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明日を担う伝承者の養成を共に支える│国立劇場養成所サポーター募集
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2025年08月20日 12:00

【活動のご報告】~能楽(三役)・文楽プレ研修~

日ごろより国立劇場養成所をご支援くださり、誠にありがとうございます。

 

国立劇場各館で行われている伝承者養成事業について、皆様にもっと知っていただけますよう、日々の研修の様子などをご紹介してまいります。
今回は、能楽(三役)研修・文楽研修で実施したプレ研修の模様をお届けいたします。

 

~能楽(三役)・文楽プレ研修~

プレ研修は、国立劇場養成所の研修生となることを検討している方を対象に実施している研修です。実際の講師による基礎的な研修を受講してもらうことで、受講の心構えや学び方を知るとともに、入所前の不安感を解消することを目的としています。

今月は、令和8年度開講分野のうち、能楽(三役)研修、文楽研修のプレ研修を実施いたしました。

 

・8月1日(金)能楽(三役)プレ研修

8月1日には、国立能楽堂にて能楽(三役)プレ研修を行いました。10月からの研修生募集に先立ち、能楽研修に興味を持つ皆さんにお稽古の体験を受けていただきました。
講師として、原岡一之(はらおか・かずゆき)先生(大鼓方葛野流)、桜井均(さくらい・ひとし)先生(太鼓方金春流、能楽研修第1期修了)、野村裕基(のむら・ゆうき)先生(狂言方和泉流)をお招きしました!


開催後のアンケートでは、

「一番好きな囃子の楽器である大鼓を体験することができて、さらに大好きになりました。思っていたよりも痛くなかったので、次はもっと強く、本気で打ってみたいです。」
「挨拶・座る事・立つ事の基本を教えていただきました。先生の謡の声が身体の奥まで響いてきました。」
といった感想をいただきました。

参加者の皆さんには能・狂言の楽しさと難しさを感じていただけたのではないでしょうか。

今後も研修生募集に向けて、イベント開催や広報を強化してまいります。

 

野村裕基先生による狂言方体験の様子。
狂言「茸(くさびら)」特有の動きを全員で体験しました

 

・8月5日(火)・6日(水)文楽プレ研修

8月5日・6日に、国立文楽劇場にて文楽プレ研修を行いました。
プレ研修を受けたのは、山梨県在住の中学3年生です。


現在上演中の舞台の公演見学、桐竹勘十郎(きりたけ・かんじゅうろう)先生の人形実技、豊竹藤太夫(とよたけ・とうだゆう)先生(文楽研修第7期修了)の太夫実技を学びました。

実技研修の受講前には、教材・教具の準備やご指導いただく先生への挨拶など、受講内容以外に養成所で必要となる立ち居振る舞いなどについて、現役の文楽研修生から知識を得たうえで実技研修に臨みました。

人形実技では、普段、舞台を正面から観るのでは知ることのできない足遣いの姿勢や主遣いとの距離感を学び、太夫実技では、浄瑠璃を語るうえで基礎となる発声には丹田を意識することが重要であることを学びました。

 

参加者の感想として、「プレ研修によって、研修生が普段どのように研修を受けているのかを感じることができた」という点が挙げられ、得難い体験となったようです。

 

桐竹勘十郎先生による、人形実技の研修の様子

 

・【10月1日応募受付開始】令和8年度開講 研修生募集情報

国立劇場養成所では、能楽(三役)研修、文楽研修のほか、歌舞伎俳優研修、歌舞伎音楽(長唄)研修の4つの分野において、令和8年度開講研修生を募集いたします。

詳細は、下記チラシや国立劇場養成所ホームページをご参照ください。

 

 

 

令和8年度開講 研修生募集チラシ

チラシのPDFデータはこちらからご覧いただけます。

 

応募受付開始は【令和7年10月1日(水)】です。

応募に関するお問い合わせやご相談は随時受け付けております。サポーターの皆様のお知り合いに、伝統芸能にご関心を持つ方がいらっしゃいましたら、ぜひ当養成所についてお伝えいただけましたら幸いです。

 

【お問い合わせ先】

国立劇場養成所

〒151ー0052
東京都渋谷区代々木神園町3ー1
国立オリンピック記念青少年総合センター内 カルチャー棟3F 

TEL:03ー3265ー7105(代表)

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今後とも、国立劇場養成所にご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます。

 

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国立劇場養成所の公式X(@kokuritsu_yosei)・Instagram(@kokuritsu_yosei22)・

TikTok(kokuritsu_yosei22)でも、随時研修の様子をご紹介しております。

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