野矢里志工人のユーモアとダリ作品の世界が融合！クラウドファンディング限定こけしのご紹介

当美術館のミュージアムショップではオリジナル商品を多く制作しており、とくに地元の工芸品とコラボしたグッズが大変人気となっております。

今回のプロジェクトでは、クラウドファンディング限定仕様となった工芸品とのコラボグッズもリターンの一部に入っております。

9月10日(日)に開催された中ノ沢こけし祭りでもご紹介いただいた、クラウドファンディング限定の「キャバレーこけし」と「野菜畑こけし」を、本日は改めてご紹介いたします。

当館から車で20分程度の場所にある「中ノ沢温泉」で生まれた、中ノ沢こけしは誕生から約100年。「たこ坊主」の愛称で親しまれ、素朴で個性的な表情がなんといっても魅力です。

今回のクラウドファンディングに際して、中ノ沢こけしの野矢里志氏が、修復する作品『リャネの野菜畑』『キャバレーの情景』をイメージして制作してくださりました。

  「野菜畑」こけし  

「リャネの野菜畑」のこけしは、ダリの故郷・スペインの料理に欠かせない"アーティチョーク"をイメージして制作していただきました！

アーティチョーク特有の鱗のようなガクが、こけしのヘアスタイルにばっちり馴染んでいる可愛らしいデザインになっています。

  「キャバレー」こけし  

同じくダリの初期作品、「キャバレーの情景」からインスパイアを受けたこけし。

山高帽を被った男性や格子柄のフロアなど、「キャバレーの情景」の印象的な要素があちこちに見え隠れしています。

どちらのこけしも野矢里志工人のユーモアとダリの作品世界が融合している素敵な作品になっています。改めてにはなりますが、今回のクラウドファンディング限定販売となりますので、ぜひリターンをきっかけにでもご支援いただけますと幸いです。

引き続き挑戦を続ける諸橋近代美術館をどうぞよろしくお願いいたします！