プロジェクト概要

 

皆様の熱い想いに支えられ1,000万円に到達!70年の時を経て甦る、

自動車技術大国、日本最初の四輪駆動車「くろがね四起」。

 

NPO法人「防衛技術博物館を創る会」の代表の小林です。私たちは現在、静岡県御殿場市に日本で初となるジープや戦車、火砲といった陸上装備品を展示する施設を建設しようと活動中です。そうした活動をしていたある日のこと、日本で初めて造られた四輪駆動乗用車「くろがね四起」をご提供いただきました。今まで日本に一台もないと思われていた自動車です。今はとても走ることが出来る状態ではありません。それを甦らせ、走る様子を見ることが出来れば…そのような想いで始まったプロジェクトの目標金額は、1,000万円。皆様の想い、情熱に支えられ、なんと開始から36日で達成することができました。

 

次の目標は1,300万円。皆様のご協力が必要です!

今、映像として記録保存できる可能性が見えてきました。

ご支援頂いている皆様にも「甦るくろがね四起の姿」を映像として届けたい!

 

たくさんの方々から、「機械技術遺産」をきちんとした形で後世に残し伝えてほしいとの声もありました。そして今、自衛隊関係の映像製作のプロフェッショナルである、株式会社あだち様に撮影・編集を依頼し、30〜40分程度のドキュメンタリーを作製、今回ご支援頂いている方々にもDVDとして配布できる可能性が見えてきました。また、石川県「日本自動車博物館」に現存している後期型と共同展示への試みなども検討しています。

 

修復時の様子を映像として記録資料を遺し、「先代の苦労や努力、技術力」を後世へ伝えていくことに充てることができるかもしれません。

 

(実行者の小林です。私自身もくろがね四起の復元作業を行っています。)

 

 

持ち主から託された「くろがね四起」とただひとつの願い。

日本初の四輪駆動車を「直し、そして走らせたい」

 

2013年9月、私たちがこの活動をはじめて、初めて車両をご提供いただきました。それが今回プロジェクトを行う「くろがね四起」という車両です。

 

「くろがね四起」は、実用乗用四輪駆動車として日本で初めて開発、製造、使用された車です。正式名は九五式小型乗用車、愛称として「くろがね四起」と呼ばれます。1935(昭和10)年日本軍に正式化、以降終戦まで改良を加えられながら生産され、戦後は復興のためトラック等に改造されて使い潰される運命にありました。そのため現存する車両は極めて少なく、今では幻とも呼ばれます。

 

(70年以上前、現役だった頃のくろがね四起の様子)

 

 

「くろがね四起」が“日本に現存する”奇跡

 

その「くろがね四起」が“日本に現存する”という情報をいただいたときは驚きを隠せませんでした。情報を元に持ち主様に辿りついたところ、当方の活動に御理解くださり、ある条件の下にご提供いただきました。

 

その条件とは「直すこと、走らせること」。ご提供いただいた車両は、1938~9(昭和13~14)年頃の年式のものと考えられています。今から70年以上前の車両です。また「くろがね四起」の中でも、特に希少価値の高い、前期型と呼ばれるものです。

 

NPO理事の傍ら本業で自動車屋を営む私は、旧車を専門にレストア(復元)を手掛ける鈑金工場へ見積もり依頼をしたところ、エンジンに手を加えない状態で700~800万円、エンジンも完璧に直すならば1,000万円という見積もりをもらいました。個人で何とかするにはこの金額は難しいと判断し、今回一人でも多くの支援を募りなんとか「走らせたい」と考えています。

 

(今回ご提供頂いた「くろがね四起」)

 

 

どうしても「機械技術遺産」を残したい

 

自動車修理・鈑金塗装業を営む家に生まれ幼少期より機械に囲まれ育った私は、人一倍の機械好き。さらに「御殿場」という日本でも有数の陸上自衛隊駐屯地を持つ立地から、特に戦車に対する憧れを強く持ち、物心つく頃には「戦車を展示する博物館が何故ないのか」、常に疑問を感じていました。飛行機や鉄道を展示する博物館はあっても、戦車が展示された博物館は日本にはありません。生産台数などから考えても一番残っているはずのものが、残っていないのです。

 

そこで同じことを感じていた有志によりNPO活動を開始。周辺自衛隊からは、民間主導でこのような活動があることに大きな理解をいただいております。さらに活動を進める上で今回「くろがね四起」をご提供していただくという、思いも寄らない貴重な機会をいただきました。このような貴重な支援をいただき、そこに託された想いを何とか形にしたいと切に願っています。

 

(昨年春に行われた当会イベントでの様子)

 

 

源流の一つとなる自動車が存在し、

それが「直すこと・走らせることが出来る」チャンスが今目の前ある

 

昨年ヒットしたTVアニメ「ガールズ&パンツァー」の作中でも、風紀委員のスタッフカーとしてくろがね四起が登場しました。やはり日本の軍用自動車の代名詞といえる車両なのです。一方で「くろがね四起」のように戦争で使われたという事実だけが先行し、兵器を残す活動については世間から冷ややかな目で見られることもしばし…。

