【プロジェクト終了報告】ご支援ありがとうございました。
「こころの病に苦しむ子どもたちの退院の不安を和らげ社会への橋づくりを」
プロジェクト終了のご報告
7月17日に公開した「こころの病に苦しむ子どもたちの退院の不安を和らげ社会への橋づくりを」プロジェクトは、公開期間の約2か月の間に、212名という多くの皆様にご賛同いただき、目標金額を達成することができました。
改めまして、この度、温かいご支援を賜りました皆様に深く感謝を申し上げ、プロジェクト終了の報告とさせていただきます。
●クラウドファンディング事業結果報告について
募集期間:7月17日~9月14日
支援者数:212名
目標金額:第一目標 400万円 第二目標 600万円
支援総額:8,815,000円
※皆様からご支援いただいた資金は、全て退院の不安軽減に向けた教育環境整備に大切に使わせていただきました。
整備費用内訳:ICT環境整備約465万円、農園整備約260万円、その他委託料等約157万円
上記のように第一目標金額を大きく上回る形での終了となりました。
先日、ICT環境整備及び農園整備が完了し、利用を開始したところです。
整備内容の詳細は以下のとおりです。
1. ICT環境整備事業
児童・思春期病棟(第5病棟)に患者用Wi-Fi環境を新たに整備しました。
県警の協力を得てサイバーセキュリティなどをテーマとするリテラシー教育を定期的に実施しながら、治療プログラムの一環としてICT機器(パソコンやタブレット)を活用した学習支援や創作活動を実施していきます。
【寄附金を活用した整備内容】
Wi-Fi整備工事、ノートPC2台、タブレット5台、プリンター1台の購入

2. 農園整備事業
農園全体を整地したうえで、①農作業ゾーン、②交流・憩いゾーン、③管理ゾーンの3つのエリアに分けて整備しました。
①農作業ゾーンでは治療プログラムの一環として、患者さんがスタッフの支援のもと野菜や草花を育てる活動をします。
②交流・憩いゾーンには、患者さんがリラックスできる環境を提供することで治療効果が高まることを期待して、東屋とハンモックを設置しました。
③管理ゾーンには、収穫した野菜を使った簡単な調理ができるようにガーデンシンクを新たに設置しました。
【寄附金を活用した整備内容】
畑の耕耘、人工芝敷設、ガーデンシンク設置、東屋設置
鍵付き道具入れ、ハンモック、ベンチの購入

●リターンについて
1.お礼状、寄附金領収書
お支援いただいた皆様に昨年12月にお送りしました。
2.病院HPへのお名前掲載(ご希望の方のみ)
今年1月に掲載しました。
3.院内にお名前掲示(ご希望の方のみ)
今年3月に御芳名掲示版を設置しました。
●今後について
精神医療センターでは、今後、これら整備された教育環境を活用して、一層充実した治療を行い、いただいたご支援の声にしっかり応えていきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
埼玉県立精神医療センター
病院長 黒木規臣


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