
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 60人
- 募集終了日
- 2019年12月26日
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プロジェクト本文
終了報告を読む
出雲の国産菜種油を未来につなぐ
ページをご覧いただき、ありがとうございます。影山製油所の影山陽美です。私たちは出雲の地で菜種油を搾り始めて65年になります。昔ながらの圧搾法で、女性が主体となり搾油作業をしております。
出雲地方では、古くから照明用や食用に使われる菜種油の原料用菜種が栽培されており、松江藩の菜種の指定産地にもなっていていました。
各村々に水車等で搾油する油屋さんがありましたが、明治時代以降には、照明がガスや電気に替わり、昭和40年代に入ると、食用油が輸入品に替わられて菜種油の需要が減り、栽培する人が激減していきました。
私たちは、最近まで出雲大社に灯明用菜種油を納めてきましたが、気がつけばたくさんあった油屋はみんな廃業され、中四国地方でも希になってしまいました。
搾油から脱ガムまで化学薬品を一切使用しないで、昔ながらの圧搾一番搾り菜種油の製造を65年続けてきましたが、現在は国産菜種の生産者が減って、原料菜種が入手しにくくなってきました。
そこで私たちは契約農家に原料菜種を栽培してもらい全量買い取る仕組みを築き、国産菜種を原料とした菜種油の製造を続けています。

菜種の自給率は約0.1%。国産菜種確保は生産農家があってこそ!
1956年に32万トンあった国産菜種の生産量は、1971年の菜種の貿易自由化によって減少の一途を辿り、今では3,670トンになり自給率は0.15%。国産菜種の栽培面積は1000ha代に減少しており、国内の作付面積は下記グラフの通り、1930ha(平成30年)にまで落ち込んでいます。
(出典::『平成30年産なたね(子実用)の作付面積及び収穫量』(平成30年12月)(農林水産省統計部)、『貿易統計』(財務省))
現在、原料菜種の99%を輸入に頼っていますが、輸入品は遺伝子組み換えされているものが多く、船で長時間かけて運ばれるため殺虫、殺菌処理(ポストハーベスト)がされていてます。
私たちは、非遺伝子組換えで、農薬を使わない安全な菜種油を安定的に製造するために、国産菜種の生産者と顔の見える関係を築き、毎年生産された菜種を原料として全量買い上げ、菜種油を製造しています
平成20年に、国産の無エルシン酸菜種品種「ななしきぶ」「キラリボシ」の育成者権に係る通常利用権を国立研究開発法人農業食品産業技術総合研究機構から受託し、原種の生産管理を行っています。
1年目は他品種と交雑しないように自社の隔離圃場のネットハウスで隔離栽培をし、採種します。次の年、その種子を原種増殖ほ場で他品種や他のアブラナ科野菜の花粉が混入しないように厳重に管理して増やします。
3年目に、当社と播種前栽培契約を結んだ農家に種子を提供し(種子は毎年更新)、翌年、できた菜種を全量買い上げます。ここまで4年の歳月を要します。
こうして手間暇のかかる国産菜種を毎年生産してくれる農家を確保するため、再生産が可能になるよう国内最高値で買っています。
国産菜種を原料として製造する私たちの菜種油は、搾油・精製過程で化学薬品を一切使わず、高温に遭わせないため、菜の花色で特有の香りがあり、菜種が本来持っているビタミンE(トコフェロール)が100g中70mgと豊富です。
また安心してご使用いただくために、瓶毎に生産者名を貼付しています。
安全安心な国産菜種油造りを継続・拡大へ
現在は島根県出雲市斐川町、滋賀県高島市、鳥取県大山町の契約農家と協力して国産菜種の栽培を進めています。これらの契約農家の方々は、菜種を栽培したいと手を挙げてくださったり、私たちからお声がけして、影山製油所の原料菜種の生産者になってくださいました。
この契約農家のシステムを継続していくためには、農家が来年も菜種を栽培してくれることが必須条件です。そのためには毎年生産された菜種を高値で買い入れ来年も栽培しようという再生産意欲を持ってもらうことが重要です。
今回のプロジェクトでは、出雲大社の灯明にも使われていた菜種油の原料を島根県出雲市の宍道湖西岸地域で継続して生産してもらうと共に、より多くの方々に出雲の菜種油を使用していただくために、菜種栽培面積を拡大していきたいと考えております。
特にこの地域では北海道等のように単位当たり収量が多くなく、一般的な原料単価では農家が継続的に菜種を栽培することが困難な状況です。
そこで皆様からのご支援で種子からこだわって栽培してもらった菜種を一般流通価格のほぼ2倍の価格で買い上げて農家の経営の安定を図って行きたいと考えております。
今回の皆様のご支援は、今年分の原料生産者に渡す原料代として大切に活用させていただきます。
出雲の菜種油をこれからも多くの方に届けていきたい
今後も、非遺伝子組換えの無エルシン酸品種菜種を圧搾一番搾りした安全な「出雲の菜種油」造りを支える原料生産農家に、継続して安定的に菜種を栽培してもらえる体制を作ってまいります。
また、新たな栽培農家の発掘により菜種栽培面積を拡大し、輸入の遺伝子組換え菜種油と一線を画した「出雲の菜種油」の生産量を増やし、国内で安心安全な菜種油を求めるより多くの方々に私たちの菜種油をお届けしてきたいと思います。
ページをご覧いただいた皆様にもぜひ「出雲の菜種油」のすばらしさを知り、広めていただき、その結果として菜種栽培面積の拡大を図っていけたらと考えております。
安心安全な菜種油製造の継続のために、皆様のご支援、応援をよろしくお願いいたします。
リターンについて
今回はご支援のリターンとして、原料生産者名を貼付した出雲市産菜種100%の圧搾一番搾り菜種油をお届けします。
弊社から提供した「ななしきぶ」の種子を播いて島根県出雲市斐川町の(農)トムTOMファームで生産された菜種100%を原料にして圧搾法で搾った一番搾り菜種油。化学薬品は一切使用せず脱ガムも斐伊川の伏流水のみを使用した安全な菜種油です。
製造過程で高温に遭わせていないため菜種が本来持っているビタミンE(トコフェロール)が100g中70mgと豊富で酸化し難く腰の強い油で、廃油として捨てずに最後まで使い切れます。
特に、「生搾りキラリボシ」は菜種のキラリボシという品種を焙煎せずに搾った菜種油です。毎年種子更新をして原料生産者名を貼付した「生搾りキラリボシ」は他では珍しい菜種油で品種特有の甘みが有りパンに塗ったりサラダのドレッシング用としてオリーブオイルと同様に使えます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
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リターン
5,000円
お礼のお手紙
■お礼のお手紙をお送りします
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
10,000円

