12月1日になりました。林檎の発送についてご報告いたします。

今年も暖冬の影響で樹上完熟が遅れましたが、4日ほど前にすべてのもひかん林檎の収穫が終わりました。しかし、その後の積雪で、収穫した斜面上にある林檎を選果する場所に運ぶ作業が遅れています。生産者の工藤さんからも、お客様にもひかん林檎を送るのが遅れて申し訳ないとの連絡がきました。12月中旬には発送を完了する予定です。大変申し訳ございませんが、しばらくお待ちください。

樹上完熟林檎の宿命として、褐変が起こりやすくなります。外観からでは判明できず、皮の下の実が茶色くなってしまう現象です。

そのため、業者やJAは、未熟なリンゴ納入を求めます。また、ほとんどの農家も完熟していないリンゴを出荷します。リンゴは保存性が良い果物で、摘果したあろは、酸味が抜けていくだけで、熟して甘みが増すという果物ではありません。

そのため、もひかん林檎は、美味しい林檎をお客様に提供するために、褐変というリスクを背負って、お届けをしています。

12年近く、無肥料栽培をしてきたため、実が大きくならない紅玉に関しては、品質は向上していますが、小玉が多くなっております。

ご家庭では、ラップで包み、冷蔵庫で保存されるか、暖房の無い部屋で保管の上、お早めにお召し上がりください。

皆さんにお届けする林檎は、特選または、優秀品ですが、もひかん林檎園の林檎はこれから、品質や外観で、6種類ほどに分けられ、木の林檎箱に入れられ、積雪した小屋の中で、来年の3月まで、順次、出荷を待ちます。