プロジェクト概要

 

社会課題を解決するカードゲームを

作って販売する・・・小学生が!

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いま、この地球上では様々な問題が起きています。地球温暖化、貧困、生き物の絶滅・・・

 

解決するのは誰でしょうか?エライ人?大人?いやいや、小学生にだってできるはず!

 

3か月におよぶプロジェクトで、”こどもでも社会課題を学び、解決方法を考えられる”というカードゲーム「サステナビリティ・ゲーム(仮称)」をつくった小学生たち。

 

このカードゲームを通じて、1人でも多くのこどもたち、そして大人にいま、どんな問題が起きているのかを知ってほしい。

 

そして、持続可能な未来を自分たちの力で切り拓けることを感じてほしい!

小学生の壮大なチャレンジに、みなさまの力を貸してください。

 

 

 

「第3の居場所・学び舎」

=ネクスファ!

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こんにちは。辻義和と申します。
 

ぼくは千葉県柏市で、学童保育と学習塾が一体化した地域の第3の居場所・学び舎であるネクスファを仲間たちと運営しています。こどもたちからは「つじちょう」と呼ばれています。

 

やって来るのは小学1年生から中学3年まで、100名を超えるこどもたち。スタッフも高校生から、80歳近いシニアの方まで、多世代の多様な方々が集います。


ネクスファの日常は放課後から。学校から帰ってくるこどもたちの「ただいまー!」の声で、ネクスファでの時間が始まります。


こどもたちは、ネクスファという場で“毎日”を過ごし、思いっきり遊び、ときには失敗しつつも、仲間やまわりの大人と関わりながら、学び合い、育っていきます。

 

こどもたちの個性は本当にさまざま。1人ひとりが自分の“ありのまま”を伸ばし、“可能性”を広げ、いきいきと、自分の人生を歩んでいってほしい

 

そして、いま関わっているこども、スタッフはもちろん、卒業したこどもたちにとっても「ただいま!」とまた帰ってこれる場でありたい。

 

ぼくたちはそんな思いで、日々こどもたちと向き合っています。

 

今、ネクスファにいるこどもたちも、卒業したこどもたちも、一緒になって遊びます。

 

 

ネクスファでの7年間の挑戦!

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地域と繋がりながら、こどもたちにとっての第3の居場所・学び舎をつくりたい!そんな思いでネクスファを立ち上げたのが30歳のとき。以降この7年間、これまで本当に数多くの仲間や地域のみなさまにネクスファに関わっていただきながら、こどもたちの成長をサポートしてきました。小学1年生だった子は中学2年生に。長い子は6年、7年と通い続けてくれていて、嬉しい限りです。


それと同時に、ネクスファの開始当初から実践してきた学び、それが「地球や社会の問題とその解決策を考える探究型・プロジェクト型学習」です。


ぼくが社会の問題に関心を持ちはじめたのは中学生のとき。当時住んでいた兵庫県で阪神大震災を経験したことをきっかけに、環境問題や防災に関心を持ち、大学では建設学科で学び、環境サークルで活動していました。

 

一方で、大学時代は塾講師のアルバイトに「没頭」。週6ペースで通い詰め、小1から高校3年まで300人のこどもたちを教えました。そんな経験から、大学を出たら塾のスタッフになろう!と思っていたのですが、ひょんなことから最初の就職は全く関係ないシステムエンジニアに(笑)仕事はとてもハードでやりがいはあったものの、こどもに関わる仕事をやりたい!という気持ちを抑えられず、紆余曲折あってネクスファにたどり着きました。

 

ご縁をいただいて立ち上げからやらせてもらうことになったネクスファ。全てをゼロから作っていく必要がありました。2012年当時は保育と教育が一体化した場所はほとんど先例もなく、そもそも僕自身、塾の経営経験もなければ、学童保育の「が」の字も知らない。たくさんの失敗を重ねながら、経験豊かなスタッフのみなさんに助けていただきながら、1つひとつを整えていきました。

 

テンション高いこどもたちの成長に関わるのはエネルギーがいるけど(本当に!)、やりがいがあります。

 

 

そんな中でどうしても「挑戦したい!」と、当時の代表とともにスタートしたのが

 

社会課題・サステナビリティ × 学習塾


を具現化した学びです。しかし、最初は生徒、5人からのスタートでした。それもそのはず。2012年当時はまだ、「サステナビリティ」という言葉はもちろん、探究・プロジェクト型学習もほとんど知られていませんでした。ただ、講師も生徒も、ワクワクしながら取り組んでいたことを昨日のことのように覚えています。

