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サポーター募集|沖縄久高島イザイホー映像アーカイブ化にご支援を

文化財映像研究会

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サポーター募集|沖縄久高島イザイホー映像アーカイブ化にご支援を
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プロジェクト本文

沖縄 久高島の祭礼「イザイホー」

貴重な記録映像を後世に継承するためのサポーター募集!

 

 

沖縄の久高島で12年に一度おこなわれる祭礼「イザイホー」は、琉球王国の時代より600年以上にわたって続いてきた貴重な文化遺産です。1978年に行われたのが実質的な最後となっており、その存続が危ぶまれています。

 

実はその1978年のイザイホーの様子は、16ミリフィルムによって撮影・記録されていました。一部分が映画化されたものの、17時間あまりに及ぶその映像は、撮影と制作に携わった岡田一男の元で人知れず保管されてきました。当時のイザイホーを知る関係者の高齢化も進むなか、このままでは記録映像は人々の目に触れることなく、年月と共に忘れ去られてしまう可能性が高いといえます。

 

私達「文化財映像研究会」は、そのフィルムを高精細スキャンの技術を用いてデジタル化し、半永久的に保存できるデータとして後世に残すと共に、それを社会に還元し活用できるようにする、というプロジェクトに取り組んでいます。

 

私達は2021年にクラウドファンディング・プロジェクト「沖縄久高島の祭礼 イザイホー|貴重な記録映像をデジタル化し後世へ」(目標金額:6,000,000円)を立ち上げ、6月30日に目標金額を上回る7,649,000円(支援者459人)の支援を頂き、プロジェクト成立となりました。

 

皆様から頂いた支援を元に、これまでに保管されていたフィルムの高精細スキャン(2K-Full)をほぼ完了することができました。しかし現段階では映像は未編集のままであり、また音声はフィルムとは別のテープレコーダーに記録されているため映像と音声を合わせることが必要であり、今後はそうした編集作業を継続的に行っていくこととなります。

 

編集作業には多くの時間と労力がかかり、それにともなって様々な経費(作業にあたるエンジニアに支払う人件費や外部委託費、編集機材のメンテナンス費など)がかかります。このプロジェクトを継続的に実施していくために、今回は皆様からの継続的なご支援を頂きたく、この【継続寄付】プロジェクトを立ち上げることといたしました。

 

貴重なイザイホーの記録を伝承し、後世に残すため、どうぞ皆様からのご支援をよろしくおねがいします。

 

 

 

イザイホーとは

「イザイホー」は沖縄の久高島で12年に一度おこなわれる祭礼で、琉球王国の時代より続いてきた、沖縄で最も重要な神事のひとつです。

 

久高島は、琉球の創世神アマミキヨが天から最初に降りてきて、国づくりを始めた場所とされており、沖縄の中でも最も神聖な島と信じられてきました。そのため久高島にはノロと呼ばれる最高位の巫女を中心とした神女組織が、琉球王国時代より継承されてきました。そして久高島で生まれ育った女性は神女になり、祭祀を執り行う役割を与えられてきました。その神女になる就任儀礼がイザイホーなのです。

 

沖縄の社会では古来より、女性が宗教的な側面を担い、男性が政治経済的な側面を担うという伝統がありました。日本の古代においても同じような伝統があったのではと考える学者もいることから、イザイホーは日本古来の祭祀の原型を留めているとされ、多くの民俗学者や歴史学者から注目されてきました。

 

しかしながら社会の変化ともない、1978年を最後にイザイホーは今日まで行われておらず、その存続と継承が危ぶまれています。

 

■ 祝い酒、タルマーミキを囲み、中心部に最高神女たち、第二の輪がナンチュたち。外縁をハタ神たちが囲む。

 

16ミリフィルムによって撮影された、1978年の記録。

1978年、伝統文化財記録保存会(※)と下中記念財団EC日本アーカイブズによって、イザイホーの様子が撮影され、2本の映画が制作されました。

 

撮影には16ミリフィルムのカメラ4台が用意され、総勢10数名のスタッフが携わりました。当時の16mmフィルム撮影では、映像と音声を同時に記録することが一般的ではなく、音声は別個のテープレコーダーによって録音され、編集で映像と音声を合わせるという手法がとられていました。

 

(※)早稲田大学名誉教授の本田安次氏や、元東京国立文化財研究所芸能部長の三隅治雄氏など、民俗芸能学者を中心に組織された団体

 

■ 右奥の撮影台、左に写真家比嘉康夫氏、撮影助手を挟んで、第2カメラの草間道則カメラマン。

 

久高島には様々なタブーも存在します。特にイザイホーでも重要な祭祀が行われる場所の一つであるフボー御嶽は、島の最大の聖域であり、外部者の立ち入りを厳しく禁じています。また口に出さなくても島の人々が嫌っている行動や信仰上の禁忌も多くあります。1978年の撮影ではこのようなタブーを一切避けて、記録を貫徹するというポリシーによって撮影が行われました。

