バリ島の児童養護施設で暮らす子どもたちの食料事情を改善したい!
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は5月31日(金)午後11:00までです。

支援総額

60,000

目標金額 350,000円

17%
支援者
12人
残り
26日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は5月31日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼はじめに

こんにちは。

大阪市住吉区の依羅(よさみ)地域を拠点に活動している一般社団法人大阪市よさみ人権協会です。

この度、インドネシア・バリ島の児童養護施設で暮らす子どもたちを支援するプロジェクトを立ち上げました。私たちがプロジェクトにかける思いを知っていただき、支援の輪が広がっていくことを願っております。

 

▼一般社団法人大阪市よさみ人権協会とは

大阪市よさみ人権協会は、大阪市住吉区依羅地域にある浅香地区を中心に、すべての人の人権が尊重される豊かな社会の実現を目指して活動している団体です。教育・福祉・人権に関わる諸課題の解決を図るために、区内外の関係機関・団体と連携しながら、様々な事業を展開しています。

 

▼依羅地域における子ども支援活動「よさみフェア・チルドレン」

 ここでは、私たちのことを知っていただくために、地域で取り組んでいる子ども支援活動「よさみフェア・チルドレン」について紹介させていただきます。

 

 「よさみフェア・チルドレン」では、将来を担う子どもたちが地域住民とのふれあいによって、豊かな人間性や社会性を身につけること、また子育て家庭が孤立することなく、地域の支え合いの中で子育てができる環境をつくることを目的として、学習支援、子ども食堂、社会・文化・自然体験、子ども家庭支援等、様々な子ども支援活動を展開しています。

 

 学習支援活動は、小学生から中学生までの子どもたちを対象として、放課後に安心していきいきと過ごせる場所と様々な学びを提供することを目的として、大学生や地域のボランティアの方々にサポートいただきながら、週1回実施しています。勉強だけでなく、様々な体験学習を通して、子どもたちの仲間づくりをサポートしています。

 子ども食堂は、中学生までの子どもや保護者を対象として、大学生や地域のボランティアの方々にサポートいただきながら、地域と子どもや保護者がつながる場として月1回実施しています。

 

     

 

 社会・文化・自然体験活動では、子どもたちが「自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でやってみること」を基本に考え、季節に応じた地域イベントへの出店・和太鼓体験・農業体験等を通して、心身ともに健やかに成長できる機会を提供しています。

 また、子ども家庭支援活動では、子ども物品バンクやフードパントリーを通して、子育て世帯を支援するとともにごみやフードロスの削減につなげています。

 

 

   

 

 

 「よさみフェア・チルドレン」では、上記の活動を通して地域で子どもを見守りながら、学校や区役所などの関係機関と連携することで、様々な課題を抱えた子どもや家庭を包括的に支援しています。

 

明るいところから暗いところは見えへんやろ?

暗いところから明るいところは見えるねん。

自分たちの目線で問題が見えた時に目をそらしたらあかん。

自分たちの目線で解決せなあかん。  

 

 浅香地区では、かつて劣悪な状況だった地区の環境改善に尽力した先輩から受け継いだ上記の言葉を大切にしています。この言葉を「自分たちが差別や貧困による苦しい経験をしてきて、そのしんどさを知っているからこそ、同じように苦しい状況に置かれた人たちの存在が見えた時には何とかして解決を図らなければならない」と解釈し、それを念頭に置きながら様々な活動を展開しています。このスローガンが今回のプロジェクトを立ち上げた動機にもなっています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 このように、私たちは地域の子どもたちを地域で支える取り組みを進めてきましたが、私たちと同じように住吉区内で子ども支援活動を展開している団体の方とのつながりから、2023年9月にインドネシアのバリ島にある児童養護施設を訪問する機会を得ました。その方は、長年バリ島の児童養護施設の改善に努めてきた桃山学院大学に在学していた当時から10年以上施設に関わり続けており、私たちにも何かサポートできないか現地を見て考えるため、今回の訪問に同行させていただけることになりました。 

 

 バリ島には親との死別や経済的な理由により施設で暮らす子どもたちが多くいるにもかかわらず、施設に対する公的な援助が少なく、運営のための財源を寄付に頼らざるを得ない現状があることは、事前の説明会で聞いていました。しかし、実際に現地を訪れてみて私たちが知ったのは、予想を上回る深刻な現状でした。今回訪問した3つの施設の中でも、シンガラジャという地域にある施設では、設備の老朽化が特に深刻で、お米や乾物などを保管する食糧庫の天井には穴が開き、ネズミや害虫が棲みついた庫内は悪臭が漂っているにもかかわらず、資金不足により改修されずに放置されていました。 

 

 帰国後、今回私たちが出会った子どもたちや施設に対して何ができるかを考え、施設の子どもたちが製作したアクセサリーをカプセルトイにして、地域のイベント等で寄付を呼び掛けるといった活動を行いました。しかし、それだけでは施設の設備改修を賄える額の寄付を集めることは難しく、今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。

 

 私たちは今後同じ地域で活動する社会福祉法人、ビルメンテナンス会社、登録支援機関などと連携し、施設で暮らす子どもたちが日本に来て、安全・安心な環境で働ける仕組みを作り、継続的に子どもたちや施設のサポートをしていきたいと考えています。今回のプロジェクトはその一環の緊急支援として行うものです。

