みんなのチカラで夏の夜空を彩った3分10秒間
去る8/10(土)。
暦の上ではすでに残暑とはいえ、厳しい暑さが続いた一週間の週末土曜日。
この日も最高気温35.5℃としっかり暑い日でした。
会場の荒川大橋下流側の河畔は絶好の花火大会日和。
開催本部および放送席。近年は運営準備に空調ウェアやサングラスが手放せなくなってきました。
消防士の方たちによる花火検査。
今年は初めての試みとして、開演前に熊谷在住のDJ MistaSakata(ミスタサカタ)選曲の会場BGMをお届けしました。ミスタサカタさんにはスクマム!ワイドスターマイン花火の際に流れる音楽の選定・編曲にご協力いただきました。
開演前、お客さんの期待も高まります。
会場アナウンスの根岸智子さん。スクマム!クマガヤのピアス(見えていませんがTシャツも)で務めてくれました。
クラウドファンディングでご支援いただいたプログラム『スクマム!ワイドスターマイン』は最後から2番目のプログラムでした。
観客と一緒に10からのカウントダウンで始まった花火、
まずは熊谷市を拠点にするラグビーチーム・埼玉ワイルドナイツでもお馴染みのクイーンの名曲『We Will Rock You』のイントロが手拍子を誘います。
ブライアン・メイの印象的なギターの後奏を楽曲と見事に同期した赤・緑・黄の花火が盛り上げ、印象的に残るリフレインの締めを巨大な花火玉の破裂音が彩ります。
ちなみに楽曲も花火のテーマカラーも、事前にご支援者からいただいたアンケートの結果を極力反映させています。
続いては一転、静かで荘厳な雰囲気のバイオリンのリフレインが始まります。
Netflixの人気シリーズ『ブリジャートン家』で使用されている楽曲で、全世界にヒットしたピット・ブルの曲をバイオリンでカバーした『Give Me Everything(Stripped Down)』。
ドレープカーテンのような花火や、蜂のような動きで拡がる花火が、ある種不穏な雰囲気がある前奏部を彩っていたかと思ったらサビの到来と同時に、、、明るく花開きました!
観客の皆さんも思わず感嘆の声を上げていました。
そこからは楽曲のビートに合わせて断続的に様々なバリエーションの大玉と中玉5つがセットで打ち上がり、間奏で落ち着いたかと思いきや、、、
また再ブレイク!
そこからは、これでもかという圧巻の玉数。最後は夏の夜空が昼間のように照らされるほどのダメ押しでフィナーレ!

観客から惜しみない拍手と歓声が送られます。
皆さま一人一人からいただいたご支援が夏の夜空を彩った3分10秒間。
なお、頂いたご支援は、全額『スクマム!ワイドスターマイン』花火打ち上げ費用に使用させて頂きました。
昨年、初めての試みとして始まったクラウドファンディングで打ち上げる『スクマム!ワイドスターマイン』。
2年目を迎え、いただくご支援も増え、皆さまからの期待も増しているように感じています。
熊谷花火大会ならではの当コンテンツ、引き続き大切に育てていければと思います。
改めて、この場を借りてご支援に感謝申し上げます。ありがとうございました。
P.S.
終了後の清掃ボランティア、今年は当日の夜に加え翌朝も募集させていただき、沢山の方がお越しくださいました。この場を借りて御礼申し上げます。