先日、今回もご支援もいただき、

お世話になっている先輩から

 

「録画映像などを使えば、授業料はもっと安くできるのではないか?」

 

という率直なご指摘を受けました。

確かに、動画授業を取り入れれば費用自体を圧縮することは可能だと思います。

各社が開発している映像授業のアプリの考え方にも私は賛成です。

費用は抑え、学習に取り組みやすい仕組みづくりは、大変勉強になります。

 

それと比べると、けやき塾をはじめ多くの地方都市の学習塾では

ほぼすべて対面の講師による授業を行っている為

費用コストは決して安くないかと思います。

 

 

 

ですが、普段仙台の学習塾で働いていて肌身感じることがあります。

それは活字にすると誤解を招く表現かもしれませんが、

塾に来る子どもたちは

 

「信頼できる他人に、叱咤激励されたい」

 

欲求があるのではないかということです。

 ■やらなければいけないのは分かっていても、家でひとりでは動けない

 ■授業を聞くだけでが疑問点が溜まり、その場で質問できないと伸びない

 ■基礎の反復やくりかえしが習慣化できていない

そんな潜在的な問題点を抱えて多くの子は塾の門を叩きます。

そういった子は、「そんな今の自分を誰かに助けてほしい」と思っているように

感じられるのです。

 

 

 

ですので塾では、頑張る理由をきちんと伝え、

前向きに動き取り組む子達が目の前にいる環境に、良い意味で巻き込みます。

ときに厳しく叱ったり、大げさなくらい誉めたりしながら

“感情を動かす為の会話”をして授業や指導をすすめます。

親や学校の先生ではない、親しみやすい関係(僕はナナメの関係と呼んでいます)にいる塾の先生に言われる言葉は

「身近なヒーローの言葉」として響きます。

数ヶ月たつと、生徒の行動や性格が変わってきます。

親がびっくりするほど、熱心に動く子もでてきます。

そうして、多くの子どもたちが「学力以上の収穫」を得て受験を終え、

卒塾していきます。そういった体験すべて含めたものが、

いわゆる「塾の授業」だと考えています。

 

もちろん、無理強いになってしまってはダメなので、

本人の性格動向や個人差を気にかけながらの指導にはなりますが、

塾生に対しては、

受験を通じて、たとえ嫌なことでも前向きに困難を乗り越えられるチカラを手に入れてほしい―――と思っています。

 

 

 

勉強や受験は、「大切な誰かを守る為」に取り組む。

 

 

 

とりわけ、小学校高学年で被災した今年の受験生たちは、

多くを我慢し、不条理な経験もしてきました。

そんな子たちだからこそ、あきらめる癖がついた人にはなってほしくありません。「困難は、乗り越えられる!」

「自分次第で周囲にも良い影響を与えられる!」

そう信じられる大人になっていってほしいと願います。

 

のこり4日、私自身もあきらめたくありません。

皆さんのご支援に頼らざるを得ない状況でお願いばかりで申し訳ありませんが、

どうか、ご支援をよろしくお願い致します!

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