先日の5月28日(日)の活動日には、2月のシンポジウムに参加され、初めて弊会の活動を知った高砂市在住の若ご夫妻が初参加されました。
参加されたYご夫妻は、「加古川に別府鉄道という鉄道が走っていたといことも知らなかったのですが、シンポジウム参加以降素敵な活動なのでいつかは参加できればと思って、今回参加できても良かったです」とおっしゃっておられました。

今回の活動日は、初参加のYご夫妻を交えて、参加メンバー全員で錆落としと錆止め塗布を行いました。

やはり市民の方が実際キハ2号を見ていただき、ふれていただき実際の修復作業を体験いただきながらキハ2号を残す意義を体感いただける市民参加型の活動を最も重視しているところです。またこの考え方が我々の活動の原点でもあります。

保存車両を将来に渡って残すためには確かに技術や知識、設備をも大切なことではありますが、それ以上に、地元の皆さんに残すことの意義や目的をしっかり理解いただき、将来に渡って維持していただける人作りや体制作りがまず無くては将来に渡ってキハ2号を維持メンテナンスを行って残していけなくなります。 つまり市民の皆さんにキハ2号を愛していただくことがまずは第一歩だと考えております。

そういった方々を市民の中でひとりでも多く増やしていかなかければなりません。弊会の運営形態は加古川市が管理・保存しているキハ2号を修復支援する市民活動を支える事務局機能としてそういった心ある方々の活動の母体として機能し、有志市民ボランティアの登録メンバーによるオープンな活動をおこなっております。

各地の保存団体(特に特定のメンバーによる趣味団体等)でもこれを怠っため会組織として抱え込んだメンバーだけの運営で、メンバーが高齢化して、維持する人がいなくなってしまい保存車両も消え去ったという不幸な事例も数多くあります。
全国の鉄道ファンの中でもキハ2号を愛していただける方々がいっぱいおられるほどキハ2号は希少価値の高い人気の車両であることも事実ですが、終焉を迎えたこの地で静かに市民の皆様にあたたかく見守られて安住をさせてあげたものです。今後、本格修復にあたっては我々の活動主旨に理解と賛同をいただけること等他を条件に保存に関する知識や経験をお持ちの方によるボランティア登録メンバーもあらたに別編成を視野に検討してまいりたいと思っています。

 

そのほか、当日は専門業者様による別府港側のキハ2号前面の本格修復に向けての先行試作評価目的の作業を行いました。劣化が激しく再生不可能のウインドシルという部分の試作品をあらためて作成し、本格修復にむけての実装確認や作業方法のシュミレーションなどを行うことができました。

あらためて、今回の活動は気持ちの上で大きな本格修復の第1歩という感が強く、溶接のスパークがある意味感動的でした!

 

主旨に賛同いただいた鉄道保存団体の有志の皆さんのアドバイスや現地作

業応援等をいただきながらここまで来るのに4年。重みを感じます。

今回の作業でも時間はかかりますが、自分たちの手で、少しずつ状態がよくなるキハ2号を目の当たりにした皆様の笑顔に色々苦労ありますが少しホッといたしました。今後も引き続き多くの皆様にプロジェクトに支援をいただければありがたいです。

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