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\かけはしサポーター/難聴者の「学ぶ」「働く」を応援する社会づくり
【広報やるぞ!】さまざまな想いを携えて
こんにちは!
広報・河原です。
今日は難聴者のための就職支援セミナーの第3回目「聞こえの把握編」でした。全2時間、最後の30分は質問を含む雑談タイム。3回目ということもあり、リラックスした表情や雰囲気が画面越しに伝わってきます。チャット含め、質問やご意見・感想も積極的に飛び交っておりました!
今日の主な内容はこちら。ワークシートを使いながら「聞こえの把握」に関して一緒に学んでいきました。
■自分の聴力の伝え方
■聞こえの状況を整理する(困ることと望ましい状態)
■できること、お願いすることの整理
■場面ごとのサポート依頼の整理
■ITツールの紹介
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少し話がそれます。
講座中に、私はあることをしていました。それは、「聞こえない状況で受講する」こと。簡単に言うと難聴体験です。完全ミュートにした状態で、20分程度聴講してみました。
想像以上に過酷でした。
そんなことないでしょ?と思う方がいらしたら、実際やってみてください。想像を遥かに超える集中力が要求されるため、目の疲労感を始め、どっと疲れます。
運営側なので、講座の内容をある程度知っていても、ついていくのに必死です。
もしこれが、自分がほぼ知識のない講座内容だったら?
字幕が適当にしかついていなかったら?
100%理解するなんて、絶対に不可能です。
聴こえ辛い方は、ずっとこんな経験をしていたんだ。
わかっていたつもりでしたが、すごく考えさせられました。
私がこのような体験をしてみたことには、理由があります。先日、地元西日本新聞に下記の記事が掲載されました。酷すぎる事実に、絶句しました。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1056744/
取材に当方は関わっておりませんが、難聴者の方から働く上での辛いお声を何度か伺っていたこともあり、紙面にあるように氷山の一角かもしれないと思うと……。言葉がありません。
普段は冷静?と言われる私ですが、最後の会社側の一文は怒りしかありません。
会社側は取材依頼に「個別案件のため応じられない」と回答した。女性は「いじめがあったことを素直に認めて謝ってほしい。つらいです」と話している。
女性の方は、勇気を振り絞って、声を上げたと思うのです。
それに応えない? 広報担当者何してるんですかね?
いいことばっかり言うのが担当ですか?
危機管理広報のつもりかもしれませんが、真逆に作用しています。
同じ広報としてこの姿勢は許せるものではありません。
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吠えるのはここまでにします。
怒ってばかりでも何も変わりません。
難聴者の方が抱えている大変さ、苦しみ、悲しみ、辛さなどの感情全てを理解することは到底できませんが、でもそのさまざまな想いを携えて広報活動をしていこう、と今一度胸に刻みました。
セミナーも早いものであと2回。参加者の方から教わることの方が多いな、と感じた河原がお送りしました。
コース
500円 / 月
かけはしサポーター(毎月500円応援)
季節ごとの活動報告メール
サポーター交流イベント
1,000円 / 月
かけはしサポーター(毎月1000円応援)
季節ごとの活動報告メール(期末のみ郵送)
サポーター交流イベント
3,000円 / 月
かけはしサポーター(毎月3000円応援)
季節ごとの活動報告メール(期末のみ郵送)
サポーター交流イベント
5,000円 / 月
かけはしサポーター(毎月5000円応援)
季節ごとの活動報告メール(期末のみ郵送)
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10,000円 / 月
かけはしサポーター(毎月1万円応援)
季節ごとの活動報告メール(期末のみ郵送)
サポーター交流イベント