応援メッセージ（２）白石渉さん

2005年夏参加：白石渉

小倉記念病院脳神経内科副部長（2023年4月より部長）

2005年夏のケンブリッジ大学留学に参加しました、白石渉と申します。この研修では鈴木先生のご尽力により、留学前の準備期間をしっかり設けていただきました。イギリスの文化、歴史について学び、他の参加者との交流も深めた状態で、ケンブリッジ大学のペンブロークカレッジにて勉強できました。1か月の滞在でしたが、濃厚な経験ができ、その経験は私にとって一生の思い出です。私が参加した時にはジェームス君という高身長のケンブリッジ大学学生で、先祖に貴族をもち、ピアノも運動も出来て性格も顔も良いという完璧人間がチューターをしてくださり、大変に刺激を受けました。単に英語力を高める・文化を学ぶ等のこと以上の経験を沢山しました。私は医師となり、九州大学病院で神経難病の研究を行いましたが、本留学の経験も生かし、2018年には米国神経学会のポスター賞を受賞することができました。教育、研究というのは人間にとって大変重要です。本研修は、理系・文系の垣根を超え、参加した九大生のみなさんを高めてくれます。この大事な研修を存続させるため、皆様ぜひご協力をお願いいたします。