カンボジア・シェムリアップの村にコオロギと胡椒の加工場を作りたい!
カンボジア・シェムリアップの村にコオロギと胡椒の加工場を作りたい!

支援総額

1,554,000

目標金額 1,500,000円

支援者
104人
募集終了日
2023年7月21日

    https://readyfor.jp/projects/nfc-kumae-kakouzyou?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2023年07月14日 22:49

活動ブログ③ なんやこれ。カチコチの土から始める農業

前回は活動を行う上でぶつかった壁でした。前回記事↓

 

https://kumae.net/posts/blogitsukinfckumae2

 

 

カンボジアで始める農業

 

村で価値を作る、やってみたいことを形にしてみるというテーマにて、

 

まず村で行ったのは農業です。

 

乾季の日射がモロあたり、雑草も少し、栄養も何もないカチコチの土から始める農業でした。

カン!

固った。笑

 

 

これがカンボジアで多種多様の野菜が生産されない理由だと感じました。気候的に無理やん。

オクラや空芯菜などは気候があっているので育ちます。

農業は環境に左右される。

カンボジアは自生するものは簡単なのですが、コントロールするには手間とコストがかかります。

乾季は干からび、雨季は嵐に毎日襲われるからです。

 

・干からびて、砂が固まっている地面を、なんとかしてに栄養ある腐葉土に変換しなければいけない。

・遮光をしなければならない。

・鶏がいるので荒らさないように柵を作らないといけない。

 

この3つをクリアしない限り、失敗することがわかっていました。

 

 

まずは柵作り。重い支柱を立て、竹を打ちつけたり、針金で柵を取り付けます。遮光カーテンを取り付けて外枠は完了です。

支柱を立てるために硬い地面から穴掘り。深さ1メートルはないと倒れます。

実際にこれが甘くて、村の活動で何度も倒れ失敗しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に土づくり。生まれて初めて土と向き合いました。たまに食べてました。おなか痛くなりますよ。

根本的に畑で良い土とはどういうものか?という問いの下、調べたり、何の要素が必要か考えて作りました。

 

ある程度の深さがなければ、根は張れません。頑張って掘って、水浸しにし、まずは柔らかくすることとしました。

その後に、米糠、籾殻、落ち葉、灰、毎日出る鶏糞、牛糞を混ぜて発酵させ、寝かせました。

 

 

しかしここからが失敗。掘り起こした土を早く被せ過ぎてしまい、水分が逃げれず嫌気性発酵をしてしまい、ハエが寄ってくるくらいの腐った粘土質の土になる始末。

 

くっさ。(笑)

 

 

 

『これじゃ育たない。』

 

でも養分はあったので、発酵の仕方を間違っていただけでした。

さらに空気の層を作ることができる籾殻を投入し、ひたすら鍬を入れ続け、混ぜることで空気を取り込み、好気性発酵を促しました。

 

結果、いい土が完成しました。

 

3日間くらい、朝から暗くなる一日中耕しました。

 

めげそうになるけど、何か楽しかった。いろんなこと考えながら、夢中になってました。

 

こんな作業一つでも、感じることがありました。

まず、

自分でやってみなければ見えてないことがあるなと感じました。ネットや文献をみて頭で考えてるだけではわからないことが多い。(僕はそれが苦手であまりできないので、必要。)

 

やってみることで知れること、学べること、自分の気持ちも、見えてくることがたくさんあります。

 

今回は土づくり一つで、生き物が育つ大変さ、楽しさ、必要なことを体で学ぶことができます。これは、何においても共通することだと思います。

 

まずはやってみること。NFC KUMAEが大事にしていることです。

 

 

また、

やりたいことするにはやりたくないこともたくさんしなきゃいけないなってその時にわかりやすく感じました。

ていうか、やりたいことなんてないかもしれないけど、この過程が面白くしてくれるんじゃないかと作業をしているうちに思いました。

 

