がんで苦しむ患者さんに、光明をもたらす研究を -正井 久雄先生-

希望の光になりましように！

素晴らしい取り組みを、ごく僅かですが支援できることが嬉しいです。頑張ってください！

副作用を抑えた癌治療があれば、立ち向かう気力も変わりますし、QOLも下げずに根治を目指せる光になります。研究が進み、良い成果に繋がるよう、期待を込めて応援します。

もう30年ほど前ですが、ガン治療の副作用にひどく苦しんだ経験があります。今後再びガンになった場合に、あの苦しみに耐えられる自信がなく、治療をしないという選択肢を取ってしまうかもしれません。ぜひ副作用の少ない治療薬の開発を成功させてください。期待しております。

加藤順也先生はこれまで、細胞周期制御の観点からがんの研究を進められ、多くの成果をあげられています。クルクミンは昔から広く研究されている化合物で抗がん作用も知られておりました。今回加藤先生は、クルクミンの構造を変えることにより、さらに抗がん効果が強く副作用の少ない物質を開発されました。

加藤先生は現在この化合物の作用機序の解明、および、ヒト臨床試験に向けて、毎日実験を進めておられます。副作用のない抗がん剤は、がんに苦しまれている多くの患者さんに光明をもたらします。この制癌剤の研究が発展し、新しい治療薬として患者さんを救える日が来るように、皆様のご支援をお願いいたします。

正井 久雄
東京都医学総合研究所 所長
東京大学大学院 新領域創成科学研究科 客員教授

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