 

さらには神女の最高位のひとつである外間ノロウメーギであった西銘シズ氏の協力を得ることで、これまで撮影が許されていなかったイザイホーの様々な場面を記録することもできました。

 

イザイホーの儀礼だけではなく、儀礼の準備などその前後の様子も記録されました。特に、儀礼の一か月前に行われる御願立(ウガンダティ)や、聖なる食べ物であるエラブウミヘビの燻製を作る様子(*未公開映像)を記録できたことは貴重な機会でした。

 

このようにして撮影された一連の記録は、イザイホーを記録したという歴史的な意義に加え、当時の久高島の人々の姿をとらえたドキュメンタリーとしても、価値が高いものということができるでしょう。

未公開の17時間分の映像のアーカイブ化

映画として公開された映像は102分の長さですが、カットされたシーンを含めると、記録映像の長さは17時間に及びます。

 

1978年のイザイホーには多くの撮影取材が入りましたが、16㎜カラーフィルムで完全な同期録音撮影をおこなった例はなく、イザイホーの始まりから終わりに至るまでの、一連のやり方や手順を記録するような撮影は、他には行われていません。

 

最後のイザイホーから40年以上の月日が経つ今、儀礼に参加したことのある地域住民の数も少なくなってしまいました。このままでは、島の中で脈々と受け継がれてきた儀礼のやり方や手順は、いずれ失われてしまう可能性が高い状況です。当時撮影された映像は、もしも将来、イザイホーを再開する日が来た時、その復元において、なくてはならない参考資料ともなるでしょう。

 

私達のプロジェクトではこうした未公開の映像についても、編集して活用できる形にし、それをアーカイブとして残していくことを目指しています。

 

■ 高精細スキャン(2K-Full)でデジタル化されたイザイホーの映像(2021年デジタル化)

 

 

■ 高精細スキャン(2K-Full)と、従来のテレシネ(HD)による映像の解像度の比較

 

 

 

■ イザイホーが記録された16ミリフィルム

皆様からのご支援で実現できること

この未公開の17時間分の映像のアーカイブ化には、多くの時間と費用がかかることが見込まれますが、私達は2026年(4年後)までにすべての映像のアーカイブ化を目指しています。そのためには、年間約250万円の費用がかかることが見込まれます。具体的には、映像編集費(約150万円)、整音費(約20万円)、追加のフィルムスキャン費用(約50万円)、機材のメンテナンス費(約20万円)、通信費や消耗品などの雑費(約10万円)ほどが見込まれます。

 

そのため私たちは、科学研究費や様々な助成団体に助成金を申請し、このプロジェクトの遂行に必要な費用を集めるべく努力を続けています。幸い2021年度には、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団から100万円の助成金を受けることができました。しかしながらこうした助成金だけではすべてをまかなうことは難しいのが現実です。そのため、皆様からの継続的な支援を頂くことが出来ればそれは大きな力となります。

 

そのため私たちはこの継続支援プロジェクトを通じて、まずは、50人のサポーター年間150万円のご支援を頂くことを目標にしたいと考えています。

 

なお支援のコースは月500円(水晶コース)のお手軽なものから月30,000円(ゴールドコース)のものまで7種類を用意しています。各コースの名称は、琉球国王の玉冠(タマンチャーブイ)の七種の玉の名称からつけさせていただきました。

参照:http://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/archives/item1/1743

 

デジタル化された映像は、国立文化財機構東京文化財研究所のアーカイブで保管されます。保管された映像は、イザイホーの伝承者である久高島の住民の方々が自由に利用したり、研究者が研究目的で閲覧したりすることができるようにします。また一般の市民の方にも、住民の方々のプライバシーや祭礼の禁忌といったことを十分尊重したうえで、公開したり活用してもらえるようにしたりしていく予定です。

 

 

イザイホーは12年に一度おこなわれる儀式ですので、本来ですと次回の開催は2026年となります。本プロジェクトによってイザイホーに今一度、人々の注目が集まり、それが近い将来、イザイホーそのものの復活につながることができたなら、私たちにとっても望外の喜びです。

 

どうぞ皆さまからのご支援を、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

プロジェクトメンバー紹介

岡田一男

映像作家・東京シネマ新社代表取締役、公益財団法人下中記念財団評議員

 

 

1978年にイザイホーの記録に携わった時、それが最後の記録になってしまうとは、全く予期していませんでした。最後の記録が、16mmフィルム複数カメラ同時録音記録で、個々の儀礼を始めから終わりまで無省略で記録できたのは、稀有な幸運でした。日本の映像界では当時すでにビデオ記録が始まっていましたが、フィルム撮影であったからこそ、現代のデジタル高画質映像で、イザイホーを蘇らせることが可能になったのです。今までは、良い状態で保管することで精一杯でした。私は映像作家として、学術映像においても、「切れ」や「冴え」といった画像のクオリティーを重視します。デジタル化された映像を多くの方が鑑賞していただくに足る美しい映像に仕上げますのでご期待ください。

