没していました。もとより檀家の少ない寺ではありましたが、地元を離れる人も多く、少子高齢化の影響も大きく受けて衰退しておりました。

 

私が住職を任された頃は、ちょうどパソコンが普及し始めた頃で、その後も徐々にインターネット、SNSと、新しい技術がでてきた時代です。100年来の衰退に終止符を打つべく、少しでも多くの方に日蓮聖人逗留のお寺常照寺を知ってもらおうと、SNSやブログなどでの情報発信にも挑戦してまいりました。

 

近年ではその甲斐あってか、インターネットで常照寺のことを知ってくださった遠方からの来訪者も少しずつ増え始めています。またイラスト入りの御朱印にも挑戦し、御朱印を求めにいらっしゃる方も訪れるようになり、嬉しく感じております。

 

 

 

当山には、皆様をお迎えする客間もなく…

 

このように、少しずつ来訪者が増えている当山ですが、昔から客間がなく、皆様をお迎えする場所も、行事の際に僧侶に着替えていただく場所もない、といった状況でした。約30年前に寺族で庫裡を新築して使わなくなった旧庫裡を、現在は客間として使用しております。

 

しかし、この旧庫裡は1803年に16代住職のもと建てられたもので、200年以上が経過している建物です。先代住職の頃(4〜50年前)に一部の屋根替えはしておりますが、全体的に老朽化が著しい状況です。

 

 

 

近年のゲリラ豪雨には耐えられない雨漏りがおきており、屋根の上には雨漏り対策のブルーシートが破れたまま垂れ下がっています。南側の土壁は斜めに倒れかけており、四方を取り囲む板壁も反り剥がれ、彼方此方に隙間が生じ、崩れ落ちるのも時間の問題といった状況です。

 

崩れ落ちそうな旧庫裡の現在の様子

 

 

今改めて、旧庫裡を客殿に改修したい


そこで今回、旧庫裡を新客殿に改修する計画を立てております。

 

実は常照寺では10年前にも一度、旧庫裡改築を計画したことがありました。しかし、約25年前(平成10年)の本堂再建事業、約15年前の山門再建事業(平成21年)に続いての度重なる事業であったため、檀信徒への負担も重く、不景気が重なったこともあり、事は成らず終いでした。

 

そんな中、高齢になった総代さんが「人生の最後に全山刷新の姿を見たい」と、なけなしの財を投じる声を上げてくださったこともあり、この度改めて計画をおこすことと致しました。

 

新客殿は12帖の客間に、納戸やキッチン、トイレも備える計画です。客殿としての機能はもちろん、広く近隣地域の方々にも多目的にご利用いただける、使い勝手のよい建物となる予定です。

 

 

 

皆様へご支援をお願いする理由

 

ところが再び計画を動かそうと致しましたところ、10年前からの物価高騰、消費税の税率アップなどで、総費用が10年前の1.5倍の約1,500万円という見積もりとなりました。

 

檀家数20軒程の小さい山寺ですので、これだけの資金を独自で賄うのは難しく、外からのお力添えが不可欠なのです。そこで今回、総工費の一部を募るため、クラウドファンディングにて広くご支援を呼びかけることを決意致しました。どうかこの思いをくみ取っていただき、助けていただきたくお願い致します。

 

新たに客殿を新調できましたならば、客間とした本来の用途はもちろんの事、地元地域の方々にも開放し、習い事教室などでお使いいただきたいと考えています。広く近隣地域の方々にも多目的にご利用いただき、人々が楽しく集えるお寺にしていきたいと思っています。皆様のご支援をよろしくお願い致します。

 

 

 

応援メッセージ

 

笑福亭鶴二(噺家)

 

 

私と常照寺様とのご縁は、お互いの縁が重なり合った第三者的なお寺さんで知り合いました。『袖振り合うも多生の縁』とは仏教の言葉だそうですが、道で知らない人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁であり、ほんの少しの関わりもすべて偶然ではなく縁があって起こるということで、お寺さんや神社さんで落語のお仕事を頂く機会が多い私たち。落語という芸事もお坊さんから始まっている事から、この度、常照寺様の客殿改築のお話しを伺って何かしらお役に立ちたいと声を上げさせていただいた次第です。これまで、常照寺様とのご縁でご住職のお兄様のお寺でも幾度となく落語会の機会を頂き有り難く思っております。今後も常照寺様とのご縁を大切にさせていただき、常照寺様のご隆昌に一助となる事が出来ましたらうれしく思います。私も大いに応援させていただいておりますので、どうぞ皆様のお力を常照寺様に向けていただきますようお願い致します。

