コロナ禍で保護数激増！保護猫たちの避妊去勢手術費用をご支援ください

第一目標達成のお礼と

ネクストゴールについて

 

このたびは、nekoiori-projectの初めてのクラウドファンディングに、あたたかいご支援をいただき、心よりお礼申し上げます。

おかげさまで、1月30日に、終了まで8日を残して第一目標である350,000円を達成することができました。支援者のみなさまひとりひとりのねこたちを思うお気持ちが大きな支えになって、達成までたどり着くことができました。

ほんとうにありがとうございました。　　　　

 

初めてのクラウドファンディング挑戦にこんなにもあたたかいご支援を賜り、「今度は私が行動する番だ‼️」と、改めて気を引き締めています。

 

今回皆様からお預かりした第一目標の支援金で、予定通り現在避妊去勢手術を控えた子たちの手術を進めて参ります。まずはケンちゃんの手術が2月9日に決まりました。

 

たいへんありがたいことに、少し日数を残しての達成となりました。重ね重ね厚かましいお願いではございますが、NEXT GOALを設定させていただくことにいたしました。

 

現在ドライフードの費用が1日3,000円〜4,000円かかります。数年来の物価の上昇により、以前の１.5倍以上になりました。自身の仕事を増やして充てていますが、厳しい状況は当分続くと思われます。そこで、活動費の一部のご支援を引き続きお願いしたく存じます。

 

NEXT GOALでの

ご支援金の目標額と使途

 

NEXT GOAL目標額　500,000円

 

ドライフードの購入費およそ1ヶ月分として、150,000円の追加のご支援のお願いを継続させていただきます。

NEXT GOALの目標額に到達しなかった場合も、自己資金をやりくりし、ねこたちのお世話を変わらず続けて参ります。

改めまして、このプロジェクトの達成にご協力いただきありがとうございました。プロジェクト終了まで引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

nekoiori-project

隊長　安藤久美

2024.2.1.追記

 

 

 

私について

 

初めまして。たくさんのプロジェクトの中から私の取り組みに目を留めていただきありがとうございます。安藤久美と申します。

2012年に生まれ故郷である長崎県南島原市にＵターンし、翌2013年ペットシッターを開業しました。

 

その頃から自分ができる範囲でささやかながら保護猫活動及び地域猫活動をしてきました。開業してしばらく経ちペットシッター業が周知されてくると、次第に自宅近辺への子ねこや妊婦ねこちゃんの遺棄、放置が目立つようになりました。ある程度予想はしていたことでしたので、その都度保護をし避妊去勢手術をして、良い出会いがあれば、里親さんのもとに送り出してきました。これまで自費で手術を施したねこたちは約60頭になります。

 

現在は保護猫たちとお外の子合わせて30匹超の子たちをワンオペでお世話しています。

 

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2019年末、私たちの生活がコロナ禍で一変しました。外出が制限され、巣篭もり生活を余儀なくされる中、ペットを飼い始める人が急増した事は社会でも注目されました。

 

そのような社会状況の中で、一時的な感情でペットを飼い始めた人たちによる飼育放棄を少なからずや懸念していましたが、その嫌な予感は案の定的中します。

 

コロナによる緊急事態宣言が発令されて1年半ほど経った2021年の夏頃より、自宅周辺に現れる見知らぬ子たちが増え始めたのです。また、出先で出会う機会も多くなりました。

 

明らかに純血種から生まれたと思われる長毛の子ねこや、お腹の大きい若い妊婦猫さん。子育て中のお母さん猫…。段ボールに入れて、自宅そばのゴミステーションに置いて行かれたこともありました。

 

 

 

確証はありませんが、コロナをきっかけに衝動的に飼い始めた人が、適切な飼い方をせず、むやみに増やしてしまい、手に負えなくなって遺棄するケースが激増したのではないかと推測しています。

 

 

 

保護数は例年多くても5〜6頭だったのが、ピークだった2021年には16頭、2022年には12頭、今年2023年は少し落ち着きましたが、丸投げによる引き取りなどもあり、7頭の子たちを新たに保護しました。

 

 

 

 

プロジェクトの内容

 

今回皆様に手を貸していただきたいのは、今現在避妊去勢手術を控えている11頭の保護猫、地域猫たちの避妊去勢の手術費用です。

 

私には、譲渡にはとても苦しい思い出があります。６年ほど前、ある里親さんに生後半年ほどの兄弟２匹をを譲渡しました。譲渡に際しては、去勢手術の実施と完全室内飼育の徹底のお約束を交わしたにも関わらず、再三のお願いにも従っていただませんでした。１匹は取り戻すことができましたが、もう１匹は取り戻す前に行方不明になってしまったのです。残念ながら2度と会うことはできませんでした。人を見る目がなかった自分が情けない、先方に渡してしまった子に申し訳ない…そんな気持ちは今でもぬぐい去ることができません。もし、去勢手術をしていたなら、お外に出てもあまり遠くには行かず、事故に遭ったり帰れなくなったりするリスクを多少なりとも少なくできたのかもしれない…。

 

その事があって以来、私は可能な限り避妊去勢を私の元で確実に済ませてから譲渡をしています。

 

私のかかりつけの動物病院では、最低でも女の子で約30,000円、男の子で約20,000円の費用がかかります。その子その子の状態にもよるため、実際にはもっとかかるケースも少なくありません。これまでなんとか自費で踏ん張って参りましたが、物価上昇によりフードや猫砂などの消耗品の費用がかさみ、保護数の増加もあり、たいへん厳しい状況が続いています。

