小さく生まれた赤ちゃんのご家族へ、自分を責めず育児を楽しめる環境を

今回のクラウドファンディングでは、板東あけみさんに大きな役割を担ってもらうことにより、大変多くの皆さまからご支援をいただくことができました。

板東あけみさんより、皆さまへ改めてお礼申し上げます。

　8月10日をもちましてクラウドファンディングは無事に当初目標200万円を大きく上回る2,913,000円という非常に高額なご寄付を約300人の皆様から頂くことができました。

   私はお恥ずかしいのですが正直なところクラウドファンディング のやり方をよくわからなかったのですが、始めてみて多くの皆様のメッセージにどんどん心ひかれるようになりました。サークルを立ち上げられたお母さん方ご自身が自らご寄付をされて、それにあわせて書いておられるものもありますが、とりわけ小さく生まれたお子様がすでに大きくなっておられるご家族からのメッセージです。何年も前にご自身がご経験されたことを思い出しながら、サークル活動の重要性やその円滑な滑り出しを心から願っておられるにことがよくわかりました。また、医療現場で小さく生まれた赤ちゃんの救命治療に日々ご尽力いただいている医師や看護師、そして助産師の皆様の励ましも心に響きました。もちろん、家族でもなく仕事で触れ合っておられるわけでもない多くの皆さまからの「頑張ってください」に象徴されるお言葉に、社会的な関心を高めていくことの重要性をひしひしと感じました。

   今回のご寄付は、34県の35サークルに振り分けられますが、毎月されているオンライン交流会の有料無制限接続年間契約料や11月の世界早産児デーの写真パネル作成費などいろいろ効果的に使われると思います。実際のところここ最近も続々とサークルが立ち上がり40都道府県近くになってきており、47都道府県全部にサークルができるのも時間の問題かと思います。クラウドファンディングは終わりましたが、これを契機にこれからまた全国各地で行われる小さく生まれたお子様とご家族のサークルの、例えば写真展などのご活動にご関心をもっていただければ本当にありがたいです。

　このクラウドファンディングにご寄付いただいた皆様、メッセージをよせてくださいました皆様、事務的なサポ－トをしていただいた皆様へ、心を込めてお礼を申し上げます。本当に本当にありがとうございました。

特定非営利活動法人HANDS　テクニカル・アドバイザー

(国際母子手帳委員会　事務局長)

板東あけみ