 

石村智

考古学者・国立文化財機構東京文化財研究所 無形文化遺産部 音声映像記録研究室長

 

 

イザイホーは貴重な無形の文化遺産です。その実質的に最後となった1978年の儀礼の様子をおさめたフィルムは、歴史的な資料としても価値のあるものです。デジタル化した映像は東京文化財研究所のアーカイブで保管し、伝承者や研究者、さらには一般の市民の方々に、広く自由に使っていただけるような形で活用したいと考えています。

 

 

三島まき

民俗祭祀研究者・沖縄県立芸術大学芸術文化研究所共同研究員、学習院大学非常勤講師

 

久高島に通い始めた頃、神人(かみんちゅ)の方から、イザイホーには、年中行事の儀礼が集約されているとお聞きしました。それゆえ12年に1度でも、滞りなく儀礼を行なうことができるのだと。逆に言えば、イザイホーの祭りは、毎年繰り返される祈りの積み重ねによってしか、できないお祭りなのです。シマで生れて、生活しなければ、その資格はない、という厳し過ぎるルールも、それが理由の一つなのかもしれません。効率の良さばかりを追求する現代において、時間の積み重ねでしか得られないものは、はかりしれない重みがあると思います。  

 

イザイホーが琉球王国の解体、壊滅的な戦争をくぐりぬけ、1978年まで継続されてきたのは奇跡です。そして、それが克明に記録され、43年もの間、大切に保管されてきたのも奇跡です。神女達の祈りや歌や舞いにこめられた、命や自然に対する畏れと敬いは、映像をとおして、たしかに私たちに伝わってきます。そして、私たちの魂の領域を広げてくれるのです。この貴重な映像を次の世代に伝えるために、プロジェクトの成功にお力を貸していただければ幸いです。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
岡田一男(文化財映像研究会)
団体の活動開始年月日:
2021年2月1日
団体の法人設立年月日:
2021年2月1日
団体の役職員数:
2~4人

活動実績の概要

「沖縄久高島の祭礼 イザイホー|貴重な記録映像をデジタル化し後世へ」プロジェクト成立(READYFOR 2021年6月30日)

プロフィール

文化財映像研究会

文化財映像研究会

文化財映像研究会は、文化財に関連した映像資料の保存と活用に資する活動をおこなう任意団体です。本会の趣旨に賛同する方でしたら、研究者に限らずどなたでもご参加いただけます。 会長:岡田一男(東京シネマ新社代表取締役) 事務局長:石村智(東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室長) 監査役:三島まき(沖縄県立芸術大学芸術文化研究所共同研究員) 詳細については下記のページをご参照ください。

コース

500円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(水晶コース)

● 感謝のメールをお送りします。
● マンスリーサポーター交流会(オンライン)にご参加いただけます。
交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)(寄付額の累計10,000円以上達成で)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権(寄付額の累計10,000円以上達成で)

1,000円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(軟玉コース)

● 感謝のメールをお送りします。
● マンスリーサポーター交流会(オンライン)にご参加いただけます。
交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)(寄付額の累計10,000円以上達成で)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権(寄付額の累計10,000円以上達成で)

2,000円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(珊瑚コース)

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● マンスリーサポーター交流会(オンライン)にご参加いただけます。
交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)(寄付額の累計10,000円以上達成で)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権(寄付額の累計10,000円以上達成で)

3,000円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(琥珀コース)

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●マンスリーサポーター交流会(オンライン)にご参加いただけます。
交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)(寄付額の累計10,000円以上達成で)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権(寄付額の累計10,000円以上達成で)

5,000円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(瑪瑙コース)

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交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)(寄付額の累計10,000円以上達成で)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権(寄付額の累計10,000円以上達成で)

10,000円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(シルバーコース)

● 感謝のメールをお送りします。
● マンスリーサポーター交流会(オンライン)にご参加いただけます。
交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権

30,000円 / 月

毎月

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マンスリーサポーター(ゴールドコース)

● 感謝のメールをお送りします。
● マンスリーサポーター交流会(オンライン)にご参加いただけます。
交流会では、文化財映像研究会のメンバーもしくはゲストとサポーターの皆様の意見交換の場にさせていただきたいと思います。アーカイブでの視聴も可能です。年数回の開催予定です。
●アーカイブ映像の最後にお名前記載(希望制)
●映画『沖縄久高島のイザイホー』2021版(高精細)のオンライン視聴権

プロフィール

文化財映像研究会は、文化財に関連した映像資料の保存と活用に資する活動をおこなう任意団体です。本会の趣旨に賛同する方でしたら、研究者に限らずどなたでもご参加いただけます。 会長:岡田一男(東京シネマ新社代表取締役) 事務局長:石村智(東京文化財研究所無形文化遺産部音声映像記録研究室長) 監査役:三島まき(沖縄県立芸術大学芸術文化研究所共同研究員) 詳細については下記のページをご参照ください。

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