去る7月21日に、2年に渡るボディー修復作業が終了して、くろがね四起が御殿場に戻って参りました。

左右のドアは内張り作成の為に永遠ボディ様に残置してあり、これから8月下旬までにエンジン調整を行った後に、相模原に戻って幌と共に取り付けられて完成となります。

 

じっくりと実車を観察する間もなく、爾後の作業の日程調整のみ行い、翌22日から一週間に渡り三回目となるロシアを訪問して参りました。

今回の訪露の収穫は、オリジナルのメーターパネルと油圧計。フロントサスペンションのアッパースプリングと留め金。そして世界に一個だけ現存が確認されている「くろがね」と銘の入ったオリジナルエンブレムからの高精度複製です。

 

ご覧のとおり、宝飾職人さんに複製を依頼したと言うだけあってオリジナルと見紛う仕上がりです。これがフロントグリルに付いたら、オリジナルにしか見えないと思います。

2014年11月から3回に渡り訪露、情報交換をしてきた甲斐がありました。当方からも資料や、ロシアで入手困難な腕木式方向器などを持参し、バーター(物々交換)での入手となりました。

 

今回の訪露で、ほんの数か月前にロシア東方の町「チタ」において、くろがね用通称「鬼タイヤ」が見つかり、回収されたと知りました。このタイヤの状態がとても良いので、複製品を造ると聞いてその場で我々用に5本をお願いして参りました。いったい如何ほどのお値段になるか判りませんが、かなり高額になると想像されます。すでに修復費用は底をついておりますので、もしかするとこのタイヤの購入費用について、新たに皆様のご支援をお願いすることになるかもしれません。

 

8月に入り、御殿場近郊のマフラー製造メーカー様のご協力で、ご覧の通り新品複製マフラーも取り付け、完成致しました。

写真は仮組みの様子で、取り付け完成時には艶消し黒色塗装となります。

 

今週末からは、いよいよスターターモーター取り付けや、ドライブシャフト組み付けなどのメカ作業を行い、エンジン火入れに挑戦します。

 

これらの様子は改めてご報告させて頂きます。

 

追伸:支援者の皆様への、お披露目会のご案内状ですが、作業の遅延に伴い発送作業が遅れております。現在の予定では8月10日頃の投函を予定しておりますので、こちらも投函次第に改めてご報告させて頂きます。

 

実行者:小林 雅彦

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