特定失踪者問題調査会代表　荒木和博さんからのメッセージ

拉致問題に携わる人であれば、誰でも知っている荒木和博さんからのメッセージです。

 

 

この映像は、このクラウドファンディングを始める前、ホームページからのご支援をしていただいていた時に、撮影されたものです。

 

この時、荒木さんは、秋田県男鹿半島に打ち上げられた北朝鮮からの不審船を調査に来られていました。

 

不審船を前にして、ここで撮影しましょうと提案し、一発撮りしたものです。

僕の無茶ブリにひるむことも無く、スラスラとコメントしてくれた荒木さん。
本当に日本男児として尊敬できる人です。

 

さて、そんな荒木さんは、特定失踪者問題調査会代表として、常に拉致被害者と特定失踪者ご家族に寄り添われ、北朝鮮をウオッチしている北朝鮮の専門家でもあります。

拉致被害者はわかるけど、特定失踪者って何？と言う人も多いかもしれませんから、ここでちょっと説明しておきましょう。

 

特定失踪者とは、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者（行方不明者）を指す言葉です。

現在、日本政府が認定している拉致被害者は17名に過ぎませんが、実際はそれより遙かに多くの人が拉致されています。警察庁の発表では８８２名の方がいると発表されています。

荒木さんが代表を務める特定失踪者問題調査会は、その特定失踪者について調査し、救出を目指す民間団体です。

また、特定失踪者問題調査会の活動はそれだけではなく、北朝鮮に向けたラジオ放送「しおかぜ」も行っています。

 

北朝鮮では、今でもラジオが身近な情報収集ツールですので、そこに向けて日本からのご家族の声や、日本人は絶対に救出を諦めていない。という放送をする事で、拉致被害者はもとより、北朝鮮の国民にも、今、世界から北朝鮮がどう見られているかなど、北朝鮮国外の生の情報なども流している放送です。

 

考えてみると、北朝鮮で何か起こった時に、拉致被害者の方が、何処に逃げればいいか、避難すればいいかなどの情報を流しておくことは、非常に大切な事です。

中には、この「しおかぜ」の放送は本当に北朝鮮で聞かれているのか？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、良く聞かれているという証拠に、北朝鮮は、この「しおかぜ」の放送が聞けないように、常に妨害電波を流しています。

 

それだけ、影響力が大きいという事でしょう。

 

このように、本気で北朝鮮による拉致被害者を救おうと行動し戦っている人が、荒木和博さんという方ですが、当の本人はいたってお茶目な側面も持っている方です。

 

実は荒木さんは、鉄道マニアの鉄ちゃんです。
もうとにかく鉄道に乗るのが大好き。それもローカル線に乗るのが大好きらしいのです。

 

これもご縁なのでしょうね。偶然なのかもしれませんが、北朝鮮からの不審船や工作員などの上陸地点は、ローカル線の所がほとんど。

ですから、秋田に来るときも飛行機ではなくて、ほとんど電車で来ます。それも、秋田市から車で送ろうと思っても、先に、その現場の近くの駅にわざわざ予約して来てくれます。

 

おそらく、そうする事で、工作員がどういう思いで、この駅にいたのか？という心情なども感じ取ろうとしているのだと思います。

 

また、荒木さんのfacebookも秀逸です。
是非、facebookを使っている人は、注目して下さい。
https://www.facebook.com/kazuhiro.araki.9?epa=SEARCH_BOX

 

北朝鮮の情報などは、おそらく、ここが一番早いと思いますし、荒木さんは、あのクマモンを使って、北朝鮮を嘲笑するような投稿もしています。

 

この写真、この合成技術、凄いでしょ。これ、荒木さんが自分で製作しているんですよ。

もう、大笑いする事も度々ありますから、是非、みなさんもお友達になって、荒木さんのこの投稿を楽しんでください。
 

それから、荒木さんは、小説家でもあります。
この「靖国の宴」などは、本当に面白いですから、是非、読んでほしいと思います。

 

ああ、それから、僕らの映画「めぐみへの誓い」にも、「総拉致問題アドバイザー」として参加してもらっています。

野伏監督のシナリオのリアル感は、この荒木さんの情報などを基に書かれているのですよ。

へば！（秋田弁で、それじゃーまたね！の意味）