
寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 529人
- 募集終了日
- 2021年11月30日
#3 抱樸の「子ども・家族marugoto支援」とは
引き続き多くの方からご支援をいただいております。本当にありがとうございます。
私たち抱樸は、2013年から困窮世帯や社会的孤立状態にある世帯の子どもたちの支援事業を行ってきました。子どもたちへの学習支援を中心にしながら、困窮の連鎖そのものを断ち切るために、子どもだけでなく家族に対しても包括的かつ持続的な支援を目指して活動をしています。
生活に困り抱樸に相談に来られた方の中には、「子どもの時に学校に行けなかった」「昔から家に居場所がなかった」「親を知らない」という話をする方がよくいます。子ども時代の経験は、その後の人生を大きく左右するものです。しかし、「子どもの貧困」が7人に1人とも言われ、貧困が親から子に連鎖している現在の状況では、親の責任を求めたところで問題は解決しません。社会全体が子どもたちのことを気にかけ、支える必要があります。
子ども時代から色々な人や物事に触れることで、人生の選択肢が広がるのではないか。子ども時代に「誰かから大切にされた」という経験を持つことで、自分のことを大切に思え、そして誰かのことも大切に思える人になるのではないか…。そのようなことを考えながら、私たちは子どもたちが家庭や学校だけでない「社会」に触れるためのプログラムやレクリエーションも行なっています。
今回は、そんな抱樸で行っている子ども支援の様子を少しご紹介いたします!
集合型学習支援「スイトレ」

2013年、子どもたちへの学習支援をスタートさせました。学校や家庭の環境といった様々な事情により勉強したくてもできない状況に置かれてしまう子どもたちの学習支援を無料で行なっています。
集合型の学習支援「スイトレ」では、大学生や社会人のボランティアにも協力してもらいながら、宿題や受験勉強のお手伝いをしています。このスイトレは、多くの子たちにとって親や家族以外の大人と話せる場所、安心できる居場所にもなっているようです。
コロナの期間は、Web会議アプリのZoomを使って、子どもたちが仲間と話せる機会を作りました。「スイトレ」ならぬ「ズイトレ(Zoom)」です。このズイトレでは卒業して就職した子どもたちや県外に引っ越した子、学習ボランティアのOBなど、なかなか会えないメンバーが参加し、話ができたという思わぬメリットもありました。たくさん苦労をしてきた子たちが立派になった姿を見られると、いつも感動してしまいます。
訪問型支援(相談支援、学習支援、生活支援)

様々な事情から集合型の学習支援に出てこられないような子どもたちには、家庭訪問による学習支援も行っています。
訪問を続けていると、子どもだけでなく親との関係も作られていくので、家庭全体の生活支援につながることも多々あります。ママやパパから医療、体調、生活、学校、お仕事の悩みなどを聞き、私たちにできることはないか一緒に考えます。中には引っ越しのお手伝いをすることもありました。
ひきこもり状態にあった子が、訪問を続けていく中で、高校に進学、卒業後はアルバイトをして学費を貯め、夢だった専門学校に入学し…遂には海外留学!といったことも。子どもたちは、みな力を持っていて、その力を発揮する時を待っていてくれているんだなぁ、と感じる日々です。
社会参加支援(イベント)

体験の機会が少ない子どもたちの「思い出づくり」のプログラムとして、一緒に釣りや海水浴に行ってみたり、クリスマスや夏祭りなど季節のイベントを行ったりもしています。2月の節分の際には、みんなで恵方巻を食べた後に豆まき! 子どもたちの中には殻付き落花生が初めてで、殻付きのままかじりついた子もいましたが、すぐに「これおいしい~!」と言い次々に落花生を口に運んでいました。子どもたちが色々な「初めて」に出会う姿を見ることは、とても嬉しいことです。
こんなエピソードもあります。成人式に参加できなかった子に対して、「晴れ着を着てみたい子に…」とボランティアの方が着付けをしてくださいました。なかなか感情を表せなかった子ですが、髪のセット、着付けが出来上がり、写真を撮ってもらうときには、感動で涙をこらえていました。その後、自分を育ててくれた(足が不自由で一緒に来られなかった)お婆ちゃんに晴れ姿を一目見せてあげたい…と本人が希望したため、急遽自宅まで見せに行くことになりました。その車内で「いろいろあったけど…今が一番幸せ」と語った彼女の言葉が今でも私たちの励みになっています。
皆様の応援が必要です
2021年度4月時点で私たちは 113名 の方を対象にmarugoto支援をしています。
実際の現場では、まとめきれないほどの出来事が次々に起こり、それに少ないスタッフで対応するという奮闘の日々を送っています。また、子どもたちが成長しても、そこで支援が終わり、というわけではありません。大人になった彼・彼女らに対し、「困った時にいつでも助けを求められる場所」として繋がり続けていくためにも、引き続き皆様からの支援や応援をどうぞよろしくお願いいたします!
ギフト
1,000円
1,000円コース
■お礼のメール
■オリジナル缶バッチ
■オリジナルポストカード
■寄付金領収書(メールにて送付)
※個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
※寄付金領収書は、2022年1月末までにお送りします。
- 申込数
- 140
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
3,000円
3,000円コース
■お礼のメール
■オリジナル缶バッチ
■オリジナルポストカード
■寄付金領収書(メールにて送付)
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- 申込数
- 165
- 在庫数
- 制限なし
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- 2022年3月
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- 2022年3月
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3,000円コース
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※寄付金領収書は、2022年1月末までにお送りします。
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