社会的養護のもとで育つ子どもたちの支援研修会

ライオンの隠れ家を応援して下さっている皆様、たくさんの温かい応援メッセージとご支援、本当にありがとうございます！

子どもたちの養育をより良い環境で継続するために、先日は、社会的養護のもとで育つ子どもたちの支援研修を受けて参りました。

そこで聞いてきたのは、日本の高校生の子どもたちの声。
『今日、食べるものがない。』
『生活費を稼ぐためのアルバイトで寝る時間がなく、勉強する時間がない。』
『お母さんは仕事で忙しく、話を聞いてもらう時間がない。』
また、小学生の子どもたちは学校給食のない長期休みに入るとみんな痩せていくという実態など、子どもの貧困問題がクローズアップされているわりには、
意外にも、一般のかたたちには実感がなく、外からは見えにくいということをおっしゃっていました。

わたしたちは子ども食堂で、子どもたちの異変に気がつくことができましたが、
気がついていても見過ごされてしまうことも多いと感じています。緊急性を感じ、すぐに動くためには、地域に受け皿となる繋がりがあることだと思います。
研修の中でも、家庭的な雰囲気のショートステイ的な居場所の必要性を言われていました。貧困の連鎖を断ち切り、子どもたちが安心できる社会を大人たちが目指していきたいと思います。出来る人が出来ることからやることから始まるのだと感じます。今後とも応援よろしくお願い致します。

​