プロジェクト概要

こころの健康を育むための副読本

「悩みは、がまんするしかないのかな?」を

10,000部増刷し一人でも多くの中学生に届けたい!

 

はじめまして。「こころの健康副読本編集委員会」の事務局を担当する中野彰夫と申します。この団体は、メンタルヘルスケアをテーマにした中学生向けの副読本(※)をつくるために有志の方が集まった任意団体です。

 

中学校の校長や教諭、保護者の方、メンタルヘルスケアをサポートする方や大学病院の精神科医など合計15人で構成しています。半年以上の討議を重ね、2013年11月に中学生のメンタルヘルスケア教育を行うための「中学校保健体育副読本『悩みは、がまんするしかないのかな?』」を発行しました。この副読本は、中学校へのDM案内や委員の方からの紹介などを通して、希望する中学校に無料で配布しています。(本誌の内容、構成委員などはこちらからご確認いただけます)

 

寄付金を募り、151施設に29,731部を配布することができましたが、全国の中学生にはまだまだ行き届いていません。一人でも多くの中学生に届けるために、さらに10,000部増刷して配布したいと考えています。そのために90万円が不足しています。どうかご支援をお願い致します。

 

(※)副読本は、小中学校の授業で活用される教科書を補完する副教材で、学習指導要領の教科内容を踏まえた上で、より発展的な内容を盛り込むことで、生徒の理解を深める役割を担います。

 

(マンガを読む生徒)

 

思春期は、自我が成長する重要な時期。

若い時期のメンタルヘルスケアはとても大切です。

しかし、現在はそのための教材や機会が十分にありません。

 

思春期は自我が成長する重要な時期で、自我機能と関係性の深い精神疾患の発症が非常に多い時期といわれています。精神疾患の50%は14歳までに、75%は24歳までに発症するという報告もあり、若い時期のメンタルヘルスケアがとても大切といわれています。中学や高校の養護教諭の方々も、日々の学校生活の中で、メンタルヘルス教育の必要性を強く感じられています。

 

しかし、生徒に対してメンタルヘルスケアの教育を行うための教材や機会が十分にはないという現状があったため、こころの健康を育むための正しい知識を盛り込んだ副読本をつくって、中学校に提供しようということになりました。

 

(「悩みは、がまんするしかないのかな?」の表紙)

 

「生徒に寄り添うことがなによりも大切」という考えのもと、

中学生が日々どのような悩みを抱えているのか事前に

ヒアリングやワークショップを行い実践的な知識を伝える本にしました。

 

副読本をつくるにあたり、さまざまな議論がなされました。生徒に興味を持ってもらうためにはどのようなアプローチがよいのか?精神疾患に関する知識をどこまで盛り込むべきか?中学教諭の方が授業で使いやすくするためにはどうすればよいか?こころの不調がそのまま病気につながっていくと感じさせるものであってはならない…などたくさんの意見が交わされました。

 

そして、生徒に寄り添い、自分や友達に悩みごとやつらいことがあったときに一体どうすればよいのか?その実践的な知識を伝えていける副読本にすべきということになりました。そこで、まずは中学生が日々どのような悩みを抱えているのか、どのような表現なら興味を持ってもらえるのか、事前にヒアリングやワークショップ、アンケートなどを行いました

 

 

(中学2年、3年を対象にしたワークショップの様子)

 

(中学1年、2年を対象にした公開アンケートの様子)

 

そして、中学生の男の子と女の子を主人公にして、悩みが生まれてこころに不調が現れることから、不調に気づき対処すること、また友達の不調に気づいた時にどのように対応すればいいのかまで、マンガを通して伝えていく副読本が出来上がりました。

 

(「悩みは、がまんするしかないのかな?」の中面)

 

精神科医の方と編集委員を講師にした出前授業。

悩みについて活発に意見を交わす

生徒たちの目が輝いていることを実感しました。

 

中学1年生を対象にして、精神科医の方と編集委員を講師にした出前授業を行いました。こころの不調のサインに気づくことや、周りの人が気づいてちょっとした気づかいをすることの大切さを学んでもらい、悩んでいるときに何をしてもらえるとうれしいのかなど生徒同士で意見交換をしてもらいました。悩みに関して生徒同士が活発な意見を交わす姿や、互いに相談しながら様々な意見を出し合う様子を見ながら、目の輝きを感じました。

 

授業後のアンケートでは、「ストレスの解消は、自分の事だけだと思っていたけど、他の人に声をかけてあげることで、他の人のストレスも解消できるということ」が学べた、「自分の知らなかった事がたくさんあって、とても自分にとっていい体験になったと思う」など、たくさんの意見をもらいました。

 

(授業後のアンケートの一部)

 

「中学校保健体育副読本『悩みは、がまんするしかないのかな?』」を

もっと多くの中学生に届けたい!

 

副読本の発行に際しては、公益財団法人精神・神経科学振興財団の協力を得て、関連企業から寄付金を募り、151施設に29,731部を配布することができましたが、全国の中学生にはまだまだ行き届ていません。一人でも多くの中学生に届けるために、10,000部増刷して配布したいと考えています。

 

この副読本を授業で実際に活用いただいた教諭の方々からは、「悩みに関する事項はなかなか伝えにくいが、本副読本のような資料があると教師も伝えやすい」、「扱いにくい内容をマンガ等で知らせていけるので、大変使いやすかったです」などたくさんのご意見をいただきました。

 

テレビや新聞などでも取り上げていただき、子どもを支援をする団体や教育委員会、高校の養護教諭の方々など、中学の枠を超えてのお問い合わせもたくさんいただきました。この副読本を通して、思春期の子供たちに少しでも役に立つ情報が伝えられているのではないかと感じ、今後も継続していくべきではないかと強く思っています

 

(掲載紙面)

 

こころの健康を保つための正しい知識を子供たちへ正しく伝え、

将来を支える若者のこころの健康を育めるように。

 

副読本10,000部の増刷、また副読本を授業で活用するための教諭向けの解説書200部の増刷、そして、全国の中学校に案内して配送するための費用など、あわせて90万円が不足しております。

この副読本は、生徒たちが自分の悩みや友達の悩みに気づき、適切な対処が実践できる足がかりになると思います。本プロジェクトを通して、将来を支える若者のこころの健康を育み、守る社会づくりに貢献したいと考えています。ご支援、何卒よろしくお願いいたします。

 

(副読本を使った授業の様子)

 

◆◇◆引換券について◆◇◆

 

■「悩みは、がまんするしかないのかな?」本誌および先生向け解説書 各1部

 

 

■「悩みは、がまんするしかないのかな?」本誌および先生向け解説書 各5部

 

 

■副読本を配布した中学校のリスト

 

■2013年、14年度の取り組みに関する報告書

 

■本誌を使った出前授業(1回)

 

■新たな副読本の制作に向けた企画への参画

 


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