 

毎週、みんなで授業開発ミーティングを行い、カリキュラムをつくり、ゼロから授業を準備しそれをこどもたちにぶつけ、またミーティングして・・・の繰り返しの日々。そして、それは8年目の今も続いています。今ではたくさんのこどもたちが共に学んでいます。

 

 

 

なぜ、小学生が

地球や社会の問題を学ぶのか。

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私たちが生きる社会には、地球温暖化、貧困、経済格差、少子高齢化といった様々な問題があります。

 

これらを考え、解決していくのは、もちろん私たち大人の責任です。一方で、社会の一員であり、未来を変えていく力を持つこどもたちも、このような社会の課題に対してジブンゴトと捉え、考える機会が必要なのではないか


さらに最近は、グローバル化や情報化が進み、人工知能(AI)を活用した技術革新が進んでいます。急速に変化する世の中で、自分で考え、判断し、行動していく力が求められています。

 

・・・そんな時代を生きるこどもたちに、身につけてほしいのは「広い視野」「自分の価値観」。社会でおきている様々な問題は相互に複雑に絡み合っていて、、しかも実は自分たちの暮らしにも繋がっている。それを実感することでものごとに対する視野が広がっていく。さらに社会課題の多くは、明確な解決策を大人も見いだせていないものばかり。だからこそみんなで徹底的に対話しながら学び、探究し、自分なりの解決方法をみつけていく。そうして自分なりの価値観が育まれていく。そんな学びが必要だと考えました。


奇しくも、2020年度にセンター試験が終了、新しく「大学入学共通テスト」がはじまります。他にも「探究」と名のつく教科ができたりと、日本の教育は大きな変革期を迎えようとしています。従来型の知識を積み重ねる、処理能力を高めるという方向から、対話や探究の過程(プロセス)を重視しようという動きになりつつあります。

 

「自分自身の未来を切り拓き、不確実な未来を生き抜く力」を身につけること。それが結果的に、サステナブル(持続可能)な未来をつくることにつながると考えています。

 

小3から小6まで、異学年が混ざり合ってワイワイ学びます

 

 

カードゲームをつくってみた。

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そんな彼らと2019年の1月から3か月間をかけて取り組んだ学習テーマが「ゲーム」。・・・社会課題を学ぶのに、なぜゲームなのか?

 

1つは、こどもたちがずっと「やりたい!」と言っていたテーマだということ。
もう1つは、これまで学んできたことの集大成という意味合いもあります。


「ゲーム作りを通じて、サステナビリティ(持続可能性)への理解を深め、自分ごととして捉えること」を目標にスタート!

 

まず前半では、こどもたちが知っているゲームについてどんどん出していきます。次にそのゲームを分類します。カードゲーム、ボードゲーム、テレビゲーム、外遊び・・・さらにそれらを見ながら「おもしろいゲームの条件」をひも解いていきます。自分が楽しんでいるゲームは、なぜおもしろいのか?共通項はあるのか?

 

世の中にどんなゲームがあるのか!?洗い出し、分類していきます

 

こどもたちとのやり取りの中で決まったのは、カードゲームの制作。ゲームのコンセプトを考える中で、おもしろいだけではなく、社会課題やサステナビリティについて学ぶことができる。そんなゲームを作っていくことになりました。そして、以下の2種類のカードを作る方向性にまとまってきました。

 

・社会や環境の問題 :「ミッション」カード
・解決するための方法:「アイデア」 カード

 

社会課題を見つけ出し、どうやって解決したらいいかを考える。そんなゲームが、小学生に作れるのでしょうか?

 

まずは課題を考えるところから。こどもたちは、これまで学んできた内容をファイルにまとめている「ポートフォリオ」や、新聞記事・インターネットなどを参考にワークシートに書き出します。

 

 

そこで取り入れたのがSDGs(Sustainable Development Goals)です。日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。これは持続可能な社会を目指して国連が掲げた17のテーマで、2030年までに全ての目標を解決すべく、現在世界中で様々な取り組みが進められています。

※国際連合広報センターより引用

 

 

SDGsの17のテーマを参考に、ミッションカードを制作していきます。昨年発売された「社会問題見えるカルタ」や、「SDGsアイデアブック」も参考にします。1学期に食料自給率や食料廃棄について、2学期について絶滅危惧種や自然環境の保護について学んできたこどもたち。書き出したテーマは、食や生き物に関するものが多くみられます。私たちが「他の課題にも目を向けてみよう」と声をかけると、貧困やエネルギー、文化、ジェンダーといった他の項目についても目が向きます。自分で課題を発見し、自分なりにまとめていきます。中には20枚以上のミッションカードを書き出す子も!!

