完全復旧を目指す中で、多くの労力を費やした工程のひとつが紙カルテの洗浄でした。


カルテは患者様の個人情報であり、この作業に関してはボランティアの方に頼ることもできませんでした。病院内の泥の掃き出しが終わった直後より、職員総出でこの作業にあたりました。


泥水に浸かっていたカルテはずっしりと重くなっていました。

カルテ庫から運び出し、流水で1冊ずつ洗浄しました。

その後、室内に搬入し、さらに1冊ずつ拭き乾燥させました。



可能な限りの復元を試みましたが、判読が困難なページがあることを否定できません。本日時点で診療に影響を及ぼしていないものの、私どもとしても水害への遺恨を抱える結果となりました。




しかしながら、大切な情報が院外・室外に流出しなかったことは幸いでした。また、お薬の処方に関するデータはバックアップがあり無事でした。



カルテ棚の洗浄・消毒を終え、乾燥させたカルテを棚に戻しました。



カルテの洗浄は、完全復旧の難しさを実感する作業でした。

現在、水海道さくら病院の修繕工事は各業者の方々にも全面的にご協力いただき順調に進んでおります。プロジェクトはあと7日で終了いたしますが、再建の日までお見守りいただければ幸いです。

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