 

三木大雲(京都 蓮久寺住職)

 

 

この度、常照寺様より旧庫裡を客殿に改築される事業を伺いまして、同門のお寺さんがご苦労されておられるのを私なりにお手伝いさせていただきたいと応援メッセージを寄せさせていただきました。じつは、この私も自坊蓮久寺の整備事業を行うに当たって、クラウドファンディングを使い、多くの方々のお力添えを頂戴した一人でございます。同じ経験者として、クラウドファンディングの活用に至ったご住職の心持ちは十分理解できます。今現在、日本各地のお寺さんや神社では、活動の土台を支えてくださる信徒さんや檀徒さんが減少し、存続の危機に瀕している神社仏閣が数多くあります。この私たちが生きている世界、社会は人の心によって形成されていると言っても言い過ぎではありません。その正しい心を養う役目を担っているのが、宗教であり神社仏閣なのです。どうぞ皆様、悩みを聞いてくださる神社仏閣が多く存続できますようお力添えを切にお願い致します。

 


●ご留意事項

※目標金額達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
大原孝宣(宗教法人常照寺)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

いただくご支援は、常照寺が客殿建設の費用の一部として大切に使用させていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
自己負担で補います。

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プロフィール

日蓮宗 寂而山 常照寺は、奈良盆地の南の淵に当たる高取町にある小さな山寺です。 地元奈良県高取町史には次のようにあります。 『和銅年中(708~715)に寺ヶ谷にあり、行基の開山と伝わります。 宝治2年(1248)日蓮大士、他同宗の上人の参詣せられた縁故により、元禄2年(1689)に日蓮宗に改めています。江戸中期に高取城主植村公により大改修されています。その後は衰退していったようです。』 このように小さな田舎のお寺ですが、宗祖日蓮聖人逗留の言い伝えがあります。真言宗であった時代の本尊薬師如来座像の体内に上記の如くの文字が見受けられます。このように歴史のある古刹ですが、そんな歴史は人知れず埋没していました。近年では、少しでも多くの方に日蓮聖人逗留のお寺常照寺を知ってもらい、100年来の衰退に終止符を打つべくSNSやブログなどで情報発信の甲斐あってか、檀家さん以外の来訪者も増え始めています。

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リターン

10,000+システム利用料


H|記念品不要の方むけ(1万円)

H|記念品不要の方むけ(1万円)

記念品をお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く再建費用にあてさせていただきます。
ーーーーーー
●御礼のメール
●芳名帳にご芳名掲載(希望制)

申込数
185
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

10,000+システム利用料


A-1|御朱印

A-1|御朱印

●御礼のメール
●芳名帳にご芳名掲載(希望制)
●御朱印

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

10,000+システム利用料


H|記念品不要の方むけ(1万円)

H|記念品不要の方むけ(1万円)

記念品をお届けしない分、いただくご支援をできるだけ多く再建費用にあてさせていただきます。
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●芳名帳にご芳名掲載(希望制)

申込数
185
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

10,000+システム利用料


A-1|御朱印

A-1|御朱印

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●芳名帳にご芳名掲載(希望制)
●御朱印

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月
1 ~ 1/ 12

プロフィール

日蓮宗 寂而山 常照寺は、奈良盆地の南の淵に当たる高取町にある小さな山寺です。 地元奈良県高取町史には次のようにあります。 『和銅年中(708~715)に寺ヶ谷にあり、行基の開山と伝わります。 宝治2年(1248)日蓮大士、他同宗の上人の参詣せられた縁故により、元禄2年(1689)に日蓮宗に改めています。江戸中期に高取城主植村公により大改修されています。その後は衰退していったようです。』 このように小さな田舎のお寺ですが、宗祖日蓮聖人逗留の言い伝えがあります。真言宗であった時代の本尊薬師如来座像の体内に上記の如くの文字が見受けられます。このように歴史のある古刹ですが、そんな歴史は人知れず埋没していました。近年では、少しでも多くの方に日蓮聖人逗留のお寺常照寺を知ってもらい、100年来の衰退に終止符を打つべくSNSやブログなどで情報発信の甲斐あってか、檀家さん以外の来訪者も増え始めています。

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