 

ミッションカード。絵も文字も、すべて小学生の手作りです。

 

次にアイデアカードづくり。自分たちが挙げた、様々な社会の課題をどのような手段や方法で解決していくのか自分なりに考え、周りと議論し、それをもとにアイデアカードを制作していきます。
「お金があればなんでも解決できんじゃね?」「エライ人!」「○○総理!」「権力!」といった言葉が飛び交います。
もちろん、お金もエライ人もいいのですが、現実に目を向けると、中々そんな都合よくいいカードが出てくるわけではありません。限られた条件で、どのように社会課題を解決していくのか。うんうん頭をひねりながら、様々なアイデアカードを作っていきます。

 

アイデアカード。こどもたちならではのユニークな発想が光ります


こうしてプロトタイプ(模型)が完成。実際に遊んでみます。この段階で、勝ち負けはあるのか?条件は?何人ぐらいで遊べるのか?といったルールも考えます。そこから見えてきた課題をブラッシュアップして、さらにいいゲームを制作していきます。

 

制作発表会までわずか。集中するこどもたち

 

 

完成した。遊んでみた。

→めっちゃおもしろい!!

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そうして完成したのが「サステナブル・ゲーム!」

 

・・・いかにもマジメな学習ゲームのようですが、いやはやこれが予想以上に面白い!「ミッションカード」は、絶滅危惧種や貧困、エネルギー、ジェンダーといった、真剣に考えられたものたち。「アイデアカード」は、課題解決に必要な要素を書き出したものながら、さすがこどもたちのユニークな発想で、遊びごころに満ちたカードもたくさん。

 

こどもたちのお父さん、お母さんたちを呼んで、お披露目会を開催しました。
予想以上に大人もハマりました。


▶こどもたちの感想

「ゲームをしながら社会の問題をまなべた」(小3女子)

「社会のことを楽しくこのカードゲームで知ることができる」(小4男子)

「親は、このゲームをおもしろく思ってくれたんだと思った」(小5男子)

「自分のカード、もっとうまく書きたかった」(小5女子)

「他の人のカードを見て、あっそうすればいいんだと思った」(小5男子)

「将来もこのようなことを考える仕事をしてみたい」(小5男子)

 

▶おとなの感想

「時間を忘れて楽しめた」

「一目で社会問題の内容が把握できるデザインになっていた」

「同じ課題を解決するにも自分と隣の人とで全然違う考え方や方法があることを学べていい」

「限られたアイデアカードで解決策を考えるのがいいと思った」

「こどもたちの柔軟な発想力に感心させられました」

「企業の若手社員向けSDGs研修に使える」

 

さてこのカードゲーム。こどもたちからは制作中から「これ、売れないかな・・・」という声がちらほら聞こえてきていました。


カードゲームをつくって終わりじゃない。自分たちが作ったものを世の中に発信する。多くの人に手にとってもらうことで、社会の様々な課題や、解決に向けた取り組みを楽しみながら知ってもらう。・・・そんなプロジェクトに挑戦することになりました。

 

こどもたちも、大人も一緒になって大盛り上がり!

 

 

お金について学び、そして

クラウドファンディングへ。

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カードゲームを販売するにあたり、まずはお金の「意味」と「価値」について学ぶことになりました。お金はどのようにして生まれ、人間の生活に欠かせないものになっていったのでしょうか。一方で、経済格差や貧困など、お金に関する社会課題はなぜ起き、そして解決しないのでしょうか。

 

きっとこどもたちが大人になる頃には、デジタル通貨の発達など、お金に関する様々な変革が起きていることでしょう。しかし、お金が持つ本質的な意味(利点や危険性も含めて)は変わらないはず。こどもたちがお金について、今のうちから自分ごととして学ぶ。それは彼らの未来にとっても、とても大切なことだと私たちは考えます。

 

前半はお金の意味について様々な切り口から学びました。お金がなぜ生まれたのか、またその歴史、お金の利点と問題点など・・・。

その中で、お金は「信用」と繋がっていることを学びました。

 

「お金」はこどもたちにとってもジブンゴト。前のめりに学びます。

 


そしていよいよ「サステナブル・ゲーム」を商品化し販売するというプロジェクトがはじまります。お金を得るしくみや、得たお金の使い方について学びながら進めていきます。
 

さて、カードゲームを販売するにはどんなことが必要なのでしょうか?

