保護ねこが家族と幸せに暮らせますように｜いのちつなぐ#ねこの日基金

 

ご支援者の皆様へ

 

本日は「いのちつなぐ#ねこの日基金」につきまして、選考によって助成金申請が認められた84名に対し、9月末日での助成金支払いが完了したことをお知らせいたします。

 

これを持ちまして、多くの皆様からご支援いただいた「保護ねこが家族と幸せに暮らせますように｜いのちつなぐ#ねこの日基金」の対応がすべて終了いたしました。

 

ここに、選考委員としてご参加いただいた

・公益財団法人動物臨床医学研究所　理事長　山根義久さま

・一般財団法人ちよだニャンとなる会　代表理事　香取章子さま

よりいただきましたコメントをご紹介いたします。

 

 

【選考委員・山根義久さま】

2022年2月22日を「ねこの日」として猫に関する沢山のイベントが行われました。

その中でも、この「ねこの日基金」のクラウドファンディングは、猫たちの命を繋ぐ活動家に保護した猫たちの譲渡にかかる費用を助成するという企画で、多くの方のご賛同を得られたものでした。

 

ご支援くださった方々へ、ここにあらためて深く御礼申し上げます。

それとともに、これからも人間の都合によって命の危機にさらされた猫たちは増えるという現状をお察し頂き、変わらぬご支援をお願いするものであります。

 

【選考委員・香取章子さま】

動物愛護の第一歩は去勢・不妊手術を行い不幸な命をつくらないこと、と考えていますが、猫に関わる活動を行っていると、猫を保護せざるを得ない場面に遭遇することが少なくありません。

飼い主が死亡するなどで行き場を失った猫、傷病の猫等、動物福祉の観点からボランティアは保護して譲渡先を見つけようとします。しかし、保護・譲渡するまでには、検査や処置、治療等の医療費が必要です。

このたびの「いのちつなぐ＃ねこの日基金」は、保護猫のために医療費等の負担を重ねるボランティアさんたちを経済的に助けるとともに、励ます役割を果たしたのではないかと思います。
これからも前へ向かって、頑張りましょう！

 

 

クラウドファンディングによる助成金という初の試みに、大変多くの方からご賛同をいただきました。皆様からのご賛同は、全国で活動するボランティアの方々にとって勇気と自信を与えてくれたものと思います。

 

また、今回このような企画に携わり、事務局としてご支援の一端を担うことができたことは、どうぶつ基金にとっても大変意義深いものでございました。

 

あらためまして、ご支援をいただきました皆様に心より感謝を申し上げますとともに、今後とも殺処分ゼロ達成を目指して、私たちと歩みをともにしていただけましたら幸いです。

公益財団法人どうぶつ基金

事務局一同