保健所に収容される小さな命一緒に守りませんか？倉敷猫まもり隊！

3月末をかわきりに乳飲み子のシーズンが始まりました。乳飲み子祭りは毎年のことですが、今年はさらに岡山市保健所経由の保護も加わったため、今日現在で80匹の子猫が当会に在籍しております。この数の多さ、どうお伝えしていいのやら・・とにかく毎日てんやわんやの日々です。

子猫だけしか保護しないのですか？と言われることもありますが、そうしたい訳ではありません。このシーズンは子猫（ほぼ乳のみ子）だけでもすでにキャパオーバー、常に1人が何腹も抱えてお世話をしているのです。自分ではご飯を食べられない、ミルボラがいないと生きられない小さな命を必然的に優先しております。それがミルボラの団体として活動を始めた意味でもあるからです。（ミルボラ急募しております！）

とは言え、見過ごすわけにはいかない成猫たちも保健所には日々収容されます。今日はその中の1匹をご紹介します。名前はあつこちゃん、5/17に負傷猫として収容されました、キジ白の女の子です。見た目には大きな外傷は無さそうでしたが、下顎のズレが見受けられました。収容されてすぐは痛みや恐怖からか、ごはんが食べられず、数日たってやっとウェットフードをごく少量食べられるようになりました。早急に手術が必要と判断し、いつもお世話になっている動物病院へ。眼球の出血と左下顎の骨折が認められました。頭部の打撲が疑われますが、事故かどうかまでは分かりませんでした。手術により回復が見込めそうです。自力でごはんがしっかり食べられるようになるよう、明日手術を予定しております。

受診時に判明したことですが、あつこちゃんは授乳期でした。どこかに子猫が残されているかもしれません。ボランティアさんが同時期に子猫の収容がないかも調べてくれましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。

あつこちゃん、生きて新しい家族を探すために明日手術を頑張ります！皆さま応援よろしくお願いいたします。