ご支援いただきました皆様、ありがとうございました。
『古事記』祈りをつなぐ旅 ~遥かなるロシアへ~
プロジェクト完了しました!
おかげさまで、このたびロシアでの全公演を終了。無事にロシアから戻ってまいりました。
本当にありがとうございました!
今回の2週間におよぶロシア公演では、時には予想外の困難な場面も多々ありましたが、いつも乗り越えることができたのは皆様の応援があったからだと心から感謝しています。
以下に簡単ですが、プロジェクトの実施状況と成果をご報告させていただきます。
今回の”日本の神話「古事記」を通して、平和の祈りをロシアへ伝える”という私たちのプロジェクトは、ロシア最古の都ノヴゴロド市と、首都モスクワ市で実施いたしました。
11月12日
ノヴゴロド市フィルハーモニー会館での『古事記』奉納公演。
ノヴゴロドの聖ソフィア大聖堂に隣接する、たいへんに響きの美しい音楽ホールでした。(左側がフィルハーモニー会館。右側が聖ソフィア寺院です。)
嬉しいことに、席はすべて完売とのこと。ロシアの方々の関心の高さが伺われます。
終演後にはスタンディングオベーションの拍手をいただきました。
どうやら公演は成功したようです。
■「日本文化を体験するワークショップ」開催
今回、ノヴゴロド市の主催者側より「日本の文化を体験できるイベントを開催してほしい」と依頼をうけていたため、私たちは「日本のお茶と書の体験ワークショップ」を開催。ロシアの方々に、実際に茶道と書道を体験していただきました。
11月14日
モスクワ・メイエルホリドセンターで、『古事記』奉納公演。
モスクワでも席はすべて完売していました! しかも公演当日は、入りきれないお客様が、劇場内の空いたスペースに座り込んで観劇するという状況でした。
こちらも、終演後にスタンディングオベーションの拍手をいただき、大盛況でした。
今回、一番嬉しかったことは、日本の文化へ多大な関心を寄せるロシアの方たちと出会えたことです。
実は、何年か前に「古事記」の大変に素晴らしいロシア語訳が出版されています。そのことも関係があったと思いますが、日本に関心をもち、日本文化を学ばれている方もずいぶんいらっしゃるようです。
■メッセージを通して祈りに参加してもらいました。
今回の「祈りをつなぐ」というテーマに一人一人がその思いを形に残せるよう、私たちはフラッグを用意してお客様にメッセージを書いていただきました。
こちらは、国内での能楽堂公演時に作成したもの。
こちらはノヴゴロドの公演で、お客様に書いていただいたものです。
■私たちのノヴゴロド『古事記』公演が、ロシアのテレビで紹介されました!
さて、私たちのモスクワ滞在中に、ノヴゴロドのプロデューサーから「テレビで紹介されましたよ」と、そのニュースを動画で送っていただきました。
■他の公演についての報告
今回のロシア公演では、クラウドファンディングで募集をかけた『古事記』以外に、以下の『白痴』、『陰陽師』の2作品も上演されました。(合計で3つの作品を、4つの会場で上演いたしました。)
それぞれについての記事は、このサイトの「新着情報」ページ内の『現地レポート』として紹介しています。ぜひ、そちらもご一読ください!
11月11日
ドストエフスキー原作『白痴』
(ノヴゴロド市ドストエフスキー記念アカデミードラマ劇場)
11月19日
夢枕獏作『陰陽師~鉄輪恋鬼輪舞~』公演
(モスクワ音楽院、ラフマニノフホール)
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、全額「渡航費(440万円)」のために使用させて頂きました。ありがとうございました。
【リターンの発送状況】
現在、ご支援いただいた皆様へのリターンの送付を進めております。
今月中には完了する予定です。今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
【祈りをつなげる旅 ~今後について~】
『祈りをつなげる旅~ロシア編~』プロジェクトはこれで一区切りがつきました。
来年以降は、国内各所での奉納公演、また海外での公演企画も進めて参ります。
新しいプロジェクトの詳細が決まりましたらご連絡させていただきます。
また、今回の「ロシア現地レポート」の続きを「新着情報」やメールマガジンで紹介してまいりますので、今後の発信を楽しみにしていてください。