膵がん・胆道がんサロンのご紹介

膵がん・胆道がんと診断されて不安を感じている患者さんや、どのように支えたらよいかと悩んでいるご家族の皆様が、患者どうしあるいは家族どうしでお互いに情報交換をする場として、「膵がん・胆道がんサロン」を開催しています。

 

なぜ、「膵がん・胆道がんサロン」なのか？

私たちは医療者から患者さんご家族向けに情報を提供する「膵がん・胆道がん教室」を以前から開催してきましたが、教室に参加した皆さまから「同じ病気の者どうしで話をしてみたい」「患者や家族の経験談も聞きたい」というご希望をいただき、サロンを開催することにしました。

 

「膵がん・胆道がんサロン」の目的と内容

患者さんやご家族が、同じ病気や似た境遇の人との情報交換や交流を通じて、病気とうまく付き合い、自分らしい生活を送ることを目指しています。サロンは患者さんどうし、ご家族どうしのグループに、医療者がファシリテーター（会話や交流の促進者）として加わって進められます。

 

 

サロンの開催日時と申し込み方法（事前予約制）

・開催日時：偶数月・第3水曜日　13:30-14:30

（奇数月・第3水曜日は「膵がん・胆道がん教室」を開催しています）

・開催場所：病院8階　サポートセンター

・事前申込：病院8階　相談支援センター

 

参加者の声から

【患者さんから】

・いろんな考え方、生き方を知れてよかった。

・少し気が休まった、気持ちが楽になった。

・私だけではないと実感した。

・前向きに生きていくしかないと思った。

【ご家族から】

・食事のことや日常生活の工夫など参考になった。

・本人の楽しみを共に喜ぶように、明るい気持ちで帰れる。

・「本人らしく毎日生きていく」ことを大切にしていきたいと思った。

・患者の話も聞いてみたい気もしたが、話しづらくなってしまう可能性もあり、このスタイル（患者・家族分かれて実施）で良かった。

 

次回は6月20日（水）開催予定です。

膵臓がん・胆道がんの患者さん、ご家族の皆さんの希望を支えられるように、これからもスタッフの力を結集して運営していきたいと思います！