応援メッセージ（３）原尚子さん

2002年参加：三原 尚子 （旧姓・原）

JR東京総合病院リンパ外科・再建外科 医長

本研修の1か月間、友人たちと濃密な時間を過ごし、それはそれは楽しく、得難い経験をさせていただきました。偶然にも先日、ふいに当時の写真が出てきて、泣きそうになるほど懐かしくながめたところでした。実は私は当時から人見知りで、英語を話す気恥ずかしさもあり、現地のチューターさんたちとあまりお話ができませんでした。仕事を始めてから海外の医師と接することが多くなり、英語というのは文法ゲームではなく、話したいことがあって、訊きたいことがあって、仲良くなりたい人がいるから英語を話すんだなーとようやく気付き（だいぶ今更）、今ではたくさん外国人の友人がいます。コロナ禍を経て、そろそろ海外の学会にも復帰したいと思っており、友人たちと再会するのが楽しみです！あのときのちょっとした不完全燃焼感も含め、この研修が今の私の基礎を形作るものの一つであることは間違いありません。異国での生活、異文化との出会い、今でもお付き合いのある多彩な友人たちとの出会い、本研修で得られる経験はとても貴重で、先生方に感謝しております。そして、後輩のみなさんにつながっていくことを切に願い、応援しています！