
プロジェクト本文
▼大切なご家族に会いたくても、いまは会えない。
昨今、病院でも介護施設でも、十分なウイルス対策ができないと安心して面会もできません。
そのため大切な家族に長期間会えない方がたくさんいます。
きっかけはコロナ禍でしたが、抵抗力が弱っているなど病気の状況で面会制限のある人々のために、
仮により強度な飛沫防止対策をすることで、安心して会える機会を作れるなら。
そんな想いから、世界中の「膜」を取扱う私たち太陽工業の挑戦は始まりました。
▼コロナ禍の医療機関/福祉施設でも変わらない毎日を
新型コロナウイルスの影響で社会の在り方が激変し、医療機関では感染リスクを抑えるため
入院患者の方へのお見舞いも制限されています。
お見舞いがストップしている中、残念ながら亡くなられた方もいらっしゃるでしょう。
私たち太陽工業は、「膜」をつかって、やわらかい発想で社会に役立つものを生み出してきた、
ものづくり集団です。
膜を利用し人を護る「パーソナルスペース」を作り出すことで、安心・安全を
ご提供できるのではないかと思い、試行錯誤を繰り返してきました。
その念い(おもい)を込めてできた防護スーツが、「Medicon/メディコン」です。
もっと身近に防護スーツが利用でき、不安な入院生活でも家族とともに、
ホッとできるひと時を提供したい、そう思っています。
そして「暮らしを支えている医療従事者やそのご家族のお役に立ちたい」この念い(おもい)と
メディコンが社会を少しでも明るくできると、私たちは信じています。
▼Mediconクラウドファンディング・プロジェクト第二弾 概要
テレビなどのメディアでも紹介され、製品には共感をいただくこともある一方で、
お客さまからは「是非、導入してみたいのだが費用が賄えない」というお声も
数多くいただく結果になりました。
長引くコロナ禍の影響で、対面での面会をお断りせざるを得ない医療機関や介護施設、
泣く泣くあきらめざるを得ないご家族様は増えていく現実もあります。
「必要とするより多くのお客様に届けたい」という想いと「企業としての事業継続性を担保すること」のジレンマに陥ります。全額弊社負担でメディコンを寄付し続けることは断念せざるを得ません。
そこでクラウンドファンディングで、少しでも一部の製作経費を賄わせていただきたいと思います。
第二弾のクラファンプロジェクトでは香川県内の以下2つの施設さまからのご要望にお応えし、
合計34着のメディコンを届ける計画を立てています。
少しの時間でも対面での面会ができれば、ご家族、患者様は心からの笑顔を
お互いに確認することができる。
一緒にいる「共有空間」を全身で体感することができる。
そんな輪が広がっていくことにより、精神的なストレスも軽減され、
気持ちが少しでも軽やかになることを期待しています。
■目標金額:500,000円
■ご支援の使い道(寄贈個数等詳細):メディコン34着を香川県の施設さまへ寄贈いたします。
■寄贈先施設さま:地域医療機能推進機構りつりん病院 30着
医療法人財団博仁会キナシ大林病院 4着
※各施設への寄贈個数は、事前ヒアリングの元、決定しております。
※本プロジェクトはAll-or-Nothing形式です。
目標金額に到達しなかった場合、寄贈は実施されません。
▼医療機関や介護施設でご家族と患者様をなんとか対面で面会させてあげたい
私たちは1922年創業以来、膜材料を用いた様々な技術を開発し市場へ届けてきました。
膜材料の軽量性、耐久性、遮光性などの様々な特徴を活かし、東京ドームの膜屋根から、
身近な物流用の保冷バッグにいたるまで、法人向けを中心にその製品の幅は多岐にわたります。
膜素材が持つ強度と柔軟性は、「気体」を閉じ込めたり、形を変形・維持したり、
開放することも可能にします。
緊急・災害時に使用される、空気で膨らみ素早く設営できるエアテント「マク・クイックシェルター」等々の製品をこれまで世の中に発表してきました。
これまで膜製品の開発で培ってきたノウハウを活かして、「私たちに何かできることはないか」
という一心で、このプロジェクトは始動しました。
▼メディコン「Medicon」
開発から5ヶ月で、社内のみならず趣旨に賛同いただく医療機関や施設から何回もフィードバッグを
受け、現在ではver.8号まで改良が進み、より安全性、利便性の改善を重ねてきました。
※Mediconは薬機法上の医療機器ではありません。
※本製品は対面時での飛沫を軽減するものであり、ウイルスによる感染防止を
保障するものではありません。
メディコンの品質は生地の性能(医療用のガウンとして衝撃透過性・静水性)の試験で
レベル3に達しています。
▼太陽工業株式会社
代表取締役社長 荒木秀文
当社は膜構造建築などにおいて、膜材に対する高い加工技術と「やんちゃ」とも見える果敢な挑戦心で様々な製品をこれまで創り出してきました。
そして数年前からは世の中に対して、社会や人が抱える様々な課題の解決に
向けた「今までにないもの」を創出し提供することに、存在価値を
見出す方向にシフトしています。
今回のコロナ禍で、世界は大きな変化を迫られ、中でも「人と人が会う」と
いうことの価値が大幅に変わりました。
例えば、”会う”という定義を「視覚+聴覚」に絞るのであれば、ITやデジタルの技術を活用で実現できるようになりました。
これはこれで素晴らしいことです。
但し、学術的な根拠をきちんと調べたわけではないですが、人と人が”会う”ときは、「視覚+聴覚」以外の五感、いわば”ぬくもり”を感じ取るセンサーも発動していると
私は思っています。
お互いにセンサーを発動し、それを感じることで感情が湧きあがり、
「安らぎ」、「心からの笑顔」が生まれる。
そしてそんな笑顔こそが笑顔の連鎖を生むと考えています。
いつの間にかマスクをつけることが当たり前になったように、
どんな状況下でも“ぬくもりのある対面”を実現すること(製品)はできないか。
そして“会う”ことによって人と人の笑顔に触れることで、それを支援する周りの方
(例えば医療従事者や介護従事者の皆様)にも笑顔が生まれ「これ、いいよね」と
言っていただける製品はどんなものか。
こんな考えから製品づくりを急ピッチで進めてまいりました。そして多くの自治体と「災害時応援協定」を締結してきた当社だからこそ、有事の際にも活用されるものを提供できると想定し、今回の「メディコン」の完成に至っています。そして今以上に、いち早く、広く届けていくためには皆様のお力が必要なのです。
今回のクラウドファンディングでは、現場に製品をお届けすることで、
「ありがとう」と「笑顔」を生みだし、ココロが満たされる体験を
感じていただきたいと思っております。
ご支援を心からお願い申し上げます。
▼開発協力業者
株式会社キャピタルメディカ
取締役医師 西村祥一 先生
あらゆる医療資源がひっ迫し、なかでも深刻な防護服不足による医療提供体制への
影響が懸念されている時期にメディコンのアイデアを伺いました。
荒木社長は当初から医療用に加えて、面会用も提供したいと話しをされていました。
従来の防護服は医療従事者でも着脱に知識や練習が必要だったため、一般向けの
快適かつ簡便な防護服は価値あるものだと思い、複数のパートナー病院と共に
開発協力することにしました。
プロトタイプを着用し、要望を伝えることを繰り返したのですが驚くべきはその改善スピードです。
時には数日後に新バージョンを提案いただくことも。
開発者の皆様の多大なる努力が察せられます。
結果、初期から様変わりしていますが医療用として納得いく快適な防護服が短期間で完成しました。
面会用も仕様はやや異なりますが、クオリティは十分保証できるデバイスになっています。
皆さんのご支援により、メディコンを必要とする施設に広く届けられ、
安心して面会できる環境が整うことを願っています。
▼ご留意事項
▽本面会用防護スーツは、すべてのウイルスを防ぐことを保証するものではございません。
▽各自治体への寄贈後の、施設への寄贈実績や運用実績などはプロジェクト終了後に
活動を報告をしてまいります。
▽クラウドファンディングでのご支援は、税制控除にはなりませんのでご注意ください。
▽支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得の
PRのために利用させていただく場合があります。
▽このプロジェクトはAll-or-Nothing形式(支援総額が目標金額に達した場合に限り、
クラウドファンディングが達成)となります。
▽リターンの発送予定月につきましては、製造状況などの影響により、当初の予定より遅れる
可能性がございますので、予めご了承ください。
予定より遅れる場合は、メールにて支援者へご連絡させていただきます。
▽リターンにつきましては制限個数の追加、新たなコースの追加の可能性がございます。
▽支援時にご回答いただく質問項目への回答は、支援確定後は変更できません。
▽リターンの性質などに鑑み当社の判断でご支援をお断りする場合がありますので、
あらかじめご了承下さい。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
▽リターンの転売は禁止させていただきます。
▽お名前掲載のリターンについては、こちら(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載
その他これに類するリターン」をご確認ください。
▽ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
【プロジェクト終了要項】
●寄贈するもの
お見舞い面会者向けメディコン
●寄贈個数
34着
●寄贈完了予定日
2021年8月31日
●寄贈先
地域医療機能推進機構 りつりん病院
医療法人財団博仁会 キナシ大林病院
●その他
寄贈内訳(りつりん病院30着、キナシ大林病院4着)
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プロフィール
1922年創業以来、膜材料を用いた様々な技術を開発し市場へ届けてきました。 これまで膜製品の開発で培ってきたノウハウを活かして、大切なご家族と 心からの笑顔をお互いに確認することができ、ぬくもりのある対面を提供する 「Medicon/メディコン」を開発し、現場にお届けしています。
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リターン
5,000円
活動報告書
●活動報告書は電子データにてEメールでお送りいたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
10,000円