泥だらけになりながら、手にまめができ、足を赤蟻に噛まれ傷だらけになりながら、時に立ちションしながら、実るかわからない畑の土をいじってる時間が気づかせてくれた数々。

 

『あ、そういうことか』

 

与えられた環境や、自分で決めたコトに、まずはがむしゃらに、もがいてみないと、何も始まらないんだろうな。今やってることがどう繋がるか、どんな意味を持てるか、スケールできるか、最初はわからない。最初から目に見える成果は見えない。

継続してみてわかってくるもの。

だから、最初から頭で意味や正解を求めても難しいや。

 

そんな人生観のようなことと同時に、腰痛すぎるやろと思いながら村を出る日々でした。

 

農業をした先

 

今回で言うと、カンボジアにはあまりない多種多様な野菜畑の実現という達成ゴールを想像することで、頑張れました。それが価値に変わるかもしれないから。

 

バナナペーパー工房のスタッフに手伝ってもらい、同じ要領で区画を増やし、より大きく野菜畑を作りました。

実際、ルッコラやらとうもろこし、ナス、オクラ、空芯菜、トマト、きゅうり、ウリなどなど、割と種類豊富な野菜を育てることはできました。

 

 

余談ですが、Stadium内を充実させるため、他にも作りました。

 

鶏の遊び場を作りました。

 

農園とお客さんスペースを分ける柵を拓弥さんと自前で作りました。

 

散水道システムも作り、効率的にしました。

 

当時一緒に活動していた将伍さんと共にキッチンスペースも作りました。

 

そこで村の人たちとパーティを行いました。

 

胡椒畑のため池修繕の土嚢積朝から夕方まで手伝ったりしました。

 

また、拓弥さんと一緒に、「村にこんなのあるの?」を作ろうという目的で、『パッションフルーツの壁』」という農業をしてみたりしました。

市内からパレット30個の木を台車に乗せて6日間かけてバイクで村に運び、スタジアム内に搬入し、パレットをつなぎ合わせて壁を作りました。花壇も作り、重いバケツに土を入れて何往復もして土壌を作り、パッションフルーツの苗を植えました。腰が砕けました。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部身体を動かす事だらけ。(笑)

そんな感じで3,4か月、ひたすら毎日体を動かし、何か作ることに向かいました。

 

まずは自己満ですが、

 

やれた

 

その感覚はありつつも、、、

 

話を戻すと、始めてみた農業に関して、僕がやる意味、僕らしさが探しても出てこないことに気づきました。

KumaeStadium公式LINEを立ち上げ、クローズドで発信をしてお客さんを獲得しようと試みていました。価値として誰かに届けるためです。

しかし、特別な想いや好きなストーリーがあるわけでもなければ、

無農薬の野菜を作って売るというプロセスに、魅力と、自分自身があまりワクワク感がなかったのです。

 

「村から価値を作る」という目標のもと、農業と元々いる鶏たちの世話をする日々でしたが、

2つの気づきとともに、少し路線変更していきます。

 

 

『よし、野菜は養鶏に繋がればいっか。』

 

今となっては、畑をしていた区画は全部養鶏場になりました。(笑)

要するに、野菜販売の試み、農業でのチャレンジはやめました。

 

 

ここからは時系列では書けないですが、

 

次回は養鶏についてです!

リターン

3,000+システム利用料


プロジェクト応援①

プロジェクト応援①

応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

5,000+システム利用料


alt

NFC KUMAE応援セット

●NFC KUMAEのサポーターである証の8nanarsステッカーと8nanarsTシャツを送らせていただきます。

●応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

3,000+システム利用料


プロジェクト応援①

プロジェクト応援①

応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
23
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

5,000+システム利用料


alt

NFC KUMAE応援セット

●NFC KUMAEのサポーターである証の8nanarsステッカーと8nanarsTシャツを送らせていただきます。

●応援の感謝を込めて、お礼のメールを送らせていただきます。

申込数
37
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月
1 ~ 1/ 12

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る