 

「戦争はいけない」これは子どもでも分かる当たり前のことですが、戦争を知ること、先人達の努力や工夫を知ること、これらの努力を放棄して、平和への正しい理解が得られるのでしょうか?平和を理解するためにまず大切なのは過去を「知る」こと、そのためにやるべきことは後世へと「残す」こと。今なら、まだ、それが間に合います。

 

今まで日本に一台もないと思われていた「くろがね四起」の前期型を、実際に見ることが出来ればこれまでにない大きな前進となります。自動車技術大国と呼ばれる日本ですが、その源流の一つとなる自動車が存在し、かつそれが「直すこと・走らせることが出来る」、そんなチャンスが今目の前あるのです。

 

(「くろがね四起」の内部写真)

 

 

「70年前」を復元し、そして、走らせることが出来れば
自分の目で、耳で、肌で、昔の技術力を体感出来る!

 

「くろがね四起」は、戦前の古い車という点からも大変貴重な物ですが、同時に今を生きる私たちにとって、日本で初めて作られた四輪駆動乗用車を目の前にすることは「先代の苦労や努力、その技術力」を感じ取る良い機会になるに違いありません。

 

文献等の文字や写真でしか認識出来なかったものと、形となり甦り実際に自分の目で見ることが出来ることとでは、言葉では表現出来ないほどの差があります。文字では読み取れない部分が、実物を前にすることで肌で感じ取ることが出来るのです。70年前の自動車は、今を生きる私たちにとっても生きていくヒントが多数隠されていることでしょう。

 

(復元作業を担当する永遠ボディーさんと打ち合わせをするNPOスタッフ)

 

 

走る姿を見てみたい!エンジン音を聞いてみたい!

 

当NPOは現状では資金が潤沢ではなく、今回皆様のご援助をいただかないとお譲りいただいた際の条件であった約束を、残念ながら果たすことが出来ません…。

 

元々の「くろがね四起」の持ち主様は、日本内燃機株式会社の販売代理店を経営されていたことが縁で、こちらの「くろがね四起」を入手され保管されていました。入手当時は元気に走っていましたが、その後故障して使えなくなってからも、40年間捨てることが出来ずにずっと工場の片隅に眠っていたそうです。「もう一度走る姿を見たい!」、これはお譲りいただいた私たちも同様の気持ちですが、それ以上に強い想いをお持ちでした。その想いを消したくない、そんな気持ちでこのプロジェクトをはじめました。

 

(「くろがね四起」をお持ちであった京都府のN様)

 

 

70年前の自動車が甦ったら一体どんな姿で走り、

なエンジン音がするんだろう

 

70年前の自動車が甦ったら一体どんな姿で走るのでしょうか?どんなエンジン音がするのでしょうか?それを見てみたいとは思いませんか?それを聞いてみたいと思いませんか?これを実現するために、どうか皆様のお力を貸して頂けないでしょうか。皆様のご協力、どうぞよろしくお願いします!
 

 

引換券について

 

★タミヤのイラストなどを手掛ける、佐藤元信さんオリジナルイラストを使用したポストカードをお礼状として郵送致します。

 

★レストアされた「くろがね四起」を一般展示前にご覧いただけます。

「くろがね四起」のレストアが終了しましたら、NPO活動と併せ、一般の皆さまに向けた展示をしていく予定です。それに先立ちプロジェクトに参加いただいた皆様には、一般展示前のお披露目イベントにご招待させていただきます。展示前にご協力いただいた皆様とイベントを行います。キレイに仕上がった「くろがね四起」を見て一緒に盛り上がりましょう!

 

★支援者全員のお名前を入れたプレートを製作し、車両展示に併設致します。

 

★「くろがね四起」オリジナルTシャツプレゼント

タミヤのイラストなどを手掛ける、佐藤元信さんオリジナルイラストを使用したTシャツを作製プレゼント致します。

 

★レストアされた「くろがね四起」にお乗りいただき、助手席で写真が撮れます。

記念の写真撮影を致します。一般の方に向けた展示は「見るだけ」になりますので、「乗り込む」ことが出来るのは貴重な体験になることでしょう。

 

★走行するレストアされた「くろがね四起」にお乗りいただけます

甦って走る「くろがね四起」に乗って、その感動を肌で感じて下さい。安全面を考慮し運転はこちらでさせていただきます。動く姿を見るだけではなく、それに乗ることが出来るのは忘れられない思い出になることでしょう。上記同様に、記念の写真撮影も致します。

 

★佐藤元信さん描き下ろしの「くろがね四起」内部透視イラストを使用したオリジナル金属プレートを進呈。

 

今回「くろがね四起」をレストアすることは、社会的にも大変意義のことであると考えます。それにはまずは皆様のご協力が不可欠です。完全に修復するためには約2年という時間と、1000万円のコストが掛かります。70年以上前の車をなんとしても「走らせる」ため、プロジェクトの応援をよろしくお願い致します。「走るくろがね四起」を実現させる夢を、みんなで一緒に叶えましょう!!


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