活動報告書とエコバッグ
●活動報告書は電子データにてEメールでお送りいたします。
●メディコンオリジナルデザインのエコバッグ
(色柄は変更となる可能性が御座います、ご了承下さい)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
30,000円

活動報告書とメッシュトートバッグ
●活動報告書は電子データにてEメールでお送りいたします。
●希望者は太陽工業HPへお名前を記載します。
●膜素材を使ったメッシュトートバッグ
(色柄お任せとなりますので、ご了承下さい)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
50,000円

活動報告書とMAKTANK(メッセンジャーバッグ)
●活動報告書は電子データにてEメールでお送りいたします。
●希望者は太陽工業HPへお名前を記載します。
●膜素材を使ったMAKTANK
(色柄お任せとなりますので、ご了承下さい)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
100,000円

活動報告書とMAKTANK(トートバッグ)
●活動報告書は電子データにてEメールでお送りいたします。
●希望者は太陽工業HPへお名前を記載します。
●膜素材を使ったMAKTANK
(色柄お任せとなりますので、ご了承下さい)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
300,000円

活動報告書とMAKTANK(セミオーダーメイド)
●活動報告書は電子データにてEメールでお送りいたします。
●希望者は太陽工業HPへお名前を記載します。
●膜素材を使ったMAKTANK
(お好みの色柄からお選び頂き、セミオーダーでお作り致します)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年10月
プロフィール
1922年創業以来、膜材料を用いた様々な技術を開発し市場へ届けてきました。 これまで膜製品の開発で培ってきたノウハウを活かして、大切なご家族と 心からの笑顔をお互いに確認することができ、ぬくもりのある対面を提供する 「Medicon/メディコン」を開発し、現場にお届けしています。