夏の夜に、みんなで咲かせた3分30秒間|第73回熊谷花火大会クラウドファンディング終了報告
ご挨拶
8月9日土曜日、第73回熊谷花火大会が無事に開催されました。
皆さまの温かいご支援により、熊谷市誕生20周年という記念すべき年に最高のスケールで夜空を彩ることができました。
この場を借りて、心より御礼申し上げます。
クラウドファンディング終了のご報告
- プロジェクト期間:2025年5月8日~2025年6月9日
- 目標金額:2,000,000円
- 支援総額:4,516,000円
- 支援者数:195人
- 達成率:225%
おかげさまで目標金額を大きく上回る4,516,000円を集めることができました。
この資金は、「スクマム!ワイドスターマイン」の打ち上げ費用および返礼品の発送に充てられました。
『スクマム!ワイドスターマイン』花火のハイライト
8月9日土曜日は、絶好の花火大会日和となりました。
週の始めには40度を越えた日もありましたが、この日は30度台前半で穏やかな風が流れていました。
会場である荒川河畔(荒川大橋下流側)には、例年以上に沢山の来場者が集まりました。

今年の花火大会はドローンショーで幕を開けました。
大きな話題となりました、東京ディズニーリゾートによるスペシャルドローンショー『マジック・イン・ジ・エア』。
来場者はファンタジーの世界にいざなわれ、ディズニーの名曲と共に魔法のように変化するドローンに目を奪われていました。
皆さまにご支援いただいた花火プログラム“スクマム!ワイドスターマイン”は最後から2番目のプログラムでした。
来場者と一緒に10からのカウントダウンで始まる花火。
「くまがや くまがや わたしが誇るまち」
富士見中学校音楽部が歌う『熊谷市歌』から爽やかに始まったワイドスターマイン。
今回の選曲では、ご支援者の皆さまから事前に“熊谷らしい曲”のアンケートをいただきました。編曲は、昨年に引き続き市内在住のDJ MistaSakata(ミスタサカタ)さん。
2曲目は、『打ち水ソーレ 〜アッチイぞ!kumagaya!〜』(打ち水大作戦 熊谷応援ソング)が元気良く引き継ぎました。
そして、印象的な笛の音で始まったのは、、、
『直実節』!

“日本一の剛の者”と呼ばれた郷土の英雄、熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)を謳った民謡。
音楽花火の使用曲としては異色ですが、日本の伝統文化・花火と不思議とマッチします。
束の間の静寂の後、続いてタスキが渡されたのは、フォール・アウト・ボーイの『Centuries(センチュリーズ)』。
熊谷を拠点とするジャパンラグビーリーグワン「埼玉パナソニックワイルドナイツ」のホームゲーム選手入場曲としておなじみです。
勇ましい曲に大玉を中心としたゆったりとした花火の迫力が相まって、勇気が湧き出てきます。

最後は、大玉の冠の連打で壮大に幕を閉じます。
ご支援に感謝
クラウドファンディング開始から5回目の挑戦となった本年は、過去最高の支援額を達成し、熊谷花火への愛と期待を強く感じました。
195名のご支援者さま、そしてプロジェクトをシェアしてくださった皆さまのおかげで、大会は新たな歴史を刻むことができました。会場での拍手と歓声は、私たちにとって何よりの励みとなりました。

今後の展望
熊谷花火大会は、昭和2年の熊谷大火からの復興の願いを込めて始まり、人々に愛され続けてきました。
一人一人の小さな力が集まり、大きな花火を打ち上げる「スクマム!クマガヤ」の精神をこれからも大切にし、来年以降も皆様に感動をお届けできるよう準備を進めてまいります。

P.S. 今年も清掃ボランティアにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
当日夜および翌朝のゴミ拾いに多くの皆様が駆けつけてくださいました。この場を借りて御礼申し上げます。

