 

 

私は、保護活動は自分のできる範囲でと決めて活動してして参りましたので、正直なところ皆様にお願いをしていいものかたいへん悩みました。

 

もうこれ以上手を出さないと決めればいい。しかし、今目の前で路頭に迷う子たちに、私の代わりに手を差し伸べてくれる人が、果たしているだろうか…。いや、この10年地道にやってきた事をふり出しに戻してはいけない。

 

そんな葛藤の中熟考を重ね、今ここにいる子たちの未来を守るために、今回クラウドファンディングに挑戦し、皆様のお力をお借りする決意をした次第です。

 

 

 

 

 

当プロジェクトの展望

 

生後半年を越え手術の時期を迎えた子たちもいますので、すでに順次手術を実施しています。

 

23年内に1頭、24年歳明け早々に2頭の予約をすでに入れており、その後も健康状態の良い子から実施をしていく予定です。

 

 

 

🔸避妊去勢手術対象の子たち🔸

（すでに実施した子も含まれます）

 

こはる♀ 2023年3月

生後1ヶ月未満で保護。自宅敷地内に遺棄。

途方に暮れぽつんとひとり佇んでいました。

早期にお母さんから離された影響なのか、とても小柄な子です。体重増加を待って手術の予定。

 

 

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メイ♀ 2023年5月

生後1ヶ月半くらいのころ、出先で見知らぬ

人の車のボンネット内から救出。

現在体調も良く体重も増えたため、年明け早々に手術実施予定。

 

 

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なずな♀ 2023年春

自宅に度々姿を現すようになる。おとな猫。

妊婦さんのため即保護。保護当時体重わずか2.2キロ。マンソン裂頭条虫も確認されたため駆除。子育てが終わりその後順調に体重も増加し4キロになったため12月中に手術を実施。

 

 

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たける♂ 2023年5月生まれ

なずなが保護後自宅で出産。

猫には珍しく一粒種。順調に成長中。

慢性的に風邪症状があるため、それが落ち着き体重が増えるのを待って手術予定。

 

 

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ホップ♂ 2023年8月

生後4ヶ月くらいの頃、突然我が家に姿を見せるようになる。人慣れしており栄養状態も良く、寄生虫、ウイルスチェック陰性だったため、10月に手術を実施しそのまま保護。

 

 

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ケンちゃん♂ 2022年10月

スーパーマーケットの駐車場に兄妹２匹で遺棄。保護当時生後2ヶ月くらい。女の子は手術済み。風邪をひきやすく体調等のタイミングもありなかなかできず、ようやく年明けに実施予定。

 

 

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たくろう♂ 2020年10月

生後2ヶ月程度のころ母猫と死別し彷徨っているところに遭遇。母猫の亡骸にすがり途方に暮れている姿が不憫で保護を決意。

2ヶ月かけて餌付けをし、ある程度人慣れできた時点で保護。少し神経質な子で通院が難しく、現時点で未手術。

 

 

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ちゃと♂（お外の子）

2023年夏ごろからか来るようになったお外の子。手術後はさくら耳カットでリリースし、地域猫として終生しっかり支えていきます。幸いなことにご近所が地域猫にご理解がある土地柄です。

 

 

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きじとら子さん♀（お外の子）

ホップと同じ頃から時折見かけていた子。

ホップにとても似ているので、何らかの血縁

関係があるかもしれません。女の子なので手術を急ぎたい子。人慣れしており、栄養状態もよさそうなので、おそらく元飼い猫。

保護かリリースかは今後検討していきます。

 

 

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元太&らいと　二人とも♂　2023年11月

保護…というより丸投げで引き取り。

生後2ヶ月ほど。別々に保護されましたが、保護の場所も日時も近く、体格もほぼ同じであることから兄弟と思われます。らいとは目が見えません。しっかりと成長し、体重が増加してから手術実施予定。

 

 

 

 

達成時の使途について

 

 

今回のプロジェクトで皆様からご支援いただき、目標金額を達成した暁には、お約束した通り、避妊去勢手術を控えている１１匹の子たちの手術を速やかに実施いたします。予算通りで実施できた場合、若干の余剰金がある見込みですが、ねこたちのフード代等に充てさせていただけますとありがたく存じます。また、予想以上に費用がかかり、ご支援の金額で足りなくなった場合は、不足分は自費で負担いたします。

 

手術はできる子からすでに実施をしておりますので、早期の入金ができるようにさせていただいております。

 

 

 

🔻▲🔻私たちの未来像🔻▲🔻

 

私は現在進行形の保護活動を継続的に続けていくために、どのようなカタチを作り上げていけばいいのか、あれこれと模索しています。

活動費の問題、保護スペースと人手の確保…。最近では、私の地道な活動をご理解いただき、協力してくださる仲間もひとりふたりと増えてきました。言うまでもありませんが、私の保護猫活動は、今回ご支援をお願いしてそれで終わりではありません。ここからまた先へと歩み出す準備を進めています。

 

南島原市の山あいの地区に空き家となっている祖父の家を、シェルター型古民家猫カフェとして再生すべく動き始めています。

 

この活動を、「nekoiori-project」と称し、今後たくさんの方のお力を借りながら、実現へ向けての一歩一歩を進めていく覚悟です。

 

その第一歩としての今回の取り組みに、皆様方の温かいご支援と励ましを賜りますよう心よりお願い申し上げます。