クラウドファンディング終了のご報告
【クラウドファンディング終了のご報告と感謝】
こんにちは。
一般社団法人 東京都人と動物のきずな福祉協会 理事の香取章子、副理事の古川尚美です。
2024年10月30日に終了したクラウドファンディング
**「能登半島の被災猫を保護し、医療にかけ、譲渡につなぐ。」**では、
15,612,762円という本当に多くのご支援を全国の皆さまからお寄せいただきました。
言葉では言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。
心から、心から、ありがとうございました。
【収支のご報告】
お寄せいただいたご支援金は、以下のように活用させていただきました。
■ クラウドファンディング関連経費
- READYFORシステム利用料:2,404,365円
- カスタマイズ広告費:640,000円
- メルマガ広告費:110,000円
- 合計:3,174,365円
※この費用は、1匹でも多くの命を救うため、より多くの方にプロジェクトを知っていただくために必要な経費として使わせていただきました。
■ ご支援金の使途内訳(第1目標金額850万円分)
- 能登半島地震の被災猫25頭の医療費:400万円
- 移動費(搬送・現地交通費):20万円
- 10月受け入れ予定だった8頭の医療+移動費:185万円
- 飼育管理費(医療・シェルター運営費など):245万円
※現在も、アレルギーなどで通院が必要な子たちが当会のシェルターで暮らしています。
医療費や社会化のためのケア、安心できる居場所の維持に、引き続き支援金を活用させていただいています。
【ネクストゴール達成により叶えられたこと】
プロジェクトは想定を大きく上回るご支援をいただき、
私たちはネクストゴールを掲げ、さらに多くの命の受け入れを決意しました。
実際に、10月と12月あわせて24頭の被災猫たちを保護しました。
当初の目標に含まれていた8頭を除く追加16頭分の費用として:
- 医療+移動費(追加16頭分):370万円
- 移送のための交通費(5往復):25万円
- 合計:395万円
この費用は、ネクストゴール達成分のご支援(3,938,397円)によって
まかなわせていただきました。
【正直にお伝えしたいこと】
実は、全体としてみると今回の活動は赤字となりました。
予想を上回る命を迎え、乳がんの疑いの子、ほぼ両目の視力を失いかけている子、極度のアレルギーの子・・・t医療や飼育にかかる費用は日々積み重なっていきます。
ですが、私たちはこの赤字を「後悔」とは感じていません。
むしろ、それだけ多くの命にチャンスを届けることができた証だと思っています。
【あなたと一緒に守った命】
非営利の活動では、お金と命のあいだで揺れることがよくあります。
どこまでできるのか、どこまで背負えるのか。
迷いながらも、支えてくれる方々の存在があるから前に進むことができました。
そして、あなたのご支援が、確かに猫たちの命をつなぎました。
今、シェルターではたくさんの猫たちが、安心した表情で眠り、
少しずつ、人との距離を縮めながら、新しい家族との出会いを待っています。
本当に、本当にありがとうございました。
この活動に関わってくださったすべての方に、心からの感謝を込めて。
【追伸:まだ、家族を待っている子たちがいます】
今回保護した被災猫たちのなかには、
いまもまだ、新しい家族との出会いを待っている子たちがいます。
それぞれに、震災を経験した過去と向き合いながら、
人との関わりに少しずつ慣れてきてくれている子たちです。
そんな子たちに「次の一歩」を届けるため、
以下の日程で譲渡会を開催します。
📅 譲渡会日程
- 2025年4月20日(土)午後1時~午後5時 当会シェルターにて
- 2025年4月26日(金)午後1時~午後5時 当会シェルターにて
もしも、猫を迎えることを考えている方がいらっしゃいましたら、
ぜひ、足を運んでいただけたら嬉しいです。
命のバトンが、次の誰かへつながっていきますように──。

























