レバノン空爆による避難者への支援物資配付完了のご報告
2024年9月23日のレバノン南部への大規模な空爆以降、11月27日にイスラエルとレバノンの停戦合意が発効するまでに、レバノン国内では90万人が住む家を追われ、うち18.8万人が避難所に滞在しています。ピースウィンズは、緊急支援として、レバノン南部の都市サイダの大学敷地内に避難している人びとに当座の必要に応える食料、衛生用品、毛布を配付しました。
日々の生活のための荷物も準備できないまま避難してきたため、調理器具や調理場所がない状況でもすぐに食べられる缶詰や、女性に対しては生理用品を含む衛生用品セットの配付は大変喜ばれました。また、夜間は冷え込む中、教室に入りきれない避難者たちは屋外で過ごしていることから、毛布や懐中電灯も役立っています。
皆さまのご支援のおかげで、避難者への迅速な支援を実施することができましたこと、心より感謝申し上げます。
停戦合意後も、住居や基礎的なインフラの破壊、日常生活に必要不可欠なサービスの断絶、治安問題、そしてイスラエル軍による南部70地域への帰還を制限する警告の発出もあり、いまだに16万人の人びとが避難を続けています。ピースウィンズは、引き続き避難者への支援を実施していきます。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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