2022年度CF「減り続ける介助犬に歯止めを。」終了報告
ご支援者の皆様
日頃より社会福祉法人 日本介助犬福祉協会をご支援いただき誠にありがとうございます。
2022年度10月からスタートしたクラウドファンディング「減り続ける介助犬に歯止めを。今こそあなたからのご寄付が必要です!」の事業(決算)が無事終了いたしましたのでご報告いたします。
2022年度は、二組の介助犬ユニットが誕生し、「夢だった介助犬との生活」をスタートさせるお手伝いが出来ました。介助犬が彼らの生活の不便を少しでも解決してくれることでしょう。また、令和4年度は当協会の引退犬が出ておりませんので、団体単位で見ますと介助犬実働数をプラスにできましたが、残念ながら全国の実働数でみますとマイナス1頭となっております。この現象を1日でも早く食い止められるように頑張って育成を促進させるべく新しい支援先も見つけつつ前進して参ります。その他、現在は介助犬候補の3匹の小型〜中型犬の子犬を飼育中です。今後もどんどん犬が増える予定になっていますので楽しみにしていてください。
↑元バレーボール女子日本代表の大林素子さんに介助犬デモをご覧いただいている様子
↑介助犬候補犬たち
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続きまして、会計報告的な内容をご報告いたします。
今回のクラウドファンディングで集まった寄付金6,788,000円
活動収入計21,886,140円
活動支出計27,735,201円
差額はマイナス5,849,061円
もちろん、支出にはクラウドファンディング時にも記載させていただきました以下の項目のものが含まれており、皆様からのご支援は全額以下の経費の一部として活用させていただきました。
●人件費
●車輌費
●旅費交通費
●餌代、サプリメント費、シャンプー、その他消耗品、トリミング費用等
●施設設備費、
●冷暖房費、水道費、
●人件費が掛かるもの
●通信費
●交通費(ガソリン代や高速道路料金)
●教育指導費
●研究費
●介助犬認定審査委員費用等
決算書(R4年 資金収支計算書)の詳細については、下記リンクからご覧いただけます。
https://kaijoken.or.jp/data/media/kaijoken/page/gaiyo/R4_shikinshushi.pdf
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収支は約584万円のマイナスとなりましたが、もちろん介助犬はしっかりとお届けいたしました。
↑待機期間2年を経て介助犬ユーザーに!
↑念願だった介助犬との生活をスタートさせたユーザーさん
また、今年度(令和5年度)は、7月に新理事長の藤田英明をお迎えしまして更なる発展を目指して頑張って活動を進めて参ります。秋以降には素敵なお知らせをお届けできるかもしれませんので楽しみにしていてください。そして、このクラウドファンディングを実行させていただきました川崎(前理事長)は、今まで同様に介助犬の育成、認定、普及啓発に努めて参りますので引き続き宜しくお願い致します。
介助犬ユーザーさんの笑顔、本当に素敵です。私たちにとっては、介助犬が家に来た時のユーザーさんの笑顔が何よりのご褒美です。これからもどんどん頑張ってまいりますので引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人 日本介助犬福祉協会
nikaf association
クラウドファンディング実行者 川崎元広