皆さんこんにちは。IVY事務局の小笠原です。

今日までに皆さんから頂いたご支援は、58.5万円!あと1.5万円で、目標金額の30% 60万円に到達できます。このメッセージを読んでくださっている皆さんが頼りです!ご支援、そしてFacebookシェアでの応援をどうかよろしくお願いいたします。

今日までにご支援くださった55人の皆様、ご支援本当にありがとうございました。

 

さて、先週からお届けしているイラク事務所スタッフのメッセージも、最後の1人となりました。

今日は、ミリンからのメッセージをお届けします。

 

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皆さん初めまして、私はミリンと申します。

 

2017年12月からIVYイラク事務所で働きはじめ、同僚のワシームと同じく、着任したての初仕事が、イラク避難民キャンプで避難生活を続ける人たちへ、冬物コートを届けることでした。

当時ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

続けてきたからこそ見えてきた、必要な支援

 

IVYが行ってきた衣料支援は、昨年でなんと5回目。その都度、人々のニーズを丁寧に聞き取りながら支援を行ってきました。

昨年の特徴は、なんといっても特大サイズの冬物衣料を配布したことです。

「どれどれ、私が試着してみよう」とサイズ感を確かめるシーラン

 

アジアの人たちと比べると、少し大柄なイラクの私たち。日本からいただく衣類だとサイズが小さく、少し窮屈に感じることもあります。本当に必要とされている物を届けたい。

そこでIVYでは2L、3Lサイズの衣類を600着調達し、全部で7,800着のコートを避難民の人たちへ届けることができました。

 

衣料配布支援の順番を待つ人たちと、それを見守る観衆​​​​

 

ショックが原動力に

イラク事務所スタッフのシーラン、ワシームと一緒に、初めてT村を訪れた日、私は大きなショックを受けました。

 

それは、空爆でボロボロに壊れた学校を目にした時。4年前までこの学校に通ってきていた子どもたちが、この校舎をどんな思いで見つめてるのだろう…子どもたちの気持ちを想像するとやるせない思いでした。

 

となり村の小学校へ通っているとはいえ、大きな高速道路を身体の小さい子どもたちが横断するには、危険と恐怖が伴います。

私たちが訪れた時も、高速道路はひっきりなしに車やトラックが行き交っていました

 

この状況をなんとかしたい…スタッフ3人の中に共通の思いがこみ上げてきました。

この時のショックが私たちの原動力となって、今の学校建設プロジェクト実施に向けて動き出したのです。

 

建設工事が行われている現場の向こうには、未だに壊れたままの家屋があります

 

 

補修校で身についたこと

 

IVYでは、イラクで今まで4つの新しい学校をつくってきましたが、正式な学校を作る前に、かならず「補習校」を開いてきました。

 

急に学校だけ建てても、新しく学校ができたという情報はなかなかすぐには伝わらないかもしれません。また、しばらく学校に来ていなかった子どもたちは、勉強についていけるか不安で、来てくれないかもしれません。

 

そのため、学校ができる!ことを地域に知らせる時間と、子どもたちが授業の遅れを取り戻すためのおさらいの時間を取るため、6月から8月の3か月間くらいを、「補習校」の期間にしています。

 

このT村でも同じように、補習校を開きました。

 

T村に開いた、IVYの補習校には、避難生活を続ける間、住む場所を転々としてきたために、勉強が途切れ途切れになってしまい、基礎的な学力が身についていない子どもたちも大勢います。

 

でも、IVYの補習校に通い、家に帰ってから宿題をこなし、予習復習を繰り返した結果、子どもたちが遅れを取り戻し、ぐんぐん伸びています!

その他にも、友達と教え合ったり、前へ出て発表したりしたことで、自信をもって授業に参加するようになっています。

 

前に出て答えるのが子どもたちの楽しみす
子どもたちの学力を伸ばすにはどうしたらいいか、職員会議で先生方と話し合います

 

継続して学べる場所があること

 

補習校として借りた、ふつうの民家は、学校が建っている場所と、道路をはさんで、向かい側にあります。

 

だから、子どもたちは、毎日、補習校に通いながら、新しい学校が出来上がってくるようすを、ながめてきました。

 

土台が完成し、柱が立てられ…工事が進んでいく様子を眺める子どもたちは、「これからはずっと勉強ができるんだ!」と、安心して学べる喜びと、ワクワク感でいっぱいです。

 

登下校時、新しい学校の建設現場前を通って工事の進み具合を見ていく子どももいます

 

 

誰もが教育を受けられるように

 

私は幸いなことに、自分がやりたい仕事に就いています。

 

それは幼い頃から学校へ通い、勉強を続けてこられたからこそ、今の自分に繋がっている、と思っています。

 

教育で得た知識は、他の誰かが決して奪うことはできず、その子どもの力となり、その子が未来を生き抜いていく、大きな支えになります。

 

だからこそ、どこの国に生まれても、どんな環境に置かれていても、子どもには教育を受ける権利がある。

 

T村の子どもたちが、学ぶ権利を再び手にできるように、、皆さんの力を貸してください。

 

IVYイラク事務所

ミリン・ファーディル・マンスーリー

 

私の同僚であるシーランワシームからのメッセージもぜひお読みください。

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