井笠地区の救急医療を守るため、脳外科手術に必要な顕微鏡の更新を！

たくさんのご支援・ご声援をありがとうございました！

【オンライン２４２名・院内での代理受領４８１名（合計 ７２３名）と本当に多　

　くの方々からご支援をいただきました】

５９日間全ての期間が終了しました。第1目標としておりました1,000万円を大きく超える、ご支援をいただきましたことを心より御礼申し上げます。脳外科手術に必要な顕微鏡の更新につきましては、改めてご報告をさせていただきますので、しばらくお時間をいただければと存じます。

クラウドファンディングを始める前は、当院のような地方の一診療所が、第１目標額を達成できるのかと不安な声もありました。また、クラウドファンディングに挑戦することについてのご意見もいくつか頂戴いたしました。一方で、救急医療を継続するための手術用顕微鏡の更新の課題を抱えている事実をお話させていただいたことに対する励ましのお言葉もいただきました。

当院は診療所ではありますが、地域の急性期医療の一端を担いたいと、開院当初より救急指定診療所として運営を続けてまいりました。当初より「起こるかどうかわからない事態に備える」べく、様々な医療機器の設備投資を続けてきました。常に更新を必要とするその負担額は決して小さなものではありませんが、コロナ禍で収入が大きく減少するまでは、自己資金や借入金にて対応できる範囲でありました。しかしながら、コロナ禍での運営が続き、緊急時に必要な手術用顕微鏡の更新費用を自己資金で全て捻出できない状況となりました。しかし、いつ発生するか分からない緊急時への対応は地域の脳神経外科としての任務でもあり、ご批判も覚悟のうえ、思い切ってクラウドファンディングに挑戦をさせていただいたという次第です。

私達が今回のクラウドファンディングで最も感激しておりますことは、寄付のご支援はもちろんではありますが、皆様お一人お一人からいただいた、大変多くの温かいご声援と励ましのお言葉です。このクラウドファンディングを通じて 地域の皆様から多くのご期待をいただいていることを再認識し、これからも気を引き締めて業務に邁進してまいりたいと存じます。まだまだ至らない点も多々ございますが、より一層、地域の皆様から信頼していただける有床診療所となるよう頑張ってまいります。昨日を持ちまして、プロジェクトは終了いたしましたが、今後の活動内容や頂いたご支援の使途などは、こちらの新着情報でご報告させていただきます。

引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2022.3.25　　　　　　　　　　　  　　村上脳神経外科内科　院長　村上裕二