 

バリの児童養護施設で暮らす子どもたちの暮らしを知るために現地の施設を3つ視察、そこで出会ったこども達の現状を目の当たりに。

 

 リゾート地としての印象が強いインドネシア バリ島ですが、デンパサール-中央統計局のデータ によると バリ州の農村部の貧困者数は、2022年だけでも2022年3月の69,620人から2022年9月の71,550人に1,930人増加しています。これは 観光地として発展してきたバリ島ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で観光客が来ず、ローカルの人たちの仕事が激減したことや、そもそものローカルの収入が低いことが原因と考えられます。貧困家庭では少ない世帯収入の中、こども達へ栄養価の高い食事や適切な医療を与えるのは困難です。

 

こども達のごはん  部屋

 

 

また農村部では家から学校までの道のりが険しく距離も遠いので、教育へのアクセスが十分でない家庭もあります。貧困家庭で育ち、十分な教育を受けられないこども達は、家庭内暴力や児童労働、児童買春や人身売買などの危険にさらされることも少なくありません。

 

道のり

 

 

    

 

 

わたし達が訪れた施設とは・・・

 

 ウィディア・アシ・バリ財団と児童養護施設 ウィディヤ・アシ・バリ財団は、1975年12月31日にバリ島のキリスト教プロテスタント教会(GKPB)によって設立された非営利組織です。 このウィディヤ・アシ・バリ財団は、国連子どもの権利条約に基づき、インドネシアのバリ島全域で6つの児童養護施設とそこに登録されている家庭への支援プログラムを運営しています。 家族からこどもを引き離すことをデフォルトとする孤児院とは異なり、支援を必要とする家族と協力して、可能な限り家族の強いつながりを維持しながら、こども達に最適な支援を提供することに重点を置いています。

 

 

 

 

 

 幼児から大学生までの虐待、ネグレクト、人身売買の危険にさらされているこども達は、地方自治体やコミュニティグループからウィディヤ・アシ・バリ財団に紹介され、施設へ入所、または家庭において施設から支援を受けることになります。 こども達は施設において、安全で快適な住居、栄養バランスの取れた食事、包括的な医療、質の高い教育を受けることができます。

 

     

 

 

 また施設ではなく家庭で生活しているこども達へは、施設職員が家庭訪問を通じて家庭状況を把握し、施設にいるこども達と同様の支援を提供し、こども達の健全な成長を促します。 ウィディヤ・アシ・バリ財団は、インドネシアの児童養護施設の国家基準も満たしています。 

 


   

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

大切な食糧を保管する部屋がネズミやゴキブリの被害に・・・

 

ウィディヤ・アシ・バリ財団が運営する児童養護施設の1つがバリ島の北部シンガラジャ地域にあります。そこでは、小学生1名 中学生37名 高校生16名 大学生6名の計67名のこどもが生活をしております。

 

 

 

 

 

こども達の身の安全や教育のアクセスを担っている当施設ですが、運営資金は国内外からの寄付やスポンサーからの支援が主な収入源となっており、1施設50人以上いるこども達の食費や教育費などで、施設の修繕などまで資金が回らないのが現状です。

 

 施設では、男女別の棟に分かれてこども達は生活をしていますが、食堂やお祈りの場所などは共用の建物を利用しています。食堂の横にはお米や乾物などを保管する食糧庫がありますが、現在、老朽化で屋根には穴が開き、扉も壊れているため、ネズミやゴキブリなどの害虫の被害にあっています。

 

 

   

 

   

 

 

 今回のプロジェクトでは、この食糧庫の修繕をおこない、こども達に衛生的に管理された食糧を提供したいと考えています。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

こども達に安心で安全な食糧を届けたい!!

 

ステップ1 シンガラジャにある施設の食糧庫の修繕(2部屋) 

 

ステップ2 食糧庫の修繕と食品・現金の寄付

 

※1 施設のオーナーであるWidhya Asih Foundationより食糧庫の修繕を行うこと、食品・現金を寄贈すること、名称を掲載することについて許諾を取得しております。

※2 プロジェクトページ内に使用している画像について、子どもたちのご家族より画像掲載の許諾を取得しております。

 

 

どうかご協力お願いします!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
木村雅一(一般社団法人大阪市よさみ人権協会)
プロジェクト実施完了日:
2024年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

一般社団法人大阪市よさみ人権協会のスタッフがバリ現地の施工業者に発注し、食糧庫(2部屋)の改修を行います。目標額を超えた場合は、施設に現金と食品を寄付します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
ネクストゴールを設定しても必要総額に届かない場合、自己資金で補填します。

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プロフィール

一般社団法人大阪市よさみ人権協会は、大阪市住吉区の浅香地区を中心に、 住吉区全域を視野に入れた人権施策の推進に努める団体です。 一人ひとりがかけがえのない存在として尊重される差別のない社会の実現、 誰もが個性や能力をいかして自己実現を図ることのできる豊かな人権文化の創造を目指し、子ども支援活動をはじめとした様々な事業を展開しています。

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