シニア・傷病猫を救うねこひげハウス｜シェルター活動継続を目指して！

闘病中のヤンチャくん♂ 推定18歳です

 

ねこひげハウスの初期から、4兄妹で一緒に施設でずっと過ごしている子で、

1番の天然で愛らしくスタッフを癒してきた存在です。

仲良し兄妹だったアミちゃん、ボケくん、マリモちゃんは、ヤンチャくんがずっと見守ってあげて、天国へとお見送りました。

 

 

ヤンチャくんは腎臓も多少悪くサポートしてきましたが、

2ヶ月前に急に片目が見えなくなってしまいました。

色々と検査をしましたが原因が分からない状態でした。

そしてとうとう両目とも見えなくなり、次に口が開いたままに・・・。

 

最近では嚥下(飲み込む力)も弱くってしまい、鼻水やヨダレも止まらず、

とても辛そうな状態になってしまいました。

首から上の神経症状です。

 

 

高齢なこの子の病気と受け止めてはいますが、

今後のQOLを保ってあげたくて、

せめて目が見える様に…、自分でご飯を食べれる様に…と

出来る検査と考えうる治療は全てしました。

血液検査、頭部と眼のエコー、レントゲン、真菌PCR検査、クリプトコッカスPCR検査など。
全てハッキリとは分からず症状の進行を食い止めることができませんでした。

 

原因を見つけるためにはMRI検査が必要です。
ハウスの資金状況もありますが、ヤンチャくんのからだへの負担も心配です。

（麻酔が必要なこと。高齢、身体状態が良くないこと。検査をすることで具合が悪くなる可能性も十分に考えられること）

 

今は症状があるものの、仲間とくっ付いて寝たり、穏やかに暮らしています。総合的に考えて、今後の生活の質が下がってしまうなら…と

MRI検査は断念しました。

 

鼻の内部に腫瘍らしき肉腫は確認しているので、何かしらの「がん」の可能性は高いと獣医師も判断しています。

 

最近ではご飯の匂いが分からず、自分でご飯を食べなくなり、ご支援でもいただいているペーストのご飯を中心に、毎日シリンジで食事サポートをしています（ペースト食のご支援いつもありがとうございます！介護が必要な複数の猫たちに利用させていただいています。とても助かっています）。

 

 

無理な治療や、生活の質を著しく下げるケアや治療はしないと決めております。
苦痛や苦しみは排除してあげたい。その思いで介護を日々しています。

なので決して無理はしていません。

 

ヤンチャくんはお腹が空くと鳴いて呼び、よく食べてくれています。

 

 

ヤンチャくんの側には、ずっと仲良しだった大吉くんとマイくんがいつも寄り添っています。

特に大吉君は、目の見えないヤンチャくんが室内で迷子になりいつもの場所に戻れなくなり鳴いていると、駆け付けてくれたりスリスリしたりして守ってくれています。猫界の絆を感じます！

 

皆さまからの応援とご支援サポートが、保護された猫たちのQOLや福祉への大きな力になっております。

改めて御礼を申し上げます。

 

いつも温かい応援をありがとうございます🙇‍♀