 

こどもたちと作戦会議。

 

そもそも、カードゲームを買ってもらうには、そのゲームが「おもしろい!」「ためになる!」といった価値を生み出さなくてはなりません。それは、小学生が作ったものだから質は低くてもいい・・と大目に見てもらえるものではありませんよね。

 

そのためには、クオリティの高いカードにすること、ルールの見直しなど、やることが沢山あります。カードゲームの箱も必要だし、値段も決めなくてはならない。

 

そしてカードゲームを販売するにはデザインや印刷の資金が必要!ということがわかってきました。・・・では、その資金はどうやって集める?

 

「つじちょうのポケットマネーで!」
「自分たちで少しずつお小遣いを集める」
「宝くじを買う!」
「寄附してもらう」
「Youtuberに紹介してもらう!」

 

いろんな意見が出てくる中で「クラウドファンディング!」という言葉が。そう、今の小学生、結構知っているんです。時代ですね・・・話し合った結果、制作資金を得る手段として、今回クラウドファンディングに挑戦することになりました。ただ売るだけじゃない。自分たちの取り組みに共感してもらうこと。その意味ではクラウドファンディングは有効な方法だと思われます。しかし、そこでとっても大事になってくるのが、既に学んだこのキーワード。

 

お金は「信用」と繋がっている

 

クラウドファンディングをするということは、支援してくれる方の大切なお金をいただくということ。そのためには、カードゲームを作り、販売にチャレンジするこどもたち自身の真摯な気持ちと行動が、ご支援いただく方に対しての「信用」につながります。そんなやり取りをする中で、こどもたちはだんだんと気合いが乗ってきたようです。

 

よりいいカードゲームを作るべく奮闘!

 

さいごに

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今回のチャレンジは、自分たちが教室で学び発表したことをそれで終わりにせず、世の中に発信しよう!というまたとない機会です。

 

「サステナブル・ゲーム」で楽しく遊びながら、社会課題を知り、解決手段を考えてみる。それがサステナブルな未来をつくるヒントになる。

 

このプロジェクトを通じて、こどもたち自身が「自分たちでも世の中を少しでも変えることができる!」と実感してもらえたらと願っています。

 

まずは、このクラウドファンディングが第1歩となります。

どうぞ、みなさまの応援をよろしくお願いいたします!

 

 

プロジェクトメンバー

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常野崇(つねのたかし)

ネクスファ講師

 

社会課題はあまりに深刻で、どうすれば良いかわからなくなりがちですが、このゲームでは無茶なアイテムを手にそれを解決しなきゃならなくなることで、意外にできることは多いと言うことに気づかされます。大人こそ遊んで欲しいです。

 

鈴木宙夢(すずきひろむ)

ネクスファ塾部門講師・学童部門スタッフ


社会課題を知るだけでなく、どうすれば解決できるかを遊びながら考えられるのが、このゲームの魅力です!子供達の案を元に作ったカードゲームですが、とても面白いものになったと思っています。ぜひ、手にとってみてください!

 

 

竹田琢(たけだたく)

ネクスファ塾部門講師・学童部門スタッフ


遊びと学びが越境するネクスファらしい、楽しみながらSDGsについて考えることができるカードゲームです。 ネクスファの仲間になって、ぜひ一緒にプレイしましょう!

 

高橋凛(たかはしりん:りんぱぱ)

デザイナー


あそびながら、気がつくと大切なことを学んでいる。そんな時間が大好きです。
無邪気な発想がいっぱいのカードゲームなので、純粋に楽しくあそびましょう♪

 

 

 

資金のつかいみち

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今回、クラウドファンディングで集まった資金で、こどもたちの作ったカードゲームを製品化します。30人のこどもたちの力で、作った枚数は300枚以上!今回は初回盤ということで、60枚のカードを製品化します。

 

そのために必要なデザイン費、印刷代等に充てさせていただきます。

 

 

運営団体

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ネクスファ

WEBサイト

Facebookページ

 

 

プロジェクトの終了要項

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2019/8/31までに、カードゲームを200部作成したことをもって、プロジェクトを終了とする。

【デザイン】 
  決定予定日:2019/5/31 
  候補会社名称:クラウドソーシングで依頼予定 
  候補会社URL:なし

【印刷】 
  決定予定日:2019/5/25 
  候補会社名称:オズプリンティング 
  候補会社URL:http://www.ozp.jp/


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