「こもガク祭2021」ご支援のおかげで開催できました!
このたびは「こもガク祭2021」クラウドファンディングへご支援いただき、まことにありがとうございました。みなさまのおかげで無事に目標金額を達成し、10月10日にこもガク祭2021を開催することができました。
町民全員が先生で、町全体が教室だ!をコンセプトに、町内の至る所でワークショップや教室を開催します。菰野町にはどんなデキゴトがあるのかを、参加者同士の学び合いや気づきの中で知ってもらう体験型の学びの場です。
「指勘建具工芸」のオープンファクトリーと伝統工芸の組子体験、「岩嶋屋」の和菓子づくり体験などのリアル開催が9箇所。「季節ごはん教室niwacoya」の地元の食材を使ったライブキッチンや、「メイガーデンズ」の菰野の暮らしをのぞくオープンガーデン、「学研教室」の講座の、オンライン開催が3箇所。
「山口陶器」のオープンファクトリーや「プログラミング・ラボ Bamb.iT」のプログラミング体験講座、「視力向上ヨガ」のハイブリット開催が3箇所と、今回は全部15の塾が開催されました。
満席になった塾も続出。バイヤーや就職希望者の方のご参加があり、次に繋がる成果を得た塾もありました。
三重県内で活躍する飲食店や雑貨店を中心に、我が店自慢のモノの魅力を伝えて売る市場。店主や生産者からの生の声を聞いて、見て、知って、味わって、農商工観をまるっと体験できます。
のべ50ブースの出店がありました。
三重県のものの物販のほか、ワークショップなど体験型のブースも多く、多くの方にお楽しみいただけました。あいにくの悪天候でしたが、のべ3,000人の方にご来場いただきました。
伝売市にきた方に、きちんとこもガクのコンセプトを伝えるべく、トラックを「こもガクブース」にしました。中にはこもガク塾の情報や、これまでのこもガクの沿革をまとめたパネル展示、動画の上映をしました。
コロナ対策について
実行委員内で何度も話し合い、対策をたて実行しました。
◎実行委員・出店者の2週間前からの体温測定(期間中37.5度以上発熱があった場合は出店禁止)
◎塾参加者の健康管理シートの提出
◎伝売市・塾でのマスク着用、消毒、検温の徹底
◎伝売市内の入場者数制限(250個のバッジを来場者に配布し、出口で回収。受付になくなった場合は入場制限をかける)
◎伝売市は感染対策アプリCOCOAインストールか、名前・連絡先記入で入場可能にする
◎伝売市内の完全飲食禁止
◎伝売市内短時間滞在の呼びかけ
◎定期的な見回り
など
支援金の用途について
今回クラウドファンディングでいただきました支援金全額を、地元企業の協賛金と合わせて運営させていただきました。
【宣伝広告費】こもガクWEB・チラシ、ポスター等の紙媒体広告・SNS広告の制作
【会場費】アクアイグニス第二駐車場1日借用
【サイン制作費】看板類、各種サイン制作
【こもガクブース展示費】パネル制作費、マップ制作費、什器制作費、照明器具購入費
【人件費】警備員費
【備品借用費】発電機、什器各種借用費
【消耗品費】コロナ対策用消毒、文房具購入費
その他雑費
出店者・参加者の声
久しぶりにリアルでのこもガク開催で、終了後出店者の方からも続々とメッセージをいただきました。
「コロナ禍で様々な制限がつづくなかで対面で接客できる機会をつくってもらえて有り難かった!」
「雨天にもかかわらず沢山のお客様にお越しいただき、新たな出会いをいただけました。」
「2年ぶりの(リアル開催での)こもガクはやっぱり楽しくて素敵な空間でした!ご縁を繋いでいただいてありがとうございます。次につながるようにがんばります!」
また、参加者の方からもメッセージをいただいています。
「菰野町には自分の知らないところで 活躍してる企業や伝統を守っている 窯があるのだなとコモガクを 通して知ることができた」
「実際の現場や、働いている人達の生の声を知れて大変勉強になると同時に、今ある課題を認識しました。今までの培ってきた技術やモノをどう後世に残していくかを個人ながらに考えてみようというきっかけにもなりました。 大変親切にご対応して頂きありがとうございました。とても楽しかったです。」
「どこも普段知識ではわからないような世界で、菰野町の文化の良さがとても伝わった。」
リターンについて
2021年12月中まで(今年中)に発送のご案内をしておりますが、できる限り早めにお手元に届くよう、現在発送準備中です。もうしばらくお待ちください。
これからのこもガク
こもガクはこれで終わりではありません。
わたしたちのミッションは主体的に町のことを考える人を増やすことです。たとえば年に1度のこもガク祭だけでなく、ひとりひとりが自ら自発的に菰野町の魅力あるモノやコトを発信し続け、1年中まちのどこかでこもガク塾が開催されているような状態を目指します。
3年後ビジョン
・菰野町の魅力を、菰野町の人が知る
・菰野町の魅力を伝えられる人が増える
・プチこもガク塾の定期開催
5年後ビジョン
・域外の人が、 定期的に菰野町を訪れるようになる
・新しい若者がまちに入り込む
8年後ビジョン
・新しい生業が生まれ、活気が生まれる
・菰野町を出て行った人が、主体的にまちに関わるようになる。
菰野を知って、好きになる。そして誰かに伝えたくなる、このまちのこと。そんなまちに暮らす人々はきっとみんな幸せで、活力があふれている。派手な打ち上げ花火で彩るまちは求めていません。豊かでチカラのある未来のまちを描いて、今ゆっくりと着実に歩みはじめています。私たちが考える、菰野町の未来に賛同していただけると幸いです。そしてこれからも菰野町の未来に向かってともに歩んでいただけることを心から願っております。