出雲の菜種油460g
■出雲の菜種油460g1本
農研機構から無エルシン酸の菜種原種を利用する許可を得て他のアブラナ科植物と交雑しないように自社の隔離圃場で原種を隔離栽培し、出来た種子を増殖してから契約農家に提供し、生産された菜種を原料として圧搾一番搾りした菜種油です。
化学薬品一切不使用。水のみで脱ガムしているため菜種が本来持っているビタミンEが豊富で酸化し難いため、天ぷらを揚げる場合はサラダオイルのように2~3回で捨てることなく、天かすを取り除いて最後まで使い切れます。(廃油の出ない油です。)
天ぷらを揚げる人も食べる人も胸やけしない油です。
- 支援者
- 30人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
15,000円

出雲の菜種油920g
■出雲の菜種油920g1本
農研機構から無エルシン酸の菜種原種を利用する許可を得て他のアブラナ科植物と交雑しないように自社の隔離圃場で原種を隔離栽培し、出来た種子を増殖してから契約農家に提供し、生産された菜種を原料として圧搾一番搾りした菜種油です。
化学薬品一切不使用。水のみで脱ガムしているため菜種が本来持っているビタミンEが豊富で酸化し難いため、天ぷらを揚げる場合はサラダオイルのように2~3回で捨てることなく、天かすを取り除いて最後まで使い切れます。(廃油の出ない油です。)
天ぷらを揚げる人も食べる人も胸やけしない油です。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
30,000円

出雲の菜種油セット(中)
■出雲の菜種油セット(中)
出雲の菜種油460g2本と生搾りキラリボシ270gを化粧箱に入れた詰め合わせです
農研機構から無エルシン酸の菜種原種を利用する許可を得て他のアブラナ科植物と交雑しないように自社の隔離圃場で原種を隔離栽培し、出来た種子を増殖してから契約農家に提供し、生産された菜種を原料として圧搾一番搾りした菜種油です。
化学薬品一切不使用。水のみで脱ガムしているため菜種が本来持っているビタミンEが豊富で酸化し難いため、天ぷらを揚げる場合はサラダオイルのように2~3回で捨てることなく、天かすを取り除いて最後まで使い切れます。(廃油の出ない油です。)
天ぷらを揚げる人も食べる人も胸やけしない油です。
「生搾りキラリボシ」は無エルシン酸品種キラリボシを菜種(ななしきぶ)同様自社の隔離圃場で原種を隔離し、増殖した種子を契約農家に提供し、生産された菜種(キラリボシ)のみを原料にして焙煎せずに生で搾った他では珍しい菜種油です。
パンに塗ったり、サラダに掛けたり、そうめんに掛けたり和洋中華料理に幅広く使えます。
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月