愛犬マーロウの股関節全置換術のために、クラウドファンディングを立ち上げ、ようやく公開までたどり着いた。安堵したのも束の間、公開後は支援の動向が気になって胃が痛くなるほど。けれど、少しずつ届く支援のたびに、胸が熱くなり、涙がこぼれる。「一人じゃない」——そう実感できる瞬間。一歩ずつ、確実に手術に向けて前進している。もっと自分を信じてもいいのかもしれない。

それでも、手術のこと、JKの娘のことが気がかりで、ストレスは尽きない。そんな私たち親子の間にそっと入り込み、わだかまりを溶かしてくれるのは、やはりマーロウとジェイジェイ、愛しいワンズたちの存在。

ワンズが家族になってから、私の生活は大きく変わった。自然と早起きになり、まだ夜が明けきらぬ時間に外へ出る。星を仰ぎながら、静かに訪れる朝をワンズと迎える贅沢な時間。夜もまた、星空を見上げながら、ワンズの寝る前のひとときを過ごす。かつては考えもしなかった日々——けれど、この変化が、私の心をそっと支えてくれている。