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保健所に収容される小さな命一緒に守りませんか?倉敷猫まもり隊!

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2023年02月20日 23:00

☆2023年2月までの 活動ご報告☆

ご支援いただいている皆様へ、改めて深く感謝申し上げます。

皆様のご支援が、保健所で収容されている猫たちの命を救い、より良い未来を与えることができています。

 

今回は、保健所に衰弱や怪我で収容され、当会でお預かり後、入院、医療を受けさせた成猫さんの報告をさせていただきます。

 

まずは幸せになった子ご報告vol.1 です。

この子の仮名はゾロ


 

10月13日に保健所に収容されたゾロ君

 

収容時から下肢に麻痺があるのか動かないとの事で脊椎の損傷が疑われました。
でもケージの奥にゆったりと横たわり見る限り目立った汚れや傷も見られませんでした。

ゾロ君を病院に連れて行き、まずはどこが悪いのか調べるために検査をしていただきました。しかし、そのレントゲン検査結果を見て驚きました。
脊椎損傷による下肢麻痺だと思っていた両脚は左大腿骨脱臼・右大腿骨粉砕骨折、しかも砕けた骨は筋肉への癒着が酷いとのこと。

脊椎の損傷ではなかったのです。

すぐに手術をしていただきましたが、やはり砕けた骨は癒着が酷く全てを剥がすのは負担になります。
残されていた骨同士をワイヤーで繋ぎ固定。
脱臼していた左脚は大腿骨頭を切断し新たな骨が再生されるのを待つことになりました。
両脚の長さの違いで後遺症は残っても普通に生活することはできます。
入院中にウイルス検査・ワクチン接種を済ませ、手術時には去勢手術も施されたのであとは保健所に戻ってからのリハビリです。(この子も保健所から一時預かりで治療を行っていました)
そして無事に理解ある里親様に引き取られる事になりました。

 

その後里親様が保健所に、お貸ししていたエリザベスカラーを返しに来てくださって、ゾロ君の様子を聞く事が出来ました。

現在は、慣れ慣れでお膝の上にも来てゴロゴロしているそうです💓
先住猫さんとも仲良くやっていけそうとのこと

怪我の回復も順調なようで、本当に良かったです。

 

引き続き、幸せになった子ご報告vol.2 です。

この子の仮名は「アンソニー」

 

11月5日に保健所に収容されました。

収容時には外からでも分かるくらい顔の輪郭は歪み風邪症状もある衰弱負傷の状態でした。

 

 

動物病院では先生も顔を見るなり「レントゲンを撮るまでもなく折れてるね」と。
両眼の瞬膜も出たまま戻らなくなっていました。
交通事故なのでしょうか?

この状態でよく耐えてくれたと思います。
翌朝の緊急手術では骨折してズレていた上下の顎の骨を整復して噛み合わせを整えました。

完全に元通りは難しいかもしれませんがまずは自分で噛む事が出来る様に。

それ以外にも肺に影があったり貧血があったりとお外での過酷な生活が想像に難くありません。
入院時の血液検査で猫エイズ・猫白血病も陰性でワクチンも打ってもらいました。
その後保健所に戻り(保健所から一時預かりで治療を行っていました)、養生しながら里親さんを待っていましたが無事心優しい里親さんに引き取られて行きました。

アンソニーくんとゾロくんは、とても望ましい結果となりましたが、治療を受ける事が出来たけれど、悲しい結果となってしまった子達の事も皆様にお伝えさせていただきたいと思います。

 

お空に帰ってしまった子 「すばるくん」

すばるくんは、保健所には昨年12月に収容されました。

恐らく、行き倒れていたのだと思われます。

当時の症状としては、怪我は無し 酷い歯槽膿漏、下顎骨が融解、 舌炎
口の中に血の塊があったそうです。
飢餓性腹水 尿毒症
10日位食べていなくて、内臓がレントゲン映像にはっきり写らない、
体力の極限状態でした。

非常に危険な状態ですが、口内炎が治れば生きられる可能性があるとの診断で、きっと回復してくれると希望を持って、メンバーみんなで入れ替わり立ち代わり、病院にお見舞いに通いました。

 

しかし、みんなの願いもむなしく、すばるくんは、日に日に弱っていき、そして、12月21日、頑張ってくれていたすばるくんですが、お空に帰っていってしまいました。

 

 

メンバーさんが届けてくれたたくさんのお花に囲まれて、ご葬儀も行わせていただきました。

もう少し早く誰かが見つけてくれていたらと思うと残念でなりません。。。

 

そして、今年1月16日に保健所に収容された睦姫(むつき)ちゃんの事も皆様に報告させていただきます。

 

 

保健所に入った時点では、鼻水、よだれがすごく、左手が曲がって力が入らないようにも見えました。

睦姫(むつき)ちゃんも、早速病院に連れて行き、検査、治療をお願いしました。

骨折等怪我は無く、風邪や重度口内炎と、脱水症状でした。背骨が浮き出てており、すばるくん同様、長期間何も食べられていなかったと思われます。
上記の症状の為、ご飯が食べられず、保健所ではミルクも飲ませてくださっていたそうですが、唾やよだれと一緒に吐くのであまり飲めてはいなかったようでした。

 

 

 

入院後の睦姫(むつき)ちゃんですが、すばるくん同様とても状態が悪く、ひどい貧血で、骨髄が正しく機能しない為赤血球が再生出来てない上に赤血球自体も破壊されているとの診断でした。

そんな睦姫(むつき)ちゃんですが、メンバーがお見舞いに行くと、嬉しくて、それまで起きられなかったのに、一生懸命起き上がって、撫でて欲しくて、ICUの中から前面に出てきてくれていました。

私たちメンバーに出来る事は、睦姫(むつき)ちゃんになるべくたくさん会って、撫でてあげる事だけでしたが、それでも奇跡が起こってくれないかなと、最後まで望みは捨てていませんでした。

しかし、日に日に弱っていく睦姫(むつき)ちゃんに私たちもなすすべもなく、1月27日に睦姫(むつき)ちゃんはお空に帰ってしまいました。

 

 

可愛い女の子らしくきれいなお花いっぱいで埋め尽くして、お見送りさせていただきました。

 

せっかく誰かが見つけて、保健所に収容され、治療を受ける事が出来たのに、助けてあげられない子達もいて、本当につらい事ですが、それでも、皆様から託された寄付金で、最後までなるべく苦痛のない状態でお見送りする事が出来、ご賛同くださった方々には、心から感謝しております。

 

私たちの活動にご賛同、ご寄付くださり本当にありがとうございました。

 

私たちは、倉敷市保健所から子猫を保護し、育て、里親に引き渡す活動を行っています。また、保健所から収容された成猫についても治療を行い、新しい家族に引き渡すための手助けをします。

しかし、保健所に収容される猫たちは多くが治療が必要な状態であり、そのためたくさんの医療費がかかります。昨年行ったプロジェクトに多くの方々からのご支援をいただいたことで、今年は医療費をまかなうことができました。そのため、より多くの猫たちを助けることができるようになりました。

しかし、野良猫が地域からいなくならない限り、怪我や病気の猫の保護は終わりが見えません。

そのために一人でも多くの方々からのご支援を必要としております。

どうか引き続き応援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

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