寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 529人
- 募集終了日
- 2021年11月30日
【抱樸の子ども支援】子どもの貧困が7人に1人と言われる今、求められる支援の形とは
2021年、抱樸(ほうぼく)では、親による料理の準備が難しい家庭環境で暮らす子どもたちに調理の方法を教え、子どもたち自身の生活力を育てるための支援活動に取り組むため、クラウドファンディングでご寄付を募らせていただきました。
その結果、500人を超える皆様のご寄付をいただきました。改めて深く御礼申し上げます。
皆様からのご寄付により、40台の電気鍋を購入し、一つ一つ手渡しで子どもたちのご家庭へお渡しすることができた他、電気鍋での調理実習も行うことができました。
その後も抱樸では、子どもたちが家庭環境によって未来の選択を制限されることがなくなるよう支援を続けてまいりました。
その活動の続きとして、「まち全体で子どもを育てる」という子ども支援のあり方を 「希望のまち」プロジェクトを通じて実現できるよう、子ども支援の取り組みをより一層大きく加速していくことに決めました。
|「家庭」を知らない親。引き継がれる貧困の連鎖
現在、子どもの貧困は7人に1人と言われています。私たち抱樸が支援している子どもたちの中には、一日3食を十分に食べられていない世帯もめずらしくありません。
それは「親に料理を作ってもらえない」、「家に居場所がなく、ほぼ家に帰れていない」など、生活習慣の基盤が家庭にないというところに理由があります。また、さまざまな理由により子どもたちが家族を支える存在になっている状態で課題が複雑化しています。
そういった世帯の保護者の方に話を聞いてみると、保護者自身も「子どもの時に学校に行けなかった」「昔から家に居場所がなかった」「親を知らない」という話をする方がよくいます。
生まれる家を子どもは選べません。一方で、親の責任とも言い切れません。親自身が「家庭」を知らないケースが多いからです。
家族や地域、職場など、これまで私たちの生活を支えていたさまざまな縁が細くなり、家族が孤立した結果、「家庭」の経験や愛情を受けることの難しかった環境で育った子どもが親になり、どうしていいか分からないまま子どもに困難が連鎖しているのです。
|ほうぼくが子ども支援を始めたきっかけ
抱樸といえば「ホームレス支援」と思い浮かべる方も少なくないかもしれませんが、実は2013年から困窮世帯や社会的孤立状態にある世帯の子どもたちの支援事業をはじめています。
「ハウスレス(経済的困窮)」と「ホームレス(社会的孤立)」の両面を支える活動を続ける中でホームレス経験のある相談者の約6割が中卒、また、約4割は知的障害があるにもかかわらず、幼少期に発見されないまま成人していると分かりました。
貧困を生み出している原因は、家庭環境や生い立ちの影響が大きいとわかり、連鎖を根本から断ち切るために、”子どものときから”の支援に踏み出しました。
上記の通り、親自身も育てられた経験がないのに「親だろう」と責任を求めたところで問題は解決しません。抱樸では、子どもたちへの学習支援を中心にしながら、子どもだけでなくその親や家族に対しても必要があれば求職や医療、介護的なご相談を受けたり、ただ話を聞いたりなど、世帯まるごとの支援を大切にしています。
そして今回、「希望のまちプロジェクト」では、まち全体で子どもたちや親のことを気にかけ、家庭全体を支える仕組みを目指していきます。
|全世代が集まる 「希望のまち」で ”相続の社会化” を目指す。
希望のまちの拠点となる建物では「子どもの居場所」や「学習支援」だけではなく「地域の方々の日常生活のサポート」、「地域交流の場の提供」など、子どもからご年配の方までの全世代が、誰でも利用できる交流空間が整備されます。
あるべき「社会的相続」(金銭だけでなく、親から大切にされたといった経験など)が成立していない人が増加していく社会の中で、希望のまちではまち全体での「相続」を起こします。社会的な経験が不足している親や子ども達へのサポートをまち全体で行うことで「相続の社会化」を目指します。
希望のまちで行う支援の一部をご紹介します。
●誰でも学べるきぼうの学校ー子ども・家族まるごと支援センター
困窮世帯の子ども達の学習支援を行います。学習のできるスペースを設け、家ではなかなか勉強のできる環境がない子ども達の学びと生活を支えます。
勉強が苦手な子も、ただなんとなく来れる場所もあります。家と学校以外の居場所を作ります。なかなか外に出ることができない子ども達の家には支援員が直接訪問し、学習支援を行います。
訪問をきっかけに、家庭全体の課題が見つかることも多々あります。子どもだけでなく、家族全体に対する生活支援も行います。
●放課後デイサービス
障害のある子どもや発達に特性のある子どもたちのための福祉サービスです。放課後や長期休暇の居場所として利用することができます。個別の支援や集団での学び・遊びを行います。
希望のまちの放課後デイサービスでは、地域の方とも交流することで家や学校以外の「知り合い」をたくさん作ることができます。
|赤の他人でも、教えられることはある
この希望のまちで子どもたち自身の「生きていくための力」を育み、子どもたちには信頼できる大人の存在を知ってもらい、それをさらに次世代に繋げていきます。
「血縁でなくても、赤の他人でも、親の代わりに教えられることはある」その思いで子どもと家族の支援に取り組んでいきます。
希望のまちに訪れる子どもたちとの新しい繋がりをより大きく、強くするために、みなさんの希望のまちへの”ご参加”をお待ちしております。
(2023年12月25日23:00まで)
"ひとりにしない"支援の集大成へ
ご支援・応援のほどよろしくお願いいたします!
詳細はこちらをクリック
▼
ギフト
1,000円
1,000円コース
■お礼のメール
■オリジナル缶バッチ
■オリジナルポストカード
■寄付金領収書(メールにて送付)
※個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
※寄付金領収書は、2022年1月末までにお送りします。
- 申込数
- 140
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
3,000円
3,000円コース
■お礼のメール
■オリジナル缶バッチ
■オリジナルポストカード
■寄付金領収書(メールにて送付)
※寄付金領収書は、2022年1月末までにお送りします。
- 申込数
- 165
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
1,000円
1,000円コース
■お礼のメール
■オリジナル缶バッチ
■オリジナルポストカード
■寄付金領収書(メールにて送付)
※個人によるご寄付で「寄付金控除」を受けるためには、年間2,000円を超える寄付が必要です。
※寄付金領収書は、2022年1月末までにお送りします。
- 申込数
- 140
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
3,000円
3,000円コース
■お礼のメール
■オリジナル缶バッチ
■オリジナルポストカード
■寄付金領収書(メールにて送付)
※寄付金領収書は、2022年1月末までにお送りします。
- 申込数
- 165
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
ほうぼくサポーター募集!「ひとりにしない」社会を一緒に作りませんか
- 総計
- 26人
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
- 総計
- 299人
難病「多発性嚢胞腎」 新規治療薬開発の基礎研究に対するご支援を
- 現在
- 13,497,000円
- 寄付者
- 473人
- 残り
- 5日
【施設大改修】小さな図書館を救え!子どもと本の幸せな出会いのために
- 現在
- 41,080,000円
- 寄付者
- 1,122人
- 残り
- 7日
貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
- 総計
- 90人
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
- 総計
- 178人
緊急支援|中国チベット自治区の地震被害へのご支援を
- 現在
- 1,020,000円
- 寄付者
- 143人
- 残り
- 66日