🌈多くの皆様のご支援に深くお礼申し上げます
支援者の皆様へ
日ごと暖かさが増し、各地で桜の開花宣言が聞こえてきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度は、本当に大勢の皆様に沢山のご支援と温かいメッセージをいただきました。
多くの方にコイノニア教育センターの取り組みを知っていただき、応援のメッセージと共に目標額を上回る金額5,017,800円(225件)のご支援をいただきました。
本プロジェクトにおける様々なご支援、さまざまな形でのご協力に対して深くお礼を申し上げます。
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クラウドファンディングを通してコイノニアに電気を送ってくださった皆様に、改めて心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。電気工事に思いがけず時間がかかり、ご報告が遅れましたことを心よりお詫び申し上げます。しかし今思えば、コロナで休校になっていた学校の再開に間に合い、一番良いタイミングでコイノニアに電気が与えられました。
電気が届いたことによって、コイノニアの生徒たちまた教師たちの生活が大きく変わりました。生徒たちの寮生活が早朝、夜と豊かなものになりました。水がポンプで送られることで衛生環境が大幅に改善されました。またインターネットを使ってクラスの学びがより広がり、生徒たちの目が世界に向けて開かれていきました。
クラウドファンディングの寄付が予算を上回ったことで、下水の設備もきちんと整えることができました。
クラウドファンディングに参加してくださった方々が、コイノニアの生徒たちの生活を大きく変えてくださいました。
生徒たちは電気のない生活も体験していますから、与えられたことへの感謝は大変大きなものです。
これからも皆様にコイノニアの歩みをお知らせしていきますので、見守っていただければ感謝です。
感謝を込めて、ナイロビより
市橋さら
☆右の発電機を使って照明をつけていた時よりも、電気が来た後の左の写真では、明るくなりました。
*2020年1月からのコイノニア教育センターの動き
1月 ケニアに404万円を送金
ケニアの電力会社工事費支払い
下水処理施設工事
2月 事務局現地訪問
(写真.動画撮影-サンクスカード作成)
サンクスカード、小物などのリターンをケニアから発送
(電力会社に工事の開始の依頼を日参するが進展しない日々が続く)
3月 ケニアにコロナウイルス感染が広がり、学校閉鎖が決まる
電気工事開始(電柱、変電盤の設置)
4月 学期休み
5月 テレフォンクラスの使用により、授業再開(自宅)
8月 学期休み
給食用の豆を校庭で育てる(2倍の量に増える)
6頭の羊を売り、2頭の牡牛を購入
将来は牝牛を購入し、生徒のミルクを賄う予定)
水の出る土地の購入を検討
9月 テレフォンクラスの授業継続
日本にサンキューレターが到着
電線の架設始まる
10月 「水源確保の土地購入資金のための緊急募金」活動
11月 カレンダー販売
12月 学期休み
電気開通(12月5日)
水源地購入
入学希望者面接
1月 学校再開
3月 卒業式
終了報告書作成。
(リターンの動画の送付)
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クラウドファンディング会計報告
寄付金総額 5,017,800 円
支出 READYFORへの手数料
971,328円
チラシ制作・受領書郵送代
6,472円
ケニアの口座に送金
4,040,000円
(ケニア・コイノニアでの支出)
電力会社への支払
2,000,000円
コイノニア内での配電工事
1,200,000円
下水施設建設
900,000円
(不足分はケニア国内での寄付によって賄いました。)
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リターンにつきましては、すべて発送させていただきました。
万が一、まだお手元に届いていないという方がいらっしゃいましたら、
ケニア・コイノニア友の会ジャパン(koinonia.kenya.j@gmail.com)まで、お問い合わせください。
お礼のビデオのサンプル版はこちらから→
日本から遠く離れた発展途上国であるケニア。世界中に広がったコロナ禍での、ケニア国内での移動禁止と制限などもあり、電気工事がなかなか進みませんでしたが、ようやく昨年12月5日に電気が開通いたしました。
本当に長くお待たせしました。
コロナ禍でケニア各地の私立学校が閉鎖を余儀なくされる中、皆様からのご支援によって、学校を続けることができました。
クラウドファンディング終了後もご寄付をいただき、ソーイングプロジェクトの製品を購入してくださりありがとうございました。
~現地のケニアの様子~
1月から学校は再開していますが、政府の方針で、学期間の休みを短くし、2023年までの2年間でほぼ元通りの学校スケジュールに戻す予定で、厳しいスケジュールになりそうです。(3月18日に卒業式)
嬉しいことに、教育内容を見直す親たちが増え、コイノニアへの入学希望者も出てきています。
月謝を払う生徒の受け入れの準備もしてきています。1月からは数人が入学してきましたが、本格的には2021年度の7月から新しい生徒を受け入れる予定です。
(現状では、通学生は受け入れ可能ですが、高等部の校舎が完成していないため、寮生を受け入れることができない状況です。)
まだ、学校としては、音楽や家庭科などの特別教室の建築・運動場整備などの学習環境、寮の建設(現在は教室の一部を使用)などのハード面、および教育の質の向上・職員の研修などのソフト面などの課題があります。
今までのようなケニア国内での募金活動・日本での講演・募金活動・物品販売などがほとんど昨年はできませんでした。
今年もまだ元には戻らないことも考えられ、日本政府の外国のNGO団体への援助への申請など、様々なことに取り組む予定です。
と報告を受けています。
わたくしたちケニア・コイノニア友の会ジャパンの会としても、職員や子どもたちと共に「人生の根っこを作る」そして「地域のリーダーとなる青年を作る」という目標に向かって、進まれる市橋ご夫妻の活動を応援し続けていきたいと思っています。皆様から、色々なお知恵や、お力を貸していただければと思っております。
これからも、わたくしたちと一緒に市橋ご夫妻の活動への応援をお願いいたします。
全世界に広がったコロナの影響はケニアにも及び、感染対策に気が抜けない日々ですが、子どもたちが勉学に励み、明るい笑顔を見せてくれていることが何よりと思っています。学校での子どもたちの様子や、コイノニア教育センターの取り組みにつきましては、順次ホームページやFacebookにて詳しくご報告させていただきますので、ご覧ください。
2021年3月20日
認定NPO法人
ケニア・コイノニア友の会ジャパン
事務局一同
HP:kenya-koinonia-